2018年プレスリリース
TOYOTA GAZOO Racing、2018年の活動計画を発表
TOYOTA GAZOO Racingは、モータースポーツ活動を「もっといいクルマづくり」の根幹に据え、その活動から生まれた商品の開発からGR Garageを中心とした販売拠点の設置まで含めて、一貫してクルマファン層を拡げる活動として推進してきました。
2018年も、クルマの持つ「夢」や「感動」をより多くの人々にお届けできるよう、以下のようなモータースポーツ活動に取り組んでいきます。
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2018年WRC第1戦モンテカルロ
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2018年WEC TS050 HYBRID
世界では「FIA世界ラリー選手権(WRC)」、「FIA世界耐久選手権(WEC)」、「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に、国内では「全日本ラリー選手権」に、チーム名“TOYOTA GAZOO Racing”としてワークス参戦します。
米国では、引き続き「NASCAR」に参戦すると共に、南米「ダカールラリー」に参戦するトヨタ車体(株)を支援していきます。
国内レースでは、「SUPER GT」、「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に引き続き参戦し、シーズン連覇を目指します。
世界や日本で活躍できるドライバーを育成するためのプログラムとして、ラリーでは「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラム」、レースでは「TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)」を継続します。
より多くの人々にクルマの楽しさを味わっていただき、もっとクルマを好きになっていただく活動として、お客様自らが参加し楽しむことができる「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」、「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race」や「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ」の開催をはじめとして、サーキット等でのイベント開催、全国販売店と連携した体感イベント「TOYOTA GAZOO Racing PARK」も継続開催します。
また、モータースポーツ活動で得られた技術や知見を織り込んだ商品として、昨年、9車種、11車型のGRシリーズを発表しました。加えて、1月の東京オートサロンで披露した「GRスーパースポーツコンセプト」のように、レーシングカーから市販スポーツカーをつくるというトヨタにとって全く新しい取り組みにもチャレンジしていきます。
今後も、TOYOTA GAZOO Racingはトヨタ関連会社とともに、モータースポーツ活動を通じて、「もっといいクルマづくり」を進めていくと共に、商品や販売拠点も含めてクルマ好きの気持ちに応えていき、「クルマファンの拡大」につなげていきます。
【活動および支援計画概要】
1) FIA世界ラリー選手権(WRC)
- ラリーは、TOYOTA GAZOO Racingの「もっといいクルマづくり」を推進するための最高の舞台のひとつであるという考えのもと、昨シーズンから復帰しました。
- 参戦車両はトミ・マキネン代表のもと、フィンランドを拠点に開発したヤリスWRC(日本名ヴィッツ)。
搭載するエンジンはTMG(Toyota Motorsport GmbH)にて開発した1.6L直噴ターボエンジンGI4A。
チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing WRT(WRT:World Rally Team) |
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チーム総代表 | 豊田 章男 |
チーム代表 | トミ・マキネン(Tommi Mӓkinen フィンランド) |
車両 | Yaris WRC(全長 4,085mm; 全幅 1,875mm) |
エンジン | GI4A(1.6L直噴ターボ 最高出力380馬力以上) |
タイヤ | ミシュラン製 |
No. | ドライバー/コ・ドライバー | |
---|---|---|
7 | ドライバー | ヤリ‐マティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala フィンランド) |
コ・ドライバー | ミーカ・アンティラ(Miikka Anttila フィンランド) | |
8 | ドライバー | オット・タナック(Ott Tänak エストニア) |
コ・ドライバー | マルティン・ヤルヴェオヤ(Martin Järveoja エストニア) | |
9 | ドライバー | エサペッカ・ラッピ(Esapekka Lappi フィンランド) |
コ・ドライバー | ヤンネ・フェルム(Janne Ferm フィンランド) |
2) FIA世界耐久選手権(WEC)
- 2012年より開催されているFIA公認の世界耐久選手権。
- 2018-19年はスーパーシーズンとなり、第1戦スパ・フランコルシャン(2018年5月5日)から始まり、2019年の第8戦ル・マン24時間(2019年6月15・16日)が最終戦となります。
- ル・マン24時間レースは第2戦(2018年6月16・17日)及び第8戦(2019年6月15・16日)、富士6時間レースは第4戦(10月21日)で開催されます。
- トヨタは、TMGを本拠にTOYOTA GAZOO Racingとして、2台の改良型「TS050 HYBRID」で参戦する予定です。
- 日本の東富士研究所で開発されたTHS-R(TOYOTA Hybrid System- Racing)は、これまでの四輪回生/力行システムを踏襲しつつ、エンジン、モーター/ジェネレーター、バッテリー等に更なる信頼性向上が図られています。また、この活動で得られた技術は、量産ハイブリッド車やEV車開発へと活かされます。
- ドライバーは、#7号車がM.コンウェイ、小林可夢偉、J.M.ロペス、#8号車がS.ブエミ、中嶋一貴に新たにフェルナンド・アロンソを加えた組合せでWEC全戦に出場予定です。また、アンソニー・デビッドソンはリザーブドライバーとして引き続きチームに所属します。
- タイヤはミシュラン製を使用します。
チーム名 | 車両 | No. | ドライバー |
---|---|---|---|
TOYOTA GAZOO Racing | TS050 HYBRID | 7 | マイク・コンウェイ(Mike Conway イギリス) |
小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本) | |||
ホセ・マリア・ロペス(José María López アルゼンチン) | |||
8 | セバスチャン・ブエミ(Sébastien Buemi スイス) | ||
中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本) | |||
フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso スペイン) |
3) ニュルブルクリンク24時間耐久レース
- ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、TOYOTA GAZOO Racingの「もっといいクルマづくり」の原点であり、12年目の参戦となる2018年も、ニュルへの挑戦を通じて人とクルマを鍛え、市販車開発につながる活動を追求していきます。
- 第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(正式名称 46. ADAC Zurich 24h-Rennen)は、2018年5月12日(土)~13日(日)に決勝レースが開催されます。
- 本年は、欧州レースで初登場となるLEXUS LCを新規に製作し、1台体制で参戦します。トヨタ社員のメカニック、エンジニアが、同レースのレギュレーションに合わせたレーシングカーを新たに開発し、5月の本番に向けてテストを重ねています。また、今回のLEXUS LCには、将来のスポーツカーなどの市販車に活かすための技術を先行投入し*、「もっといいクルマづくり」を追求します。
チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing | |
---|---|---|
参戦車両/クラス | LEXUS LC/SP-PRO(予定) | |
主な仕様 | エンジン | 2UR-GSE改 |
タイヤ | ブリヂストン | |
ドライバー | 土屋 武士(Takeshi Tsuchiya 日本) | |
松井 孝允(Takamitsu Matsui 日本) | ||
蒲生 尚弥(Naoya Gamo 日本) | ||
中山 雄一(Yuichi Nakayama 日本) |
- * LEXUS LCには、市販車への採用を目指す、以下の分野の先行技術を投入しています。
- ・ボディ技術(軽量化、高剛性化)
- ・ドライバー支援技術(視認性向上等)
- ・空力技術
- ・エンジン技術(フリクション低減によるパワーアップ、燃費向上等)
- ・サスペンション技術(軽量化、高剛性化、高応答化)
4) NASCAR
- Toyota Motor North AmericaおよびT.R.D U.S.A., Inc.を通じ、引き続きNASCARのナショナルシリーズ全てに参戦します。
- モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズにはトヨタ カムリを、NASCAR・エクスフィニティ・シリーズおよびNASCAR・キャンピング・ワールド・トラック・シリーズにはそれぞれトヨタ カムリ、トヨタ タンドラを投入します。
- タイヤは全カテゴリー グッドイヤー製を使用。
チーム名 | No. | ドライバー |
---|---|---|
ジョー・ギブス・レーシング (Joe Gibbs Racing) |
11 | デニー・ハムリン(Denny Hamlin 米国) |
18 | カイル・ブッシュ(Kyle Busch 米国) | |
19 | ダニエル・スアレツ(Daniel Suárez メキシコ) | |
20 | エリック・ジョーンズ(Erik Jones 米国) | |
ファーニチャー・ロー・レーシング (Furniture Row Racing) |
78 | マーティン・トゥルーエクス・Jr.(Martin Truex Jr. 米国) |
5) ダカールラリー
- トヨタ ランドクルーザー200で参戦するトヨタ車体(株)のラリーチームであるTeam Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(TLC)を支援します。
- 本年1月に行なわれた「ダカールラリー2018」では、328号車が前半でリタイヤに終わりましたが、337号車は、三浦選手が初優勝を飾り、市販車部門で5連覇を果たしました。
車両 | ドライバー/コ・ドライバー | 市販車部門*1順位 | ディーゼルクラス*2順位 | 総合順位 | |
---|---|---|---|---|---|
1号車 (ゼッケン328) |
ドライバー | クリスチャン・ラヴィエル (Christian Lavieille フランス) |
前半でリタイヤ | ||
コ・ドライバー | ジャン・ピエール・ギャルサン (Jean Pierre Garcin フランス) |
||||
2号車 (ゼッケン337) |
ドライバー | 三浦 昂(Akira Miura 日本)*3 | 1位 | 1位 | 25位 |
コ・ドライバー | ローラン・リシトロイシター (Laurent Lichtleuchter フランス) |
- *1 市販車部門(ガソリンクラスとディーゼルクラスを合わせたカテゴリー)
- *2 TLCは、市販車部門ディーゼルクラスに参戦
- *3 トヨタ車体(株)社員ドライバー
- また、トヨタグループをはじめとした多くのチームが、トヨタの車両(含むトヨタグループの車両)でダカールラリーへ挑戦しています。
- トヨタガズーレーシングサウスアフリカ(南アフリカトヨタ)が総合2位3位を獲得、日野チームスガワラ(日野自動車)がトラック部門(排気量10リットル未満クラス)にて9連覇を果たしています。
車両 | ドライバー/コ・ドライバー | 総合順位 | |
---|---|---|---|
ゼッケン301 | ドライバー | N. Al-Attiyah カタール | 2位 |
コ・ドライバー | M. Baumel フランス | ||
ゼッケン304 | ドライバー | G. de Villiers 南アフリカ | 3位 |
コ・ドライバー | D. Von Zitzewitz ドイツ | ||
ゼッケン309 | ドライバー | B. Ten Brink オランダ | リタイヤ |
コ・ドライバー | M. Perin フランス |
車両 | ドライバー/コ・ドライバー | トラック部門 (排気量10L未満クラス) |
|
---|---|---|---|
ゼッケン521 | ドライバー | 菅原義正(Yoshimasa Sugawara 日本) | リタイヤ |
コ・ドライバー | 羽村勝美(Katsumi Hamura 日本) | ||
ゼッケン511 | ドライバー | 菅原照仁(Teruhito Sugawara 日本) | 1位 |
コ・ドライバー | 高橋貢(Mitsugu Takahashi 日本) |
6) SUPER GT
① GT500クラス
- 国内レースのトップカテゴリー。
- 2018年も前年に引き続きLEXUS LC500を投入。
- LEXUS GAZOO Racingとして、TRDを通じ6チーム・6台に支援を行います。
クラス | チーム名 | 車両名 | No. | ドライバー | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|
GT 500 |
レクサス チーム キーパー トムス (LEXUS TEAM KeePer TOM’S) |
KeePer TOM'S LC500 | 1 | 平川 亮 (Ryo Hirakawa 日本) |
BS |
ニック・キャシディ (Nick Cassidy ニュージーランド) |
|||||
レクサス チーム ルマン ワコーズ (LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S) |
WAKO’S 4CR LC500 | 6 | 大嶋 和也 (Kazuya Oshima 日本) |
BS | |
フェリックス・ローゼンクヴィスト (Felix Rosenqvist スウェーデン) |
|||||
レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
WedsSport ADVAN LC500 | 19 | 国本 雄資 (Yuji Kunimoto 日本) |
YH | |
山下 健太 (Kenta Yamashita 日本) |
|||||
レクサス チーム エーユー トムス (LEXUS TEAM au TOM’S) |
au TOM’S LC500 | 36 | 中嶋 一貴 (Kazuki Nakajima 日本) |
BS | |
関口 雄飛 (Yuhi Sekiguchi 日本) |
|||||
レクサス チーム ゼント セルモ (LEXUS TEAM ZENT CERUMO) |
ZENT CERUMO LC500 | 38 | 立川 祐路 (Yuji Tachikawa 日本) |
BS | |
石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura 日本) |
|||||
レクサス チーム サード (LEXUS TEAM SARD) |
DENSO KOBELCO SARD LC500 | 39 | ヘイキ・コバライネン (Heikki Kovalainen フィンランド) |
BS | |
小林 可夢偉 (Kamui Kobayashi 日本) |
- タイヤ=BS:ブリヂストン、YH:横浜ゴム
② GT300クラス
- GT300クラスには、トヨタプリウス2台とLEXUS RC F GT3 3台が参戦します。
クラス | チーム名 | 車両名 | No. | ドライバー | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|
GT 300 |
エー・ピー・アール(apr) | TOYOTA PRIUS apr GT |
30 | 永井 宏明 (Hiroaki Nagai 日本) |
YH |
佐々木 孝太 (Kota Sasaki 日本) |
|||||
TOYOTA PRIUS apr GT |
31 | 嵯峨 宏紀 (Koki Saga 日本) |
BS | ||
平手 晃平 (Kohei Hirate 日本) |
|||||
アット パンサー チーム タイランド (arto-Panther Team Thailand) |
arto RC F GT3 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ (Nattavude Charoensukhawatana タイ) |
YH | |
ナタポン・ホートンカム (Nattapong Hortongkum タイ) |
|||||
エルエム コルサ (LM corsa) |
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 | 60 | 吉本 大樹 (Hiroki Yoshimoto 日本) |
YH | |
宮田 莉朋 (Ritomo Miyata 日本) |
|||||
ケーチューンズ レーシング エルエム コルサ (K-tunes Racing LM corsa) |
K-tunes RC F GT3 | 96 | 新田 守男 (Morio Nitta 日本) |
BS | |
中山 雄一 (Yuichi Nakayama 日本) |
- タイヤ=BS:ブリヂストン、YH:横浜ゴム
7) 全日本スーパーフォーミュラ選手権
- 国内フォーミュラレースのトップカテゴリー。
- TRDを通じ、直列4気筒2リッター直噴ガソリンターボエンジン(RI4A)を6チーム11台に
- 供給します。
- タイヤは、横浜ゴム製のワンメイク。
チーム名 | No. | ドライバー |
---|---|---|
ピーエムユーセルモインギング (P.MU/CERUMO・INGING) |
1 | 石浦 宏明(Hiroaki Ishiura 日本) |
2 | 国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本) | |
コンドー レーシング (KONDO RACING) |
3 | ニック・キャシディ(Nick Cassidy ニュージーランド) |
4 | 山下 健太(Kenta Yamashita 日本) | |
スノコ チーム ルマン (SUNOCO TEAM LEMANS) |
7 | TBD |
8 | 大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本) | |
カロッツェリア チーム ケーシーエムジー (carrozzeria Team KCMG) |
18 | 小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本) |
チーム インパル (TEAM IMPUL) |
19 | 関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本) |
20 | 平川 亮(Ryo Hirakawa 日本) | |
バンテリン チーム トムス (VANTELIN TEAM TOM’S) |
36 | 中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本) |
37 | ジェームス・ロシター(James Rossiter 英国) |
8) 全日本ラリー選手権
- TOYOTA GAZOO Racingは国内最高峰のラリー選手権に参戦し「もっといいクルマづくり」に向けて人とクルマを鍛えていきます。
- トヨタ社員がエンジニアおよびメカニックとして、車両製作からラリー参戦まで一貫して行います。
チーム名 | 参戦車両 | ドライバー/コ・ドライバー | エンジニア・メカニック |
---|---|---|---|
TOYOTA GAZOO Racing | TGR Vitz CVT | 眞貝 知志(Tomoyuki Shinkai) /安藤 裕一(Yuichi Ando) |
トヨタ社員 |
9) カスタマーモータースポーツ(GT3)
- LEXUS GAZOO Racingは、LEXUS RC F GT3のグローバル販売やカスタマーサポートを通して、世界中のお客様にGT3レースを楽しんでいただき、レクサスブランドのイメージ向上に貢献します。
また、レースを通して得られた技術を市販車へフィードバックすることで商品力強化に努めます。 - 2018年から、LEXUS RC F GT3は以下のとおり米国・欧州・日本において、より多くのGT3レースに出場します。
地域 | シリーズ名 | クラス | チーム名 | 台数 |
---|---|---|---|---|
米国 | IMSA WeatherTech SportsCar Championship | GTD | スリージーティーレーシング (3GT Racing) |
2 |
欧州 | Blancpain GT Series | Pro | エミルフライレクサスレーシング (Emil Frey Lexus Racing) |
2 |
VLN Langstrecken Meisterschaft Nürburgring | SP9 | TBD | TBD | |
日本 | SUPER GT | GT300 | 6) SUPER GT ②GT300クラスに記載 | 3 |
スーパー耐久 | ST-X | マックスレーシング (MAX Racing) |
1 |
10) 参加型モータースポーツ
- 「クルマを操る」「クルマで走りを楽しむ」といったクルマ本来の魅力を楽しんでいただく場を、全国の地域やサーキット等と連携し提供。レース、ラリー両方の分野で参加型モータースポーツへの挑戦を目指す方々に向けた支援を充実させます。
① TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race
- 主管:トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)
- 2013年にスタートした86/BRZ Raceは、TOYOTA「86Racing」とSUBARU BRZ「RA Racing」だけで競うワンメイクレース。2015年より“プロフェッショナルシリーズ”と“クラブマンシリーズ”の2シリーズ制を導入しています。“プロフェッショナルシリーズ”は、スーパーGTやスーパーフォーミュラに参戦経験のあるプロドライバーも多数参加しています。“クラブマンシリーズ”は、プロ認定ドライバーは参加出来ず、アマチュアドライバーのみで腕を競い合います。
- 2018年は、全国7つのサーキットで8大会を両シリーズ同時開催します。
- また、2018年よりレギュレーション上交換可能な部品については、国内市販部品を前提とすることで、より一層イコールコンディションにてご参加いただけるようになります。
日程 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|
Rd.1 | 3月31日-4月1日 | 鈴鹿サーキット | スーパー耐久 |
Rd.2 | 4月28-29日 | スポーツランドSUGO | スーパー耐久 |
Rd.3 | 5月27日 | オートポリス | ゴールドカップ |
Rd.4 | 6月23-24日 | 岡山国際サーキット | OKAYAMAチャレンジカップ |
Rd.5 | 7月21-22日 | 富士スピードウェイ | ザ・ワンメイクレース祭り SUMMER |
Rd.6 | 8月19日 | 十勝スピードウェイ | 北海道クラブマンカップ |
Rd.7 | 9月22-23日 | ツインリンクもてぎ | スーパー耐久 |
Rd.8 | 10月27-28日 | 鈴鹿サーキット | スーパーフォーミュラ(JAF GP) |
② TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race
- 主管:トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)
- Netz Cup Vitz Raceは、Vitz「RS Racing」及びVitz GR Sports「Racing Package」と、国内Aライセンスがあれば誰でも参加することができるアマチュアレース。2000年にスタートし、2018年には開催19年目を迎えます。全国各地で開催され、参加者の半数がビギナーレーサーで女性も多く参加しています。2018年も、北海道・東北・関東・関西・西日本の5地区7サーキットで全17戦、それに加え特別戦を開催予定。
- また、今シーズンより従来の5速MT車以外に、自動無段変速機(Super CVT-i)の車両も参加可能となります。
[TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 開催日程]<暫定>
日程 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|
Rd.1 | 5月20日 | 十勝スピードウェイ | 北海道クラブマンカップ |
Rd.2 | 8月19日 | 十勝スピードウェイ | 北海道クラブマンカップ |
Rd.3* | 10月14日 | 十勝スピードウェイ | 北海道クラブマンカップ |
日程 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|
Rd.1 | 4月15日 | ツインリンクもてぎ | もてぎチャンピオンカップ |
Rd.2 | 5月13日 | スポーツランドSUGO | SUGOチャンピオンカップ |
Rd.3* | 8月26日 | スポーツランドSUGO | SUGOチャンピオンカップ |
日程 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|
Rd.1 | 5月3-4日 | 富士スピードウェイ | スーパーGT |
Rd.2 | 6月10日 | ツインリンクもてぎ | もてぎチャンピオンカップ |
Rd.3 | 7月21-22日 | 富士スピードウェイ | ザ・ワンメイクレース祭り SUMMER |
Rd.4 | 10月6-7日 | 富士スピードウェイ | 富士チャンピオンレース |
日程 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|
Rd.1 | 3月17-18日 | 鈴鹿サーキット | 鈴鹿クラブマンレース |
Rd.2 | 4月21-22日 | 岡山国際サーキット | OKAYAMAチャレンジカップ |
Rd.3 | 6月17日 | 鈴鹿サーキット | 鈴鹿クラブマンレース |
Rd.4 | 10月21日 | 岡山国際サーキット | OKAYAMAチャレンジカップ |
日程 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|
Rd.1 | 5月27日 | オートポリス | ゴールドカップ |
Rd.2 | 7月15日 | オートポリス | スーパー耐久 |
Rd.3* | 11月11日 | オートポリス | ゴールドカップ |
日程 | 場所 | 併催大会 | |
---|---|---|---|
Grand Final | 未定 | 未定 | 未定 |
- * 2レース(Wヘッダー)開催
③ TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ
- 主管:TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ事務局
- TGR ラリーチャレンジは、手軽にエントリーできる日曜開催のワンデイラリーをコンセプトに、国内ラリーの入門編として、日本全国で開催をしています。
国内B級ライセンスをお持ちの方であればどなたでもエントリー可能で、86だけでなく、ヴィッツやアクア、HYBRIDやATでも参加できることが魅力となっています。 - 2018年は、従来のTGR ラリーチャレンジ シリーズに加えて、北海道・九州でTGR ラリーチャレンジ Joint cupシリーズを新たに設定。また特別戦を『富士山すその』で開催します。さらに、全日本ラリーと同時開催される『新城』は東西シリーズに跨る上級者向けの大会として開催します。
[TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ シリーズ]
日程 | 会場 | 開催地 | 開催形式 |
---|---|---|---|
4月22日 | 八ヶ岳 茅野 | 長野県 | オリジナル戦*1 |
6月24日 | 渋川 | 群馬県 | オリジナル戦*1 |
7月15日 | 弘前 | 青森県 | カップ戦*2 |
7月29日 | 石狩 | 北海道 | カップ戦*2 |
9月23日 | 福島 | 福島県 | オリジナル戦*1 |
11月4日 | 新城 | 愛知県 | 全日本ラリー同日開催 |
日程 | 会場 | 開催地 | 開催形式 |
---|---|---|---|
3月25日 | 安芸高田 | 広島県 | カップ戦*2 |
5月27日 | 恐竜 勝山 | 福井県 | オリジナル戦*1 |
8月26日 | 丹後半島 | 京都府 | カップ戦*2 |
9月9日 | 唐津 | 佐賀県 | カップ戦*2 |
10月21日 | 高岡 万葉 | 富山県 | カップ戦*2 |
11月4日 | 新城 | 愛知県 | 全日本ラリー同日開催 |
[TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ Joint cup シリーズ]
日程 | 地方ラリー名 | 開催地 |
---|---|---|
1月14日 | 第32回EZO ENDLESS RALLY | 北海道 |
2月18日 | 北海道ブリザードラリー | |
5月13日 | Super Tarmac 2018 | |
7月15日 | ノースアタックラリー | |
7月29日 | EZO SUMMER RALLY 2018(カップ戦併催) | |
9月1-2日 | 2018 ARK Sprint 300 | |
10月6-7日 | とかち2018 |
日程 | 地方ラリー名 | 開催地 |
---|---|---|
3月24-25日 | MCA CAPRICCIO 2018 | 福岡県 |
4月21-22日 | ひむかラリー2018 | 宮崎県 |
5月26日 | 2018 ACK SPRINGラリー | 福岡県 |
7月14-15日 | 第30回FMSCマウンテンラリー2018 | 佐賀県 |
9月8-9日 | グラベルマインドラリー2018 in 唐津(カップ戦併催) | 佐賀県 |
10月6-7日 | EAST九州2018 | 大分県 |
[特別戦]
日程 | 会場 | 開催形式 | |
---|---|---|---|
11月18日 | 富士山すその | 静岡県 | オリジナル戦*1 |
- *1 オリジナル戦:TOYOTA GAZOO Racingによる単独開催
- *2 カップ戦:全日本ラリー、地区戦などに併催しての開催
④ TOYOTA GAZOO Racing ワクドキ ドライビング!サーキットを走ろう!/TOYOTA GAZOO Racing スポーツドライビングレッスン
- クルマの「走る」、「曲がる」、「止まる」の基本操作から、よりハイレベルで実戦的なドライビングテクニックまで、自分のレベルに合わせて学べるレッスンプログラムを本年も開催。
- スポーツ走行初心者向けの「サーキットを走ろう!」は全国各地のサーキットで14回開催。
- スポーツ走行の更なる上達や、ワンメイクレース・ラリーなどへの参戦を目指すお客様のためのステップアッププログラムと「スポーツドライビングレッスン」も、全国のサーキットで9回開催。
- また、東京お台場にあるメガウェブではフルブレーキやスラローム走行などの体験プログラムを開催し、より手軽にモータースポーツ体験ができます。
- フルブレーキ/スラローム体験
クルマの「走る」、「曲がる」、「止まる」に伴う挙動が体感できるプログラム - サーキットを走ろう!
本格的なサーキット走行体験プログラム - スポーツドライビングレッスン
Netz Cup Vitz Race、86/BRZ Race参戦などに向けたステップアップのためのレッスンプログラム
a. 「ワクドキ ドライビング!フルブレーキ/スラローム体験」は、メガウェブでの随時開催
- 日程は、メガウェブのホームページ参照。http://www.megaweb.gr.jp/article/wakudoki_driving/
日程 | 場所 |
---|---|
4月24日 | 筑波サーキット |
5月17日 | 岡山国際サーキット |
6月9日 | オートポリス(1回目) |
6月23日 | TSタカタサーキット |
6月27日 | 富士スピードウェイ (モビリタ) |
7月4日 | ツインリンクもてぎ |
7月15日 | 日本海間瀬サーキット |
8月11日 | エビスサーキット |
8月15日 | 富士スピードウェイ |
9月2日 | 阿讃サーキット |
9月11日 | 鈴鹿サーキット |
9月22日 | 十勝スピードウェイ |
11月4日 | オートポリス(2回目) |
11月9日 | スポーツランドSUGO |
日程 | 場所 |
---|---|
4月30日 | スポーツランドSUGO |
5月31日 | 岡山国際サーキット |
6月10日 | オートポリス(1回目) |
6月14日 | 富士スピードウェイ(1回目) |
9月5日 | ツインリンクもてぎ |
10月12日 | 富士スピードウェイ(2回目) |
10月23日 | 鈴鹿サーキット |
10月30日 | 筑波サーキット |
11月5日 | オートポリス(2回目) |
11) ドライバー育成
① TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム
- 世界を舞台に活躍できる若手ラリードライバーの育成を目的とし、2015年より開始したプログラム。
- トミ・マキネン氏の協力のもと、WRC2への参戦を中心に、実戦を通して育成を継続します。
ドライバー | コ・ドライバー |
---|---|
勝田 貴元(Takamoto Katsuta 日本) | マルコ・サルミネン(Marko Salminen フィンランド) |
新井 大輝(Hiroki Arai 日本) | グレン・マクニール(Glenn MacNeall オーストラリア) |
日程 | イベント | 車両 | |
---|---|---|---|
1月25-27日 | Arctic Lapland Rally (フィンランドラリー選手権 第1戦) |
アイス/スノー | フォード・フィエスタR5 |
2月15-18日 | Rally Sweden (FIA世界ラリー選手権 第2戦) |
スノー | |
3月23-25日 | Rally Il Ciocco e Valle del Serchio (イタリアラリー選手権 第1戦) |
ターマック | |
4月5-8日 | Rally France (FIA世界ラリー選手権 第4戦) |
ターマック | |
5月上旬頃 | TBD | グラベル | |
5月17-20日 | Rally Portugal (FIA世界ラリー選手権 第6戦) |
グラベル | |
6月7-10日 | Rally Italy (FIA世界ラリー選手権 第7戦) |
グラベル | |
7月12-14日 | Autoglym Rally (フィンランド) |
グラベル | |
7月26-29日 | Rally Finland (FIA世界ラリー選手権 第8戦) |
グラベル | |
8月31日-9月1日 | Enset Oy SM-Ralli (フィンランドラリー選手権 第6戦) |
グラベル |
コ・ドライバー育成プログラム
- 世界で活躍できる日本人コ・ドライバー育成を目的に2017年より開始したプログラム。
- 2018年は、初参戦となるWRC2を始め、様々な路面のラリー参戦を通して育成を継続します。
ドライバー | コ・ドライバー |
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ヤルッコ・ニカラ(Jarkko Nikara フィンランド) | 足立 さやか(Sayaka Adachi 日本) |
日程 | イベント | 車両 | |
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1月25-27日 | Arctic Lapland Rally (フィンランドラリー選手権 第1戦) |
アイス/スノー | スバル・インプレッサWRX STI(R4) |
2月15-18日 | Rally Sweden (FIA世界ラリー選手権 第2戦) |
スノー | フォード・フィエスタR5 |
3月3日 | SM Itäralli (フィンランドラリー選手権 第3戦) |
スノー | スバル・インプレッサWRX STI(R4) |
3月23-25日 | Rally Il Ciocco e Valle del Serchio (イタリアラリー選手権 第1戦) |
ターマック | フォード・フィエスタR2 |
5月18-19日 | SM O.K. Auto-ralli (フィンランドラリー選手権 第4戦) |
グラベル | スバル・インプレッサWRX STI(R4) |
6月15-16日 | Pohjanmaa Ralli (フィンランドラリー選手権 第5戦) |
グラベル | スバル・インプレッサWRX STI(R4) |
7月12-14日 | Autoglym Rally (フィンランド) |
グラベル | フォード・フィエスタR5 |
7月26-29日 | Rally Finland (FIA世界ラリー選手権 第8戦) |
グラベル | フォード・フィエスタR5 |
8月31日-9月1日 | Enset Oy SM-Ralli (フィンランドラリー選手権 第6戦) |
グラベル | スバル・インプレッサWRX STI(R4) |
② TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)
- 世界および日本のトップカテゴリーで活躍できるレーシングドライバーの育成を目的としたプログラム。
- 才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムを展開。
- 平川亮がスーパーフォーミュラに復帰、山下健太がSUPER GT GT500クラスにステップアップ。
- 2年連続FIA-F4チャンピオンの宮田莉朋が、SUPER GT GT300クラスにも参戦。
ドライバー | カテゴリー | チーム名 | 備考・昨年の戦績 |
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山下 健太 (Kenta Yamashita) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
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全日本スーパー フォーミュラ選手権 |
コンドー レーシング (KONDO RACING) |
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坪井 翔 (Sho Tsuboi) |
全日本F3選手権 | カローラチュウキョウ クオ チーム トムス (カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) |
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SUPER GT(GT300) | ツチヤ エンジニアリング (Tsuchiya Engineering) |
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宮田 莉朋 (Ritomo Miyata) |
全日本F3選手権 | カローラチュウキョウ クオ チーム トムス (カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) |
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SUPER GT(GT300) | エルエム コルサ (LM corsa) |
ドライバー | カテゴリー | チーム名 |
---|---|---|
中嶋 一貴 (Kazuki Nakajima) |
FIA世界耐久選手権(WEC) | トヨタガズーレーシング (TOYOTA GAZOO Racing) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム エーユー トムス (LEXUS TEAM au TOM’S) |
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全日本スーパーフォーミュラ選手権 | バンテリン チーム トムス (VANTELIN TEAM TOM’S) |
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小林 可夢偉 (Kamui Kobayashi) |
FIA世界耐久選手権(WEC) | トヨタガズーレーシング (TOYOTA GAZOO Racing) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム サード (LEXUS TEAM SARD) |
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全日本スーパーフォーミュラ選手権 | カロッツェリア チーム ケーシーエムジー (carrozzeria Team KCMG) |
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石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム ゼント セルモ (LEXUS TEAM ZENT CERUMO) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | ピーエムユーセルモインギング (P.MU/CERUMO・INGING) |
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平手 晃平 (Kohei Hirate) |
SUPER GT(GT300) | エー・ピー・アール (apr) |
大嶋 和也 (Kazuya Oshima) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム ルマン ワコーズ (LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | スノコ チーム ルマン (SUNOCO TEAM LEMANS) |
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国本 雄資 (Yuji Kunimoto) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | ピーエムユーセルモインギング (P.MU/CERUMO・INGING) |
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平川 亮 (Ryo Hirakawa) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム キーパー トムス (LEXUS TEAM KeePer TOM’S) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | チーム インパル (TEAM IMPUL) |
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中山 雄一 (Yuichi Nakayama) |
ニュルブルクリンク24時間耐久 | トヨタガズーレーシング (TOYOTA GAZOO Racing) |
SUPER GT(GT300) | ケーチューンズ レーシング エルエム コルサ (K-tunes Racing LM corsa) |
- (ドライバーの国籍は全て日本)
■FTRS(フォーミュラトヨタ・レーシングスクール)
- 世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの発掘・育成と正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目的に実施。
- 本コース受講者の中から、優秀で将来性の見込めるドライバーに対し次年度以降のレース参戦の支援を行っていく予定。
【2018年 FTRS実施日程は未定】
■国内FIA-F4選手権
- エントリークラス フォーミュラ・カテゴリーとして開催される国内FIA-F4選手権シリーズに参戦する若手ドライバーを支援。
- 7大会14戦開催予定。
12) 5大陸走破プロジェクト
- 2014年に「豪州走破プロジェクト」からスタートした5大陸走破プロジェクトは、モータースポーツ活動の思想を根幹とした「TOYOTA GAZOO Racing」の傘の下、世界中のお客様が走る多種多様な道を従業員自らが走行し、その体験を通じてテストコースでは得られない「もっといいクルマづくり」と、それを支える「人づくり」に取り組む活動。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年をマイルストーンとし、継続的な活動を実施しています。
- 2017年は欧州大陸で実施。日本と現地事業体の従業員約140名が参加(累計500名に到達)。「自動車発祥の地であり、お客様のクルマに対する評価の厳しい欧州でのクルマづくりを学ぶ」をテーマに、計23ヵ国、約21,000kmの道を走破しました。
- 第5弾となる本年は、面積・人口共に世界第2位のアフリカ大陸を走破予定。特有の文化や風土、過酷なクルマの使用実態を感じながら、「もっとお客様のニーズ・環境を知り、将来のアフリカでのクルマのあり方を考える」をテーマに走破します。
実施年 | 走破大陸 | 走破距離 | 走破日数 |
---|---|---|---|
2014年 | 豪州 | 約20,000km | 72日間 |
2015年 | 北米 | 約28,000km | 109日間 |
2016年 | 南米 | 約20,000km | 84日間 |
2017年 | 欧州 | 約21,000km | 85日間 |
2018年 | アフリカ | 約15,000km予定 | 約2か月予定 |
13) GRシリーズ・GR Garage
- GRシリーズ
- <概要>
「もっといいクルマづくり」を目指すGAZOO Racing Companyが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースをはじめとした様々なモータースポーツ活動を通じてクルマと人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズです。
- <主な特徴>
- ボディの高剛性化や専用チューニングサスペンション等による走行性能の向上
- 走るための機能をストイックに追求した水平/垂直の「Functional MATRIX」グリルをはじめとしたスポーティさを感じるエクステリア/インテリアデザイン
- <モデル体系>
- 「GRMN」---GRシリーズの頂点に位置し、エンジンにもチューニングを施した数量限定販売モデル
- 「GR」---GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデル
- 「GR SPORT」---ミニバンなどにも設定し、気軽にスポーツドライブを楽しめるモデル
- 「GR PARTS」---カスタマイズを楽しめるアフターパーツとして設定。走りの機能を追求するパーツとして、将来的には機能系アイテムも導入する計画。
定員 (人) |
エンジン | 駆動 | トランス ミッション |
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ヴィッツ | GRMN*1 | 5 | 2ZR-FE (1.8Lスーパーチャージャー) |
2WD (FF) |
6MT |
GR SPORT“GR” | 1NZ-FE (1.5L) |
5MT | |||
Super CVT-i | |||||
GR SPORT | 5MT | ||||
Super CVT-i | |||||
1NZ-FXE(1.5L) | THSⅡ | ||||
プリウスPHV | S“GR SPORT” | 4 | 2ZR-FXE (1.8L) |
2WD (FF) |
THSⅡ |
S“ナビパッケージ・GR SPORT” | |||||
ハリアー | ELEGANCE“GR SPORT” | 5 | 3ZR-FAE(2.0L) | 2WD (FF) |
Super CVT-i |
4WD | |||||
8AR-FTS (2.0L直噴ターボ) |
4WD | 6 Super ECT | |||
マークX | 350RDS“GR SPORT” | 5 | 2GR-FSE(3.5L) | 2WD (FR) |
6 Super ECT |
250S“GR SPORT” | 4GR-FSE(2.5L) | ||||
ヴォクシー | ZS“GR SPORT” | 7 | 3ZR-FAE(2.0L) | 2WD (FF) |
Super CVT-i |
ノア | Si“GR SPORT” | 7 | 3ZR-FAE(2.0L) | 2WD (FF) |
Super CVT-i |
86 | GR | 4 | FA20(2.0L) | 2WD (FR) |
6MT |
アクア | G“GR SPORT” | 5 | 1NZ-FXE(1.5L) | 2WD (FF) |
THSⅡ |
G“GR SPORT・17インチパッケージ” | |||||
プリウスα | S“ツーリングセレクション・GR SPORT” | 5 | 2ZR-FXE(1.8L) | 2WD (FF) |
THSⅡ |
7 |
- Super CVT-i:Super Continuously Variable Transmission-intelligent(自動無段変速機)
- THSⅡ:TOYOTA Hybrid System Ⅱ
- 6 Super ECT:スーパーインテリジェント6速オートマチック
- *1ヴィッツGRMN販売について
ヴィッツGRMNは150台の限定販売で、全国のGRガレージ店頭、もしくは専用サイト
(http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/vitz)にて、2018年4月9日~5月13日に商談申込を受け付けます。
150台を超す申し込みがあった場合は、5月21日に抽選を行います。
- GR Garage(ジー・アール・ガレージ)
- <概要>
GRシリーズの投入に合わせ、スポーツカーやモータースポーツを軸に、幅広いお客様にクルマの楽しさを広めることを狙いとしたTOYOTA GAZOO Racingの地域拠点です。
「GRコンサルタント」と呼ばれる専任スタッフが常時在籍し、クルマ好きなお客様と共に語り、楽しむ場を提供します。86やGRシリーズの試乗車*2を常設、また、カスタマイズパーツやTGRコレクション等のアイテム販売、様々なイベント、アクティビティを用意し、子どもから大人までクルマを楽しんでいただく場づくりをします。*3
クルマファンが集い、語らい、一緒になってクルマを楽しむ、「町いちばんの楽しいクルマ屋さん」を目指し、地域のクルマファンが楽しめる活動を実施する販売店と共に、2018年3月末までにGR Garage 39店舗を順次オープンさせる計画です。
なお、これまで全国に展開してきた「AREA86」については、2018年3月末までに全店を閉店します。
- *2 運営する販売店の扱い車種に限ります。
- *3 GR Garageのお店や活動内容は販売店によって異なります。詳しくはお近くのGR Garageまでお問い合わせください。
店舗名 | 販売店 | 住所 | 開店時期 (予定) |
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GR Garage MTG日の出町 | 宮城トヨタ自動車 | 仙台市宮城野区日の出町2-3-7 | 2018年3月 |
GR Garage 山形 CUSTOMIZE FACTORY | 山形トヨタ自動車 | 山形県山形市南一番町11-24 | 開店済 |
GR Garage 水戸けやき台 | 茨城トヨタ自動車 | 茨城県水戸市酒門町3210-2 | 開店済 |
GR Garage 高崎IC | 群馬トヨタ自動車 | 群馬県高崎市島野町890-22 | 開店済 |
GR Garage 長野 | 長野トヨタ自動車 | 長野県佐久市字宮久保2465-1 | 2018年3月 |
GR Garage 高辻 | 愛知トヨタ自動車 | 名古屋市昭和区高辻町5-1 | 開店済 |
GR Garage 鈴鹿 MIE TOYOTA | 三重トヨタ自動車 | 三重県鈴鹿市神戸本多町762 | 開店済 |
GR Garage ASAHI | 大阪トヨタ自動車 | 大阪市旭区高殿2-21-3 | 2018年3月 |
GR Garage 五日市インター | 広島トヨタ自動車 | 広島市安佐南区大塚4-8-11 | 開店済 |
GR Garage 豊田土橋 | 名古屋トヨペット | 愛知県豊田市土橋町2-5-3 | 開店済 |
GR Garage ウエルコム栗東 | 滋賀トヨペット | 滋賀県栗東市大橋7-3-17 | 開店済 |
GR Garage 宝塚 | 神戸トヨペット | 兵庫県宝塚市小浜2-2-18 | 2018年3月 |
GR Garage CHAUPY奈良登美ケ丘 | 奈良トヨペット | 奈良県奈良市中登美ヶ丘6-8-3 3F | 開店済 |
GR Garage 倉敷 | 岡山トヨペット | 岡山県倉敷市中島668 | 開店済 |
GR Garage 山口CERUMO | 山口トヨペット | 山口県山口市維新公園3-12-15 | 2018年3月 |
GR Garage 札幌 厚別通 | トヨタカローラ札幌 | 札幌市厚別区厚別西5条3-1-10 | 開店済 |
GR Garage 水戸インター | トヨタカローラ新茨城 | 茨城県水戸市大塚町1532-1 | 開店済 |
GR Garage 宇都宮つくるま工房 | トヨタカローラ栃木 | 栃木県宇都宮市陽東5-8-24 | 開店済 |
GR Garage 豊田元町 | トヨタカローラ中京 | 愛知県豊田市広久手町3-1-2 | 2018年3月 |
GR Garage 日進竹の山 | トヨタカローラ名古屋 | 愛知県日進市竹の山1-101 | 開店済 |
GR Garage Suzuka カローラ三重 | トヨタカローラ三重 | 三重県鈴鹿市安塚町須田107 | 開店済 |
GR Garage 光明池 | トヨタカローラ南海/ ネッツトヨタ南海 |
大阪府和泉市伏屋町5-4-20 | 開店済 |
GR Garage 周南INGING | トヨタカローラ山口 | 山口県下松市望町4-140-5 | 2018年2月 |
GR Garage 福岡空港 | トヨタカローラ福岡 | 福岡市博多区板付1-11-23 | 2018年3月 |
GR Garage Netz Sport 千葉 | ネッツトヨタ千葉 | 千葉市美浜区新港70-1 | 開店済 |
GR Garage 東京若林 | ネッツトヨタ東京 | 東京都世田谷区若林3-13-1 2F | 開店済 |
GR Garage 多摩 T's Factory | ネッツトヨタ多摩 | 東京都福生市武蔵野台1-27-3 | 2018年2月 |
GR Garage 富山新庄 | ネッツトヨタ富山 | 富山県富山市新庄本町3-3-33 | 2018年2月 |
GR Garage 白山インター | ネッツトヨタ石川 | 石川県金沢市鞍月4-100 | 開店済 |
GR Garage midress 豊田 | ネッツトヨタ中部 | 愛知県豊田市細谷町7-18 | 開店済 |
GR Garage 豊田錦町 | ネッツトヨタ東名古屋 | 愛知県豊田市錦町2-57 | 開店済 |
GR Garage 港・名四 | ネッツトヨタ名古屋 | 名古屋市港区築盛町45 | 2018年3月 |
GR Garage 小牧 | ネッツトヨタ中京 | 愛知県小牧市村中字井領14 | 2018年3月 |
GR Garage Yokkaichi | ネッツトヨタノヴェル三重 | 三重県四日市市十七軒町3-18 | 開店済 |
GR Garage 西宮 | ネッツトヨタ神戸 | 兵庫県西宮市東町2-12-2 | 開店済 |
GR Garage 神戸垂水 | ネッツトヨタ兵庫 | 神戸市垂水区名谷町字寺池1464-3 | 開店済 |
GR Garage 東岡山 | ネッツトヨタ岡山 | 岡山県岡山市中区神下136-1 | 開店済 |
GR Garage オートモール徳島 | ネッツトヨタ徳島 | 徳島県徳島市中前川町5-1-300 | 2018年3月 |
GR Garage 松山 | ネッツトヨタ愛媛 | 愛媛県松山市空港通2-14-13 | 開店済 |
14) クルマ好き・クルマファンとの交流の場づくり
- クルマ好き同士や、モータースポーツファンがクルマの夢や希望、楽しさについて語り合う場所や機会を広げる取り組みを推進します。
① 「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」
- レースカーから自慢の愛車まで、様々なクルマが集うクルマ好き、クルマファンの祭典です。
本年も11月25日(日)に、富士スピードウェイで開催する予定です。
② 「TOYOTA GAZOO Racing PARK」
- クルマファンの裾野拡大を目指し、「子供から大人まで、クルマを楽しむ」ことをコンセプトに、モータースポーツの魅力を取り入れたコンテンツを取りそろえたイベントを開催します。
本年は、より地域に密着したイベントを企画し、クルマファンづくり活動を全国から広げていきます。
③ 「TOYOTA GAZOO Racing WOMAN」
- 女性が、クルマやモータースポーツに触れ、楽しんでもらうための取り組みです。
昨年と同様に、モータースポーツ観戦ツアーや、都市型体験ツアーなど実際に「見る」「乗る」の両面からクルマに触れ、モータースポーツをより身近に感じてもらう取り組みを、本年も継続・拡充していきます。
④ 国内カスタマイズカーショーへのTOYOTA GAZOO Racingブース出展
- 毎年1~2月に開催される東京オートサロンなどのカスタマイズカーショーにTOYOTA GAZOO Racingブースを出展し、クルマ好き・クルマファンとの交流を図るとともに、お客様の声を商品企画に反映します。