GAZOO Racing(以下、GR)は、入門用レーシングカート「GR KART」※1を、本日2026年9月10日から国内のカートコース※2とGR Garage※3で発売しました。
GR KARTは、子どもたちやファミリー層がモータースポーツに触れる入口を広げるために開発した入門用レーシングカートです。レーシングカートは、クルマを操る楽しさをダイレクトに体感できる魅力がありますが、車両価格や運搬・保管、整備など、入門者にとってさまざまなハードルがあります。GR KARTでは、参加しやすい価格や仕組みを実現し、より多くの方が挑戦できるモータースポーツを目指しています。
- モータースポーツの入口を広げるため、子どもたちやファミリー層に向けた入門用レーシングカートとして開発
- ノア、ヴォクシーでの運搬と、省スペースな立置き保管を可能とし、カートを所有する負担を軽減
- 子どもから大人まで同じ1台を共有できるドライビングポジション調整機構を採用
- メンテナンスの手間を抑える設計の工夫により、入門者が走ることに集中できる仕様
- 耐久性と安全性に配慮し、長く扱いやすい商品を追求
- 専用アプリを通じ、購入前の学習から購入後の走行まで、安全・安心に楽しんでいただくためのサポートを提供
GRは「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を進めるとともに、モータースポーツの裾野拡大や人材育成にも取り組んでいます。レーシングカートは、クルマを操る楽しさを体感できるモータースポーツの入口であり、多くのドライバーが最初に触れる競技でもあります。
モリゾウこと会長の豊田章男は、野球やサッカーのようにモータースポーツも、より多くの人が挑戦できるものであってほしいという思いを持ち続けてきました。モータースポーツの入口であるカートをもっと身近なものにし、誰もがクルマを操る楽しさに触れ、挑戦できる環境を実現したいという思いから、GR KARTは生まれました。
今回、GR KARTは「クルマ屋がつくるカート」として、クルマづくりで培ってきた知見や工夫を取り入れながら、一台一台丁寧につくり上げています。また、生産を担う「蒲郡GR KART工房」は、小規模なモノづくりの現場だからこそ、新しい発想や技術をいち早く試すことができる挑戦の場でもあります。TPS(Toyota Production System:トヨタ生産方式)の考え方に基づき、品質の確保や工程の継続的な改善に取り組むだけでなく、新しい技術にもトライしています。こうした活動を通じて原価低減を進め、入門者がモータースポーツを始めやすく、長く楽しめる商品を目指しています。
GR KARTの主な特徴
1.始めやすく、続けやすい価格設定
GR KARTは、様々なコストを抑える取り組みを実施し、入門者に優しい価格を実現しました。さらに、購入後も続けやすいよう、整備や調整の手間を減らす機構や、安全性、耐久性を考慮した部品を採用しています。
2.ミニバンで運べ、立てて保管できるパッケージ
運搬のしやすさを重視し、分解せずにノアやヴォクシーへ積載できるサイズとしました。これにより、大型の専用トランスポーターを用意することなく、日常のクルマでカートコースへ運ぶこともできます。※4
あわせて保管面にも配慮し、立置き対応のエンジンオイルキャッチタンク、フロート室を持たないダイヤフラム式キャブレター、立てても燃料が漏れにくい給油口の向きとすることで、ガソリンやエンジンオイルを入れたままでもカートを立てられる構造としました。
3.子どもから大人まで、同じ1台を共有できるドライビングポジション調整機構
家族で共有できることを目指し、ワンタッチで操作できるペダルスライドとステアリングチルトを採用しました。これにより身長135cmから185cmの子どもから大人まで、ポジション調整が可能です。
さらにレースに参加する際、最大15kgのウエイトを搭載できるウエイトBOX※6を装備することで、簡単に重量調整ができるようにしました。このウエイトBOXには、トランスポンダーの装着場所も設けています。
4.整備や準備の手間を抑え、走ることに集中できる仕様
各所にメンテナンスが楽になる工夫を取り入れています。駆動方式には、チェーンオイルによる汚れがなく、オートテンショナーにより、張り調整を不要としたベルト駆動を採用しています。
また、エンジンには自己充電式のバッテリーを内蔵しており、別体バッテリーの搭載や充電の手間を不要としました。
新開発の4ストローク用ダイヤフラム式キャブレターは、フロート室を持たない構造により、横Gに伴う燃料の液面変化の影響を受けにくくしています。始動前に燃料をキャブレターへ引き込むプライマリポンプを備えることで、走行前に燃料を送る作業も簡単に行えます。
5.長く使うための耐久性と、入門者に配慮した安全設計
長く使い続けられるよう、耐久性にも配慮しました。リヤシャフトには錆びにくいステンレス材を採用し、燃料タンク内の配管は、ガソリンによる劣化を抑えるために金属を採用しています。
入門者が安心して扱えるよう、以下をはじめとする安全に配慮した構造を採用しています。
- 接触時、他車が自車のリヤタイヤへの乗り上げを抑制するバンパー形状
- 万一のハブ抜けを防ぐリヤハブのストッパーピン
- シートは、乗降時に手をつく面を上部に設け、熱いマフラーに手が触れにくいようにカバーする形状
- アクセルが開きっぱなしになるトラブルが発生しないよう、アクセルワイヤーの固定方法に配慮した構造
主要諸元
| GR KART | |
|---|---|
| 全長 mm | 1,820 |
| 全幅 mm | 1,160 |
| 全高 mm | 670 |
| ホイールベース mm | 1,045 |
| 乗車定員 人 | 1 |
| 車両重量※7 kg | 83 |
| 総排気量 cc | 215 |
メーカー希望小売価格
(消費税込み、単位 : 円)
| 品名 | 価格 |
|---|---|
| GR KART※8 | 385,000 |
車両販売拠点
国内の一部カートコースや、一部GR Garageで販売し、順次拡大予定です。
▽取扱いカートコース(2026年9月9日時点、36拠点)
| カートコース名(順不同) | |
|---|---|
| 北海道 | 雨竜・サーキット、南幌リバーサイドカートランド |
| 東北 | スポーツランドSUGO 国際西コース、カートソレイユ最上川 |
| 関東 | クイック潮来、レオンサーキット、井頭モーターパーク、フェスティカサーキット栃木、榛名モータースポーツランド、サーキット秋ヶ瀬、本庄サーキット、新東京サーキット、茂原ツインサーキット、大井松田カートランド、中井インターサーキット |
| 中部 | スピードパーク新潟、スポーツランド長岡、サーキットあづみ野、フェスティカサーキット瑞浪、富士スピードウェイ KART & MOTO PARK、オートパラダイス御殿場 小山町大御神サーキット、石野サーキット |
| 近畿 | レインボースポーツ カートコース、琵琶湖スポーツランド、スポーツランド生駒、神戸スポーツサーキット、たからづかカートフィールド、名阪スポーツランド |
| 中国 | スポーツランドTAMADA、柳井スポーツランド |
| 四国 | カートランド四国 |
| 九州・沖縄 | エーワンサーキット、大村湾サーキット、中九州カートウェイ、ソニックパーク安心院、ククル読谷サーキット |
▽取扱いGR Garage(2026年9月9日時点、7拠点)
GR Garage MTG日の出町(宮城県)、GR Garage つくば(茨城県)、GR Garage 浦和美園(埼玉県)、GR Garage 高辻(愛知県)、GR Garage 京都伏見(京都府)、GR Garage 観音(広島県)、GR Garage 沖縄(沖縄県)
最新の取扱い拠点、ご注文方法など、GR KARTに関する詳細情報はGR公式サイトにてご確認ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/grkart/
用品、スペアパーツ販売について
用品・スペアパーツは、お客様ご自身で手軽にご注文いただけるよう、楽天市場内の専用ECサイトで販売いたします。
▽取扱い用品の一部(2026年9月時点)
取扱い商品や購入方法などの詳細は、以下ECサイトをご確認ください。
https://www.rakuten.co.jp/grkart/
安全安心に楽しんでいただくために
GR KARTでは、専用アプリ「GR app」を活用することで、購入前の学習から購入後の走行までをサポートします。
専用アプリでは、GR KARTに関する各種情報の閲覧や、走行に必要な知識を学ぶ座学コンテンツを利用できます。また、利用者登録やドライバーパスポートの取得・管理を行うことができます。
取得したドライバーパスポートは、対応するカートコース※9においてスポーツ走行を行う際の資格証明として利用できます。これにより、GR KART購入者は別途カートコースライセンスを取得することなく、対応コースで走行をお楽しみいただけます。
なお、SLカートミーティング※10におけるGR KARTレースへ参加する場合は、別途定められたライセンスの取得が必要です。
また、専用アプリでは、車両情報や各種サービスへのアクセス機能も提供します。
▽商品に関するお問い合わせ先
蒲郡GR KART工房
info@grkart.toyota
※1 「GR KART」は、カートコースをはじめとするクローズド走行専用車・競技専用車であり、駐車場なども含む、一般公道での走行はできません。また、公道走行に必要な車両登録を行い、ナンバープレートを取得することはできません。
※2 全国36拠点のカートコース
※3 全国7拠点のGR Garage
※4 安全のため、積載して走行する場合は荷物を確実に固定してください。
※5 別売りの専用の固定具を使用しています。
※6 GR KART本体とは別売りです。
※7 エンジンオイルの重量を含み、ガソリンの重量は含みません。
※8 保証の対象外の製品です。
※9 ドライバーパスポートの対応有無については、各カートコースへご確認ください。
※10 SLカートミーティング:一般社団法人SLカートスポーツ機構(SLO)が主催するレーシングカート競技会です。詳細はSLカートスポーツ機構公式サイトをご確認ください。https://slo.or.jp/



