2代目 アクア GR SPORT発売

~アクアの乗り心地の良さと「GR」ならではの”走りの味”やスポーティなデザインを両立、
「GR SPORT」のモデルラインアップを充実~

2022.11.29(火曜日)- 13:30配信

TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりを通じて鍛え上げられたスポーツカーシリーズ「GR」※1の走行性能や世界観をより多くのお客様にご提供することを目指した「GR SPORT」※2のラインアップに、新型アクア GR SPORTを追加し、発売しました。

先代アクア GR SPORTは、GRが手掛けるスポーツコンバージョン車シリーズとして、アクア G’s※3からスポーティな走りを受け継ぎ、2017年に誕生、スポーツコンバージョン車としてより多くのお客様にクルマや走りの楽しさをご提供するロング&ベストセラー※4モデルとしてご好評を頂いてまいりました。

今回発売する2代目アクア GR SPORTは、誕生当時から変わらない「意のままに操れる歓び」というコンセプトを踏襲し、先代アクア GR SPORTより操縦安定性がレベルアップ、加速性能も向上しました。
TGRが目指す“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”で培った知見を活用し、ボディ剛性の強化や足回りやパワーステアリング制御のチューニングにより走行性能を向上。ベース車であるアクアの乗り心地の良さを継承しながら、様々な路面に追従するよう足回りに磨き上げました。さらに、アクア GR SPORTの開発には、「GR」シリーズの開発ドライバーも携わり、「GR」の“走りの味”を「GR SPORT」でも継承することを目指しました。
また、エクステリアでは、ファンクショナルマトリックスグリル及び専用バンパーの採用や、ワイド&ローのスタンスの専用デザインにより走行や空力性能の向上に寄与する機能美を追求しました。

今回、アクア GR SPORTの投入により、スポーツカーシリーズ「GR」で採用された技術や走りの味、機能美を、トヨタの市販車に投入したコンバージョンモデル「GR SPORT」の国内ラインナップは、計6車種※2となり、より多くのお客様のニーズやライフスタイル、価値観にお応えしていくことを目指しています。

<GR SPORTラインアップ>

上段:左から、アクア GR SPORT、ヤリス クロス GR SPORT、ハイラックス GR SPORT、下段:ランドクルーザー GR SPORT、コペン GR SPORT、C-HR GR SPORT
上段:左から、アクア GR SPORT、ヤリス クロス GR SPORT、ハイラックス GR SPORT、
下段:ランドクルーザー GR SPORT、コペン GR SPORT、C-HR GR SPORT

アクア GR SPORTの主な改良点・特徴は以下の通りです。

▶専用剛性アップパーツ
ベースとなるアクアの高いボディ剛性をより高水準なものにするため、フロア下2か所へブレースを、さらにリヤバンパーリンフォースを追加することで、操縦安定性の向上とフラットな乗り心地に寄与します。

<左:専用剛性アップパーツ 右:専用チューニングサスペンション>
<左:専用剛性アップパーツ 右:専用チューニングサスペンション>
<左:専用剛性アップパーツ 右:専用チューニングサスペンション>

▶専用チューニングサスペンション
①フロントサスペンション
アブソーバー特性やコイルスプリングの専用チューニング、スタビライザーの特性変更、専用バウンドストッパーの採用、ロアアームのブッシュの特性変更等により、優れた応答性、適切な車両姿勢やコントロール性能、質感の高い乗り心地を高次元で両立しました。

②リヤサスペンション
アクアのトーションビームサスペンションを踏襲しつつ、GR SPORT専用にコイルスプリングやショックアブソーバーをチューニング、締結ボルトの変更などにより、優れた操舵応答性と質感の高い乗り心地の両立を図りました。

▶専用電動パワーステアリング制御
電動パワーステアリングをGR SPORT専用にチューニングすることで、操舵フィールを向上し、クルマとの一体感のある走りを実現。さらに、POWER+モードでは、よりスポーティな手応えを感じるEPS※5特性により、さらなるスポーツフィールを体感できます。

▶エクステリア
①フロントバンパー&ロア加飾バー
フロントバンパーの形状をベース車から改良し、フロントタイヤ周辺の空気流を整流化し、後方に流すことで空気抵抗を低減。さらに、バンパーサイドまで回り込んだロア加飾バーを「ファンクショナルマトリックスグリル」と融合させることで機能性と上質なデザインを両立しました。

②専用ラジエーターグリル
専用の「ファンクショナルマトリックスグリル」を採用。六角形のメッシュ形状は“G”をモチーフにし、車両中心に対してシンメトリーに配置。Gモチーフの三角形部分を光が反射する角度で造形することで、立体感を演出。

専用ラジエーターグリル
専用ラジエーターグリル

③専用リヤバンパーロアカバー
リヤバンパー下部を、ハの字の リヤバンパーガーニッシュでブラックアウトし、Gメッシュのテクスチャーを配し、ワイド&ローでスポーティなリヤビューを演出しました。

<左:専用リヤバンパーロアカバー 右:専用ロッカーモールディング(カラード)>
<左:専用リヤバンパーロアカバー 右:専用ロッカーモールディング(カラード)>
<左:専用リヤバンパーロアカバー 右:専用ロッカーモールディング(カラード)>

④専用ロッカーモールディング(カラード)
ドア下端のロッカー部を張り出させてボディサイドの厚みを持たせ、低重心なスポーティさを表現しました。

⑤タイヤ及びホイール
205/45R17タイヤ(POTENZA RE050A)及び専用17インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付き)を採用。
アルミホイールはまっすぐ伸びやかなスポークでスポーティな意匠。タイヤはグリップとコーナリング性能を高次元で実現しています。また、フロントブレーキキャリパーはGRロゴ入りの赤色塗装でスポーティなイメージを強化しています。

▶インテリア
体をしっかりとサポートしてくれるスポーティシート(GRロゴ付)を採用し、専用シート表皮(エアヌバック※6+合成皮革)で特別感を演出。天井や周辺部品をブラックで統一したコーディネートとしました。
その他、専用本革3本スポークステアリングホイール(GRロゴ付)、アルミペダル、専用コンソールオーナメントなどを採用。グロスを抑えたダークメタリック塗装、及びレジスターノブやインサイドドアハンドル(フロント)にはシルバー塗装を施しました。

<左:インテリア 右上:専用エンブレム(フロント・リヤ) 右下:タイヤ及び専用17インチアルミホイール>
<左:インテリア 右上:専用エンブレム(フロント・リヤ) 右下:タイヤ及び専用17インチアルミホイール>

<メーカー希望小売価格(消費税込み)>※7
2,595,000円

詳細は以下URLをご覧ください。
URL: https://toyotagazooracing.com/jp/gr/aquagrs/

※1 GRスープラ、GRヤリス、GR86、GRカローラ(2023年年初より発売予定)

※2 ヤリス クロス GR SPORT、ハイラックス GR SPORT、ランドクルーザー GR SPORT、コペン GR SPORT、C-HR GR SPORT(現行国内販売モデル、2022年11月29日時点)

※3 2013年より発売

※4 アクア G’sとアクア GR SPORTの合計国内販売実績

※5 Electric Power Steering

※6 エアヌバック®はセーレン株式会社の登録商標

※7 価格は一部の地域では異なります。リサイクル料金は別途必要となります。