Round2
ラリーチャレンジ 第2戦 南丹
レポート
ラリーチャレンジ 第2戦 南丹 レポート

桜咲く南丹で西日本シリーズ開幕!
多くの声援を受けながら難関ステージに挑む!

 4月3日、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ西日本シリーズの初戦が京都府南丹市を舞台として行われた。
 本戦はJMRC近畿SSラリーシリーズとの併催で行われ、ラリーチャレンジクラスには32台がエントリーした。
 桜が咲き誇る素晴らしい季節の開催となった本戦は、地元自治体の協力のもと南丹市中心地となる本町通りを使用してセレモニアルスタートが行われ、駆けつけた多くの市民の方々がラリーカーに声援を送った。
 今回のステージはターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)のミックスラリーとなり、どちらの路面に合わせたラリータイヤを選択するかも大きなポイントとなる。
 また、隣接するエリアでのコンパクトなラリーマップとなるため、SS(スペシャルステージ)も8本と多めの設定。最後まで集中力を持続できるかもポイントとなる。

京都はちょうど桜の季節。南丹付近も桜が咲き誇り、参加者たちを華やかに出迎えた。
京都はちょうど桜の季節。南丹付近も桜が咲き誇り、参加者たちを華やかに出迎えた。
セレモニアルスタートが行われた南丹市園部町本通には、多くの市民の方が応援に訪れた。
セレモニアルスタートが行われた南丹市園部町本通には、多くの市民の方が応援に訪れた。

 多くのギャラリーに見送られたセレモニアルスタートの後、SS1のコスモスパークへとマシンを走らせる。その道中、道の駅「スプリングひよし」の横をラリーカーが通るたび、沿道から声援が飛んだ。
 コスモスパークは1.22kmのグラベルコース。硬質なダート路面で、走行ラインによっては激しいギャップによりマシンコントロールを乱される難しいステージとなる。なお、このSSは入場料等も一切かからない無料開放のギャラリーステージとなり、多くのラリーファンや家族連れが会場に訪れた。
 今回トヨタ車クラス(E-3)に86で参戦した山本 悠太選手はダートトライアル選手権において連続シリーズチャンピオンを獲得した実力者。ダートでの走りに注目が集まるなか、前評判通り見事な走りを見せた。
 続くSS2は、2.54kmの池谷SS。ラリーチャレンジシリーズにおいては珍しいダウンヒルステージで道路幅も狭く、難易度が高いステージとなる。このステージで速さを見せたのは、E-3クラスに参戦する大嶋・勝又組。狭く起伏に富んだニュルブルクリンクでも速さを見せる大嶋選手にとって得意とするコースレイアウトとも言え、見事トップタイムでフィニッシュする。
 SS3は日吉ダム沿い4.03kmの最長SS。幾重ものアップダウンに加え長いストレート区間も多いハイスピードSSとなる。激しいバトルを繰り広げる86エキスパートクラス(E-2)において、種治・天野組が全車中唯一2分台に飛び込むアタックを見せた。

京都はちょうど桜の季節。南丹付近も桜が咲き誇り、参加者たちを華やかに出迎えた。
京都はちょうど桜の季節。南丹付近も桜が咲き誇り、参加者たちを華やかに出迎えた。
セレモニアルスタートが行われた南丹市園部町本通には、多くの市民の方が応援に訪れた。
セレモニアルスタートが行われた南丹市園部町本通には、多くの市民の方が応援に訪れた。
  • 32台のエントリーがあった西日本シリーズ開幕戦。今シーズンのさらなる盛り上がりを感じさせる。
    32台のエントリーがあった西日本シリーズ開幕戦。今シーズンのさらなる盛り上がりを感じさせる。
  • ダートトライアルチャンピオンの山本悠太選手はダートステージで見事な走りを見せた。
    ダートトライアルチャンピオンの山本悠太選手はダートステージで見事な走りを見せた。
ダートステージのコスモスパークは無料開放のギャラリーSSに設定され、多くの観客が迫力の走りを体感した。
ダートステージのコスモスパークは無料開放のギャラリーSSに設定され、多くの観客が迫力の走りを体感した。
ラリーは参加者同士の和気あいあいとした雰囲気も魅力の一つ。次のSSを待つ間、しばし談笑にふけるモリゾウ選手。
ラリーは参加者同士の和気あいあいとした雰囲気も魅力の一つ。次のSSを待つ間、しばし談笑にふけるモリゾウ選手。

 SS4は再びコスモスパークSS。多くのマシンがタイムアップするが、そのなかでも山本悠太選手が5秒近いタイムアップを果たし、堂々トップタイムを記録した。
 サービスを挟んでのセクション2はコスモスパークSSからスタートとなる。このタイミングで降り出した小雨はダートの路面状況を変化させるほどのものではなかったが、少なからずドライバーの集中力を削っていった。しかし、その状況の中でヴィッツチャレンジクラス(C-2)の今西・小西組が素晴らしい走りを見せ、上位クラスに割って入る全体3番手の好タイムを記録した。
 地区戦のトラブルによりSS6はキャンセルとなり、SS7は日吉ダムSS。ここまでC-3クラストップの好走を続けていた吉谷・遠藤組であったが、このSSで痛恨のクラッシュを喫しリタイヤしてしまう。これによりC-3クラスは久保・三好組が首位に立った。
 最終SSは4度目のコスモスパークSS。各マシンがさらにタイムアップする中、山本選手はさらにタイムアップを果たしダートラチャンピオンの実力を見せ付けたが、表彰台にはあと一歩届かなかった。
 終始ハイレベルな攻防が繰り広げられた南丹ラウンドだったが、総合トップタイムはE-2クラスへステップアップした種治・天野組が見事獲得し、嬉しい初優勝を飾った。

 次戦は4月24日、オリジナルシリーズ初戦となる木曽ラウンドとなる。東日本シリーズ、西日本シリーズ、オリジナルシリーズと、今シーズンの役者がスタートラインに並ぶ一戦に注目したい。

ダートステージのコスモスパークは無料開放のギャラリーSSに設定され、多くの観客が迫力の走りを体感した。
ダートステージのコスモスパークは無料開放のギャラリーSSに設定され、多くの観客が迫力の走りを体感した。
ラリーは参加者同士の和気あいあいとした雰囲気も魅力の一つ。次のSSを待つ間、しばし談笑にふけるモリゾウ選手。
ラリーは参加者同士の和気あいあいとした雰囲気も魅力の一つ。次のSSを待つ間、しばし談笑にふけるモリゾウ選手。

Rally DataTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ in 南丹

  • 主催

    チームサンダース
    チームフェリアス
    京都工芸繊維大学体育会自動車部

    大堰川漁業協同組合(HQ)
    京都府南丹市日吉町寺谷
    表彰式・・・17:30(予定)
    ※各時間は暫定です

  • 開催日

    2016年4月3日(日)

  • セレモニアルスタート会場

    京都府南丹市園部町本町通

  • サービスパーク

    大堰川漁業協同組合

  • ゴール会場

    大堰川漁業協同組合

  • セクション数/SS本数

    2/8本

  • SSトータル距離/総走行距離

    18km/81km

  • 参加台数

    32台
    C-0 1台/C-1 2台/C-2 7台/C-3 3台
    E-1 3台/E-2 8台/E-3 7台

  • 出走台数/完走台数

    31台/29台

  • お問い合わせ

    京都市北区西賀茂北今原町 30-5
    チームフェリアス 小牧靖昌
    ferias1@ares.eonet.ne.jp

SUPER GT等で活躍する大嶋選手が勝又選手と共に参戦。ステージに即座に順応し、さすがの速さを見せた。
SUPER GT等で活躍する大嶋選手が勝又選手と共に参戦。ステージに即座に順応し、さすがの速さを見せた。

PICK UP! ラリーストの血を継ぐ大嶋和也選手の激走!

 TOYOTA GAZOO Racingチームから参戦した大嶋和也選手は、SUPER GTやニュルブルクリンク24時間耐久レース等で活躍する言わずと知れたトップドライバーだが、全日本ラリー選手権で活躍した父親と伯父を持つなど、そのルーツはラリーと縁が深い。
 そのような環境で3歳のころからラリーカーの助手席に乗っていたという大嶋選手だが、ラリー競技は今回が初挑戦。
 「ペースノートを作るところからタイムコントロールの進み方から、分からないことだらけですが、コ・ドライバーの勝又さんに助けてもらいながら楽しんでます。無理をしないで完走することが第一目標です」
 そう語っていた大嶋選手だが、不慣れなはずのダートコースでも速さを見せ、SSごとに2秒近くタイムを短縮していく。
 終わってみれば、E-3クラス優勝で初ラリーを締めくくる結果となった。「絶対また参戦したいです!」と笑顔で語る姿が印象的だった。

SUPER GT等で活躍する大嶋選手が勝又選手と共に参戦。ステージに即座に順応し、さすがの速さを見せた。
SUPER GT等で活躍する大嶋選手が勝又選手と共に参戦。ステージに即座に順応し、さすがの速さを見せた。

クラス別順位

E-2

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 種治 芳尚 / 天野 沙貴 / トヨタ 86
2 小倉 康宏 / 高田 高志 / トヨタ 86
3 山口 忍 / 坂田 智子 / トヨタ 86

E-3

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 大嶋 和也 / 勝又 義信 / トヨタ 86
2 石田 政晃 / 小林 長門 / トヨタ ヴィッツ
3 細谷 裕一 / 高橋 直美 / トヨタ ヴィッツ

E-1

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 松木 秀樹 / 桜井 克之 / トヨタ ヴィッツ
2 名倉 成幸 / 名倉 洋子 / トヨタ ヴィッツ
3 浜 清志 / 麻田 学 / トヨタ ヴィッツ

C-3

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 久保 直也 / 三好 明宏 / トヨタ 86

C-2

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 西村 邦夫 / 仲野 篤 / トヨタ ヴィッツ
2 今西 正和 / 小西 建也 / トヨタ ヴィッツ
3 梅村 祐葵 / 堀 裕葵 / トヨタ ヴィッツ

C-1

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 大橋 徹夫 / 坂口 慎一 / トヨタ ヴィッツ
2 岩田 晃知 / 増田 好洋 / トヨタ ヴィッツ

C-0

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 笠原 彰人 / 川名 賢 / トヨタ アクア

オープン

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 山村 孝之 / 松野 龍太郎 / ホンダ シビック