2017年プレスリリース
TOYOTA GAZOO Racing、2017年の活動計画を発表
TOYOTA GAZOO Racingは、2017年の活動計画を発表した。
トヨタ自動車(株)はモータースポーツ活動をクルマの持つ「夢」や「感動」をお客様にもたらす大切なものと位置づけ、TOYOTA GAZOO Racingの傘のもとで、「もっといいクルマづくり」に向け、人を鍛え、クルマを鍛える活動に取り組むと共に、クルマファン層を広げる活動まで一貫して取り組んでいく。
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モナコのカジノ広場での記念撮影
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厳しい山岳路を走行するヤリスWRC(#10)
「FIA世界ラリー選手権(WRC)」には、ヤリスWRC(日本名ヴィッツ)で、18年ぶりに復帰した。さらに、「FIA世界耐久選手権(WEC)」、「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」、「全日本ラリー選手権」には、チーム名 “TOYOTA GAZOO Racing” で参戦する。WECでは、東富士研究所で開発されたハイブリッドシステムを搭載した改良型「TS050 HYBRID」を投入するとともに、第2戦スパ及び第3戦ル・マンには3台体制で参戦し、「ル・マン24時間レース」初優勝と年間タイトル獲得を目指す。参戦11年目となる「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」は、「人づくり」の原点に立ち返り、LEXUS RCで参戦する。
米国では、引き続き「NASCAR」に参戦すると共に、南米「ダカールラリー」に参戦するトヨタ車体(株)を支援していく。また、今シーズンよりLEXUS RC F GT3を米国および日本に供給する。
国内では「SUPER GT」に新たにLEXUS LC500を投入し、「スーパーフォーミュラ」と合わせてシーズン連覇を目指す。
世界や日本で活躍できるドライバーを育成するためのプログラムとして、ラリーでは「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラム」、レースでは「TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)」を行っていく。
より多くの人々にクルマの楽しさを味わっていただき、もっとクルマを好きになっていただくことにも積極的に取り組んでいく。お客様自らが参加し楽しめる「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」、「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race」や「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ」の開催をはじめとして、サーキット等でのイベント開催、全国販売店と連携した体感イベントの開催を推進していく。女性にモータースポーツを身近に感じ楽しんでいただくための「TOYOTA GAZOO Racing WOMAN」も引き続き推進する。また、レース、ラリーやイベントの情報からレース、ラリーでの経験を活かして商品化した「GRMN」等の情報まで、WebやSNSを通じてきめ細かく発信していく。
今後も、TOYOTA GAZOO Racingはトヨタ関連会社とともに、モータースポーツ活動を通じて、「もっといいクルマづくり」を進めていくと共に、クルマ好きの気持ちにもっと応えていき、「クルマファンの拡大」につなげていく。
【活動および支援計画概要】
1) FIA世界ラリー選手権(WRC)
- ラリーは、TOYOTA GAZOO Racingの「もっといいクルマづくり」を推進するための最高の舞台のひとつであるという考えのもと、今シーズンから18年ぶりに復帰した。
- 参戦車両はトミ・マキネン代表のもと、フィンランドを拠点に開発したヤリスWRC (日本名ヴィッツ)。搭載するエンジンはTMG(Toyota Motorsport G.m.b.H)にて開発した1.6L直噴ターボエンジンGI4A。
チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing WRT(WRT:World Rally Team) |
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チーム総代表 | 豊田 章男 |
チーム代表 | トミ・マキネン(Tommi Mäkinen フィンランド) |
車両 | Yaris WRC(全長 4,085mm; 全幅 1,875mm) |
エンジン | GI4A(1.6L直噴ターボ 最高出力380馬力以上) |
タイヤ | ミシュラン製 |
No. | ドライバー/コ・ドライバー | |
---|---|---|
10 | ドライバー | ヤリ‐マティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala フィンランド) |
コ・ドライバー | ミーカ・アンティラ(Miikka Anttila フィンランド) | |
11 | ドライバー | ユホ・ハンニネン(Juho Hänninen フィンランド) |
コ・ドライバー | カイ・リンドストローム(Kaj Lindström フィンランド) |
2) FIA世界耐久選手権(WEC)
- 2012年より開催されているFIA 公認 の世界耐久選手権。
- ル・マン24時間レースは第3戦(6月17・18日)、富士6時間レースは第7戦(10月15日)として開催。
- トヨタは、TMGを本拠にTOYOTA GAZOO Racingとして、改良型「TS050 HYBRID」で参戦予定。
- 第2戦スパ、第3戦ル・マンには3台体制で、他の7戦には2台でエントリー申請中。
- 日本の東富士研究所で開発されたTHS-R(TOYOTA Hybrid System- Racing)は、これまでの四輪回生/力行システムを踏襲しつつ、エンジン、モーター/ジェネレーター、バッテリーの全てを大幅に進化させて臨む。また、この活動で得られたハイブリッド技術は、量産ハイブリッド車へと活かされる。
- ドライバーは、S.ブエミ、A.デビッドソン、中嶋一貴及びM.コンウェイ、小林可夢偉に新たにJ.M.ロペスを加えた組合せでWEC全戦に出場予定。 第2戦スパ、第3戦ル・マンには、S.サラザン他2名(未定)も出場予定。
- タイヤはミシュラン製を使用。
チーム名 | 車両 | No. | ドライバー |
---|---|---|---|
TOYOTA GAZOO Racing | TS050 HYBRID | TBD | セバスチャン・ブエミ(Sébastien Buemi スイス) |
アンソニー・デビッドソン(Anthony Davidson イギリス) | |||
中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本) | |||
TBD | マイク・コンウェイ(Mike Conway イギリス) | ||
小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本) | |||
ホセ・マリア・ロペス(José María López アルゼンチン) | |||
TBD | ステファン・サラザン(Stéphane Sarrazin フランス) | ||
TBD | |||
TBD |
3) ニュルブルクリンク24時間耐久レース
- ニュルブルクリンク24時間耐久レースはTOYOTA GAZOO Racingの「もっといいクルマづくり」に向けた活動の原点。今年もこのレースへの挑戦を通じて、人とクルマを鍛えていく。 第45回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(正式名称45. ADAC Zurich 24h-Rennen)は2017年5月25日(木)~28日(日)に開催される。
- 2017年はLEXUS RC(3年目)1台での参戦。参戦11年目となる今年は、「人づくり」の原点に立ち返り、チーム一丸となって昨年からの改善と、更なる性能向上に取り組む。
チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing | |
---|---|---|
車両/クラス | LEXUS RC / SP3T(予定) | |
主な仕様 | エンジン | 2.0L ターボ |
トランスミッション | オートマチックトランスミッション | |
タイヤ | ブリヂストン | |
ドライバー | 井口 卓人(Takuto Iguchi 日本) | |
松井 孝允(Takamitsu Matsui 日本) | ||
蒲生 尚弥(Naoya Gamo 日本) | ||
社員ドライバー(TBD) |
4) NASCAR
- 米国トヨタ自動車販売(株)およびTRD‐USA Inc.を通じ、引き続きNASCARのナショナルシリーズ全てに参戦する。
- モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズには新型トヨタ カムリを、NASCAR・エクスフィニティ・シリーズおよびNASCAR・キャンピング・ワールド・トラック・シリーズにはそれぞれ昨年に引き続き、トヨタ カムリ、トヨタ タンドラを投入する。
- タイヤは全カテゴリー グッドイヤー製を使用。
チーム名 | No. | ドライバー |
---|---|---|
ジョー・ギブス・レーシング (Joe Gibbs Racing) |
11 | デニー・ハムリン(Denny Hamlin 米国) |
18 | カイル・ブッシュ(Kyle Busch米国) | |
19 | ダニエル・スワレツ(Daniel Suarez メキシコ) | |
20 | マット・ケンゼス(Matt Kenseth米国) | |
ファーニチャー・ロー・レーシング (Furniture Row Racing) |
77 | エリック・ジョーンズ(Erik Jones米国) |
78 | マーティン・トゥルーエクス・Jr.(Martin Truex Jr. 米国) |
5) 米国IMSA WeatherTech SportsCar Championship
- 米国トヨタ自動車販売(株)を通じ、米国IMSA WeatherTech SportsCar ChampionshipシリーズGTDクラスに参戦する3GT Racingに、LEXUS RC F GT3を2台供給する。
- タイヤはコンチネンタル製を使用。
チーム名 | No. | ドライバー |
---|---|---|
スリージーティーレーシング (3GT Racing) |
14 | スコット・プルエット(Scott Pruett 米国) |
セージ・カラム(Sage Karam 米国) | ||
15 | ジャック・ホークスワース(Jack Hawksworth 英国) | |
ロバート・アロン(Robert Alon 米国) |
6) ダカールラリー
- トヨタ ランドクルーザー200で参戦するトヨタ車体(株)のラリーチームであるTeam Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY (TLC)を支援する。
- 本年1月に行なわれた「ダカールラリー2017」では、327号車が市販車部門で4連覇を果たし、332号車も2位でワン・ツーフィニッシュを達成した。
車両 | ドライバー/コ・ドライバー | 市販車部門*1 順位 |
ディーゼルクラス*2 順位 |
総合 順位 |
|
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1号車 (ゼッケン327) |
ドライバー | クリスチャン・ラヴィエル (Christian Lavieille フランス) |
1位 | 1位 | 23位 |
コ・ドライバー | ジャン・ピエール・ギャルサン (Jean Pierre Garcin フランス) |
||||
2号車 (ゼッケン332) |
ドライバー | 三浦 昂(Akira Miura 日本)*3 | 2位 | 2位 | 24位 |
コ・ドライバー | ローラン・リシトロイシター (Laurent Lichtleuchter フランス) |
- *1 市販車部門(ガソリンクラスとディーゼルクラスを合わせたカテゴリー)
- *2 TLCは、市販車部門ディーゼルクラスに参戦
- *3 トヨタ車体(株)従業員ドライバー(総務部広報室)
7) SUPER GT
① GT500クラス
- 国内レースのトップカテゴリー。
- 2017年は、新たに採用される技術規則に合致した新型LEXUS LC500を投入。
- LEXUS GAZOO Racingとして、TRDを通じ6チーム・6台に支援を行う。
クラス | チーム名 | 車両名 | No. | ドライバー | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|
GT 500 |
レクサス チーム サード (LEXUS TEAM SARD) |
DENSO KOBELCO SARD LC500 | 1 | ヘイキ・コバライネン (Heikki Kovalainen フィンランド) |
BS |
平手 晃平 (Kohei Hirate 日本) |
|||||
レクサス チーム ルマン ワコーズ (LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S) |
WAKO’S 4CR LC500 | 6 | 大嶋 和也 (Kazuya Oshima 日本) |
BS | |
アンドレア・カルダレッリ (Andrea Caldarelli イタリア) |
|||||
レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
WedsSport ADVAN LC500 | 19 | 関口 雄飛 (Yuhi Sekiguchi 日本) |
YH | |
国本 雄資 (Yuji Kunimoto 日本) |
|||||
レクサス チーム エーユー トムス (LEXUS TEAM au TOM'S) |
au TOM’S LC500 | 36 | 中嶋 一貴 (Kazuki Nakajima 日本) |
BS | |
ジェームス・ロシター (James Rossiter イギリス) |
|||||
レクサス チーム キーパー トムス (LEXUS TEAM KeePer TOM'S) |
KeePer TOM'S LC500 | 37 | 平川 亮 (Ryo Hirakawa 日本) |
BS | |
ニック・キャシディ (Nick Cassidy ニュージーランド) |
|||||
レクサス チーム ゼント セルモ (LEXUS TEAM ZENT CERUMO) |
ZENT CERUMO LC500 | 38 | 立川 祐路 (Yuji Tachikawa 日本) |
BS | |
石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura 日本) |
- タイヤ=BS:ブリヂストン、YH:横浜ゴム
② GT300クラス
- GT300クラスには、ハイブリッドシステムを搭載するトヨタプリウスに加え、新型LEXUS RC F GT3が2台参戦する。
クラス | チーム名 | 車両名 | No. | ドライバー | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|
GT 300 |
エー・ピー・アール(apr) | TOYOTA PRIUS apr GT | 30 | 永井 宏明 (Hiroaki Nagai 日本) |
YH |
佐々木 孝太 (Kota Sasaki 日本) |
|||||
TOYOTA PRIUS apr GT | 31 | 嵯峨 宏紀 (Koki Saga 日本) |
BS | ||
久保 凜太郎 (Rintaro Kubo 日本) |
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エルエム コルサ(LM corsa) | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 | 51 | 中山 雄一 (Yuichi Nakayama 日本) |
BS | |
坪井 翔 (Sho Tsuboi 日本) |
|||||
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 | 60 | 飯田 章 (Akira Iida 日本) |
YH | ||
吉本 大樹 (Hiroki Yoshimoto 日本) |
- タイヤ=BS:ブリヂストン、YH:横浜ゴム
8) 全日本スーパーフォーミュラ選手権
- 国内フォーミュラレースのトップカテゴリー。
- TRDを通じ、直列4気筒2リッター直噴ガソリンターボエンジン(RI4A)を6チーム11台に供給する。
- タイヤは、横浜ゴム製のワンメイク。
チーム名 | No. | ドライバー |
---|---|---|
ピーエムユーセルモインギング (P.MU/CERUMO・INGING) |
1 | 国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本) |
2 | 石浦 宏明(Hiroaki Ishiura 日本) | |
コンドー レーシング (KONDO RACING) |
3 | ニック・キャシディ(Nick Cassidy ニュージーランド) |
4 | 山下 健太(Kenta Yamashita 日本) | |
スノコ チーム ルマン (SUNOCO TEAM LEMANS) |
7 | TBD |
8 | 大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本) | |
ケーシーエムジー(KCMG) | 18 | 小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本) |
イトウチュウ エネクス チーム インパル (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) |
19 | 関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本) |
20 | ヤン・マーデンボロー(Jann Mardenborough イギリス) | |
バンテリン チーム トムス (VANTELIN TEAM TOM’S) |
36 | アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer ドイツ) |
37 | 中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本) |
9) 全日本ラリー選手権
- TOYOTA GAZOO Racingは国内最高峰のラリー選手権に参戦し「もっといいクルマづくり」に向けて人とクルマを鍛えていく。
- 参戦車両は “TGR Vitz CVT”。スポーツ制御されたCVT*を実戦に投入し、CVTのモータースポーツにおける可能性を追求。
- トヨタ社員がエンジニアおよびメカニックとして、車両製作からレース参戦まで一貫して参画。
-
- * CVT(自動無段変速機)
チーム名 | 参戦車両 | ドライバー/コ・ドライバー | エンジニア・メカニック |
---|---|---|---|
TOYOTA GAZOO Racing | TGR Vitz CVT | 大倉 聡(Satoshi Okura) / 豊田 耕司(Koji Toyota) | トヨタ社員 |
10) 参加型モータースポーツ
「クルマを操る」「クルマで走りを楽しむ」といったクルマ本来の魅力を楽しんでいただく場を、全国の地域やサーキット等と連携し提供。レース、ラリー両方の分野で参加型モータースポーツへの挑戦を目指す方々に向けた支援を充実させる。
① TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race
- 主管:トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)
- 2013年にスタートした86/BRZ Raceは、TOYOTA「86Racing」とSUBARU BRZ「RA Racing」だけで競うワンメイクレース。2015年より“プロフェッショナルシリーズ”と“クラブマンシリーズ”の2シリーズ制を導入している。“プロフェッショナルシリーズ”は、スーパーGTやスーパーフォーミュラに参戦経験のあるプロドライバーも多数参加している。“クラブマンシリーズ”は、プロ認定ドライバーは参加出来ず、アマチュアドライバーのみで腕を競い合う。
- 2017年も、全国7つのサーキットで9大会を両シリーズ同時開催する。
- 今期より、更に参加しやすい環境を整える為“あいおいニッセイ同和損害保険(株)”の協力のもと、専用の自動車保険を用意した。
月 | 日 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|---|
Rd.1 | 4 | 1-2 | ツインリンクもてぎ | スーパー耐久 |
Rd.2 | 5 | 7 | オートポリス | ゴールドカップ |
Rd.3 | 6 | 3-4 | 富士スピードウェイ | ワンメイク祭り |
Rd.4 | 7 | 1-2 | 岡山国際サーキット | チャレンジカップ |
Rd.5* | 29-30 | 十勝スピードウェイ | クラブマンカップ | |
Rd.6 | 9 | 1-2 | 富士スピードウェイ | スーパー耐久 |
Rd.7 | 10 | 9/30-1 | スポーツランドSUGO | チャンピオンカップ |
Rd.8 | 21-22 | 鈴鹿サーキット | スーパーフォーミュラ | |
Rd.9 | 未定 | 未定 | 未定 | TGRF |
- * 2レース(Wヘッダー)開催
② TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race
- 主管:トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)
- Netz Cup Vitz Raceは、ヴィッツ「RS Racing」と国内Aライセンスがあれば誰でも参加することができるアマチュアレース。2000年にスタートし、2017年には開催18年目を迎える。全国各地で開催され、参加者の半数がビギナーレーサーで女性の参加者も多い。2017年も、北海道・東北・関東・関西・西日本の5地区7サーキットで全17戦とTGRFでGrand Final戦を開催する。
[TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 開催日程]
月 | 日 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|---|
Rd.1 | 5 | 21 | 十勝スピードウェイ | クラブマンカップ |
Rd.2 | 7 | 30 | 十勝スピードウェイ | クラブマンカップ |
Rd.3* | 10 | 15 | 十勝スピードウェイ | クラブマンカップ |
月 | 日 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|---|
Rd.1 | 6 | 18 | ツインリンクもてぎ | チャンピオンカップ |
Rd.2 | 7 | 22-23 | スポーツランドSUGO | スーパーGT |
Rd.3* | 9/30‐10/1 | スポーツランドSUGO | チャンピオンカップ |
月 | 日 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|---|
Rd.1 | 4 | 15-16 | 富士スピードウェイ | チャンピオンレース |
Rd.2 | 6 | 3-4 | 富士スピードウェイ | ワンメイク祭り |
Rd.3 | 8 | 5-6 | 富士スピードウェイ | スーパーGT |
Rd.4 | 9 | 2 | 富士スピードウェイ | スーパー耐久 |
月 | 日 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|---|
Rd.1 | 4 | 23 | 岡山国際サーキット | チャレンジカップ |
Rd.2 | 7 | 1-2 | 岡山国際サーキット | チャレンジカップ |
Rd.3 | 9 | 24 | 鈴鹿サーキット | GSSジャンボリー |
Rd.4 | 10 | 21-22 | 鈴鹿サーキット | スーパーフォーミュラ |
月 | 日 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|---|
Rd.1 | 5 | 7 | オートポリス | ゴールドカップ |
Rd.2 | 7 | 15 | オートポリス | スーパー耐久 |
Rd.3* | 8 | 27 | オートポリス | ゴールドカップ |
月 | 日 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|---|
Grand Final | 未定 | 未定 | 未定 | TGRF |
- * 2レース(Wヘッダー)開催
③ TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ
- 主管:TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ事務局
- 初めてラリー参戦する方に適した競技で、手軽にエントリーできる日曜日だけのワンデイラリー。
国内Bライセンスがあれば誰でも参加可能というエントリーのしやすさが魅力で、多くの方に参加いただけるよう全国各地で全12戦を開催。
[TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ 開催日程]
月 | 日 | 場所 | オリジナル戦*1/カップ戦*2 | |
---|---|---|---|---|
Rd.3 | 4 | 23 | 木曽(長野県) | カップ戦 |
Rd.5 | 6 | 18 | 陸別(北海道) | カップ戦 |
Rd.6 | 7 | 16 | 弘前(青森県) | カップ戦 |
Rd.7 | 8 | 6 | 渋川(群馬県) | オリジナル戦 |
Rd.9 | 9 | 10 | 福島(福島県) | オリジナル戦 |
月 | 日 | 場所 | オリジナル戦*1/カップ戦*2 | |
---|---|---|---|---|
Rd.1 | 4 | 2 | 富士山すその(静岡県) | オリジナル戦 |
Rd.2 | 4 | 9 | 唐津(佐賀県) | カップ戦 |
Rd.4 | 6 | 4 | 恐竜 勝山(福井県) | オリジナル戦 |
Rd.8 | 8 | 27 | 丹後半島(京都府) | カップ戦 |
Rd.10 | 10 | 8 | 高岡 万葉(富山県) | カップ戦 |
Rd.11 | 10 | 22 | 四国(高知県) | カップ戦 |
月 | 日 | 場所 | オリジナル戦*1/カップ戦*2 | |
---|---|---|---|---|
Rd.12 | 11 | 5 | 新城(愛知県) | カップ戦 |
- *1 オリジナル戦:TOYOTA GAZOO Racing による単独開催
- *2 カップ戦:全日本ラリー、地区戦などに併催しての開催
④ TOYOTA GAZOO Racing Waku-Doki ドライビング!サーキットを走ろう! / TOYOTA GAZOO Racing SPORT DRIVING LESSON
- クルマの「走る」、「曲がる」、「止まる」の基本操作から、よりハイレベルで実戦的なドライビングテクニックまで、自分のレベルに合わせて学べるレッスンプログラムを今年も開催。
- スポーツ走行初心者向けの「サーキットを走ろう!」は全国各地のサーキットで14回開催。
- スポーツ走行の更なる上達や、ワンメイクレース・ラリーなどへの参戦を目指すお客様のためのステップアッププログラムとして、「スポーツドライビングレッスン」も、全国のサーキットで9回開催。
- また、東京お台場にある メガウェブではフルブレーキやスラローム走行などを体験できるプログラムを開催し、より手軽にモー タースポーツ体験ができる。
- フルブレーキ/スラローム体験
クルマの「走る」、「曲がる」、「止まる」に伴う挙動が体感できるプログラム - サーキットを走ろう!
本格的なサーキット走行体験プログラム - スポーツドライビングレッスン
Netz Cup Vitz Race、86/BRZ Race参戦などに向けたステップアップのためのレッスンプログラム
「ワクドキ ドライビング!フルブレーキ/スラローム体験」は、メガウェブでの随時開催
日程は、メガウェブのホームページ参照。http://www.megaweb.gr.jp/article/wakudoki_driving/
[ワクドキ ドライビング!サーキットを走ろう!、スポーツドライビングレッスン開催日程]
時期 | 場所 | 内容 |
---|---|---|
4月18日(火) | 岡山国際サーキット | b |
5月9日(火) | 富士スピードウェイ(モビリタ) | b |
5月15日(月) | 富士スピードウェイ | c |
5月20日(土) | ツインリンクもてぎ | b |
6月6日(火) | 筑波サーキット | b |
6月20日(火) | 岡山国際サーキット | c |
6月24日(土) | TSタカタサーキット | b |
7月8日(土) | スポーツランドSUGO | b |
7月30日(日) | 阿讃サーキット | b |
8月11日(金) | 日本海間瀬サーキット | b |
8月28日(月) | 富士スピードウェイ(ショート) | b |
8月29日(火) | 富士スピードウェイ | c |
時期 | 場所 | 内容 |
---|---|---|
9月8日(金) | スポーツランドSUGO | c |
9月16日(土) | エビスサーキット | b |
9月18日(月) | 十勝スピードウェイ | b |
10月17日(火) | 鈴鹿サーキット | b |
10月31日(火) | 筑波サーキット | c |
11月2日(木) | ツインリンクもてぎ | c |
11月17日(金) | 鈴鹿サーキット | c |
調整中 | オートポリス(1回目) | b |
調整中 | オートポリス(2回目) | b |
調整中 | オートポリス(1回目) | c |
調整中 | オートポリス(2回目) | c |
11) ドライバー育成
① TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム
- 世界を舞台に活躍できる若手ラリードライバーの育成を目的とし、2015年より開始したプログラム。
- 2015年のオーディションで選ばれ、欧州での参戦・トレーニングを行ってきた勝田・新井両選手が、本年もトミ・マキネン氏の協力のもと、欧州での活動を継続する。2017年はR5車両でのWRC2クラスの参戦を中心に14戦に出場し、実戦を通して世界に通用する技術とメンタルを鍛えていく。
ドライバー | コ・ドライバー |
---|---|
勝田 貴元(Takamoto Katsuta 日本) | マルコ・サルミネン(Marko Salminen フィンランド) |
新井 大輝(Hiroki Arai 日本) | グレン・マクニール(Glenn MacNeall オーストラリア) |
- 2017年より、コ・ドライバーの育成も開始する。
- 全日本ラリー選手権で4年連続チャンピオンという経歴を持ち、これまでTOYOTA GAZOO Racingと共に日本国内でのラリー競技の盛り上げにも貢献してきた足立さやか選手が、更なるステップアップを目指し、フィンランド国内選手権へシリーズ参戦する。
ドライバー | コ・ドライバー |
---|---|
ヤルッコ・ニカラ(Jarkko Nikara フィンランド) | 足立 さやか(Sayaka Adachi 日本) |
② TDP (トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)
- 世界および日本のトップカテゴリーで活躍できるレーシングドライバーの育成を目的としたプログラム。
- 才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムを展開。
- 平川選手が引き続きEuropean Le Mansシリーズに参戦予定。
- 昨年FIA-F4でチャンピオンとなった宮田選手が、全日本F3にステップアップし参戦。
ドライバー | カテゴリー | チーム名 | 備考・昨年の戦績 |
---|---|---|---|
平川 亮 (Ryo Hirakawa) |
SUPER GT (GT500) | レクサス チーム キーパー トムス (LEXUS TEAM KeePer TOM'S) |
|
European Le Mans Series | TBD | ||
山下 健太 (Kenta Yamashita) |
全日本スーパー フォーミュラ選手権 |
コンドー レーシング (KONDO RACING) |
|
SUPER GT (GT300) | ビバック チーム ツチヤ (VivaC team TSUCHIYA) |
||
坪井 翔 (Sho Tsuboi) |
全日本F3選手権 | チーム トムス (TEAM TOM'S) |
|
SUPER GT (GT300) | エルエム コルサ (LM corsa) |
||
宮田 莉朋 (Ritomo Miyata) |
全日本F3選手権 | チーム トムス (TEAM TOM'S) |
|
国内FIA-F4選手権 | トムススピリット (TOM'S SPIRIT) |
ドライバー | カテゴリー | チーム名 |
---|---|---|
中嶋 一貴 (Kazuki Nakajima) |
FIA世界耐久選手権 (WEC) | トヨタガズーレーシング (TOYOTA GAZOO Racing) |
SUPER GT (GT500) | レクサス チーム エーユー トムス (LEXUS TEAM au TOM'S) |
|
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | バンテリン チーム トムス (VANTELIN TEAM TOM'S) |
|
小林 可夢偉 (Kamui Kobayashi) |
FIA世界耐久選手権 (WEC) | トヨタガズーレーシング (TOYOTA GAZOO Racing) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | ケーシーエムジー (KCMG) |
|
石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura) |
SUPER GT (GT500) | レクサス チーム ゼント セルモ (LEXUS TEAM ZENT CERUMO) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | ピーエムユーセルモインギング (P.MU/CERUMO・INGING) |
|
平手 晃平 (Kohei Hirate) |
SUPER GT (GT500) | レクサス チーム サード (LEXUS TEAM SARD) |
大嶋 和也 (Kazuya Oshima) |
SUPER GT (GT500) | レクサス チーム ルマン ワコーズ (LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | スノコ チーム ルマン (SUNOCO TEAM LEMANS) |
|
国本 雄資 (Yuji Kunimoto) |
SUPER GT (GT500) | レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | ピーエムユーセルモインギング (P.MU/CERUMO・INGING) |
|
中山 雄一 (Yuichi Nakayama) |
SUPER GT (GT300) | エルエム コルサ (LM corsa) |
- (ドライバーの国籍は全て日本)
■FTRS (フォーミュラトヨタ・レーシングスクール)
- 世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの発掘・育成と正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目的に実施。
- 本コース受講者の中から、優秀で将来性の見込めるドライバーに対し次年度以降のレース参戦の 支援を行っていく予定。
【2017年 FTRS実施日程は未定】
■国内FIA-F4選手権
- エントリークラス フォーミュラ・カテゴリーとして開催される国内FIA-F4選手権シリーズに参戦する若手ドライバーを支援。
- 7大会14戦開催予定。
12) 5大陸走破プロジェクト
- 2014年に「豪州走破プロジェクト」からスタートした5大陸走破プロジェクトは、モータースポーツ活動の思想を根幹とした「TOYOTA GAZOO Racing」の傘の下、従業員自らが世界中の多種多様な道を走行し、その体験を通じてテストコースでは得られない「もっといいクルマづくり」と、それを支える「人づくり」に取り組む活動。東京五輪開催の2020年を一つのマイルストーンとして継続的な活動を実施している。
- 2015年の北米に続き、2016年は南米大陸で実施。日本と現地事業体の従業員約110名が計7ヵ国、約20,000kmの道を走破。南米ならではの熱帯の泥濘路や標高5,000mを超える高地山岳路のほか、ダカール・ラリーのコースにもなっている砂丘などでも走行を実施。
- 第4弾となる今年は、欧州大陸を走破予定。計20ヵ国以上、約20,000kmの走行をおよそ3ヵ月にわたり実施予定。多様な文化や風土を感じながら、アウトバーンでの高速走行や石畳の市街地、山岳地など、様々な道を走破する中で、自動車文化発祥の地であり、自動車先進国である欧州で、今年も「もっといいクルマづくり」に繋がるものを学んでいく。
実施年 | 走破大陸 | 走破距離 | 走破日数 |
---|---|---|---|
2014年 | 豪州 | 約20,000km | 72日間 |
2015年 | 北米 | 約28,000km | 109日間 |
2016年 | 南米 | 約20,000km | 84日間 |
2017年 | 欧州 | 約20,000km(予定) | 約3ヵ月間(予定) |
13) クルマ好き・クルマファンとの交流の場づくり
- 実物のクルマを前に、クルマ好き同士がクルマの夢や希望、楽しさについて語り合う場所や機会を広げる取り組みを推進する。
① 「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」
- レースカーから自慢の愛車まで、様々なクルマが集うクルマ好き、クルマファンの祭典。本年も開催を予定。
② 「TOYOTA GAZOO Racing Park」
- クルマファンの裾野拡大を目指し、「子供から大人まで、クルマを楽しめること」をコンセプトに、モータースポーツの魅力を取り入れたコンテンツを取りそろえたイベントを開催する。
③ 「TOYOTA GAZOO Racing WOMAN」
- 女性にモータースポーツを身近に感じ、楽しんでもらいたい、またモータースポーツに挑戦する女性を応援したいという想いで立ち上げたプロジェクト。昨年実施のレーサーフィット*を始めとして、女性に興味を持っていただける体験コンテンツを多数用意したイベントを実施する。
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- * レーシングドライバーのトレーニング方法を追及して生まれたビューティー・メソッド
④ 国内カスタマイズカーショーへのTOYOTA GAZOO Racingブース出展
- 毎年1~3月に開催される東京オートサロンなどのカスタマイズカーショーにTOYOTA GAZOO Racingブースを出展し、クルマ好き・クルマファンとの交流を図るとともに、お客様の声を商品企画に反映する。