

万葉のふるさと 歴史と文化の街
ようこそ高岡市へ
開催地からのごあいさつ
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TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジの開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
高岡市での開催は今年で12回目となり、今大会は第10回大会で大変好評でした高岡大仏前でのセレモニアルスタートを実施します。また、TGRパークにおいてはステージイベントに地元の子供たちの出演を予定しています。
市民の皆さまはもちろん、来場される皆さまにもよりいっそう楽しんでもらえる大会となっております。
このように大会開催を迎えられたことはトヨタ自動車をはじめ、関係者の皆さまのご尽力の賜物であり、
深く敬意を表しますともに、厚くお礼を申し上げます。さて、高岡市の歴史は古く、天平の時代から伏木の地に越中国府が置かれ、万葉の歌人・大伴家持が越中国守として赴任し、風光明媚な雨晴海岸や二上山などに感銘を受けて多くの秀歌を詠んでいます。元号の「令和」はその大伴家持が編纂した万葉集から引用されております。ラリーに参加されるチームの皆さまには、「万葉ゆかりの高岡」の豊かな自然を満喫していただきたいと思います。
また、高岡市は慶長14年(1609)、加賀藩前田家二代当主前田利長によって高岡城が築かれ、高岡のまちが開かれており、以来400年にわたり高岡銅器や高岡漆器など「ものづくりの技と心」を脈々と受け継いでおります。
さらには、高岡御車山祭など歴史的祭礼や伝統的な町並み・建造物など、「高岡らしい」風情や情緒が色濃く残っており、国宝「瑞龍寺」や「勝興寺」、重要伝統的建造物群保存地区の「山町筋」「金屋町」「吉久」など、見どころがたくさんあります。ご来場の皆さまには、この大会を楽しんでいただくともに高岡市の様々な魅力に触れていただければ幸いです。
結びに、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジの成功と関係の皆さまのご健勝・ご多幸を祈念して挨拶とさせていただきます。高岡市長 出町 譲
ラリーツーリズムについて
ラリーは、一般の公道を使って行われるモータースポーツです。そのため、地元の自治体様とその地域にお住いの方々のご理解、ご協力のもとに運営がなされております。
競技に参加される皆さま、あるいは観戦に訪れる皆さまには、ラリチャレを通じて、ぜひとも地域の魅力を再発見する機会としていただきたく、こちらのページには「会場周辺の観光」と「その土地のグルメ」の情報を掲載いたしております。
参戦&観戦プランを計画される際には、是非ご活用ください。また、イベント会場では、お子様にも楽しんでいただける、誰もが手軽に楽しくご参加いただけますアトラクションも出展しています。
※TGRラリーチャレンジは「ラリーツーリズム」という新しい概念のもと、モータースポーツを通じて地域を訪れる皆さま、地元の自治体様、ラリークラブの皆さま、販売店・企業の皆さまをつなげ地域を盛り上げる取り組みを進めてまいります。
開催地周辺の注目スポット
by TOYOTA GAZOO Racing
富山県高岡市エリアのお出かけにぴったりな観光地やおすすめグルメの注目スポットをご案内します。
国宝 雲龍山勝興寺(うんりゅうざんしょうこうじ)
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2022年12月に新たに国宝に指定された「勝興寺」は、越中における浄土真宗の触頭(ふれがしら)で、本山に準じる連枝寺院あるいは別院格の寺院としては破格の規模と形式を誇ります。
寛政7年(1795年)に建てられた本堂は、本願寺阿弥陀堂を規範とし、本願寺の宮大工によって図面が引かれています。また、1998年から23年かけて実施された「平成の大修理」によって、「本堂」や「大広間及び式台」、「書院及び奥書院」等12棟の建造物が復原修理され、江戸後期の姿が蘇り、訪れる人々を魅了しています。
歴史的な価値はもちろんのこと、四季折々の風景に包まれた勝興寺は、静寂と癒しの空間としても知られ、観光客のみならず、多くの参拝者が足を運びます。
周辺には高岡城跡公園や瑞龍寺もあり、歴史と自然を同時に楽しめる高岡の観光には欠かせないスポットです。また、七不思議として有名な実ならずの銀杏、天から降った石、水の涸れない池などといった勝興寺に伝わる七不思議もありますので、そちらもぜひ探してみてください。
国宝 雲龍山勝興寺
住所:〒933-0112 富山県高岡市伏木古国府17-1
料金:大人500円/中高生200円/小学生100円
TEL:0766-44-0037
URL:https://www.shoukouji.jp/
- セレモニアルスタート会場
高岡大仏~日本三大仏のひとつ。日本一の美男!?~
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高岡大仏は大佛寺にある青銅製の阿弥陀如来坐像で、奈良・鎌倉の大仏と並び日本三大仏のひとつです。
13世紀頃に最初の大仏が創建され、その後二度にわたり焼失、今の大仏が三代目の仏像となっています。
初代・二代目の仏像は木製で、大火で焼失してしまったことから、三代目は三度の焼失を繰り返すまいという市民の想いと「鋳物の町高岡」の技術が結集して造立されました。そんな三代目の高岡大仏は、「日本一の美男」と言われるほどの素晴らしい出来栄えだと言われており、かの有名な歌人 与謝野晶子も、高岡大仏を訪れた際に「美男」と称したという逸話が残っています。
大仏と色とりどりのラリーカーたちのコラボをぜひご覧ください!
高岡大仏
住所:富山県高岡市大手町11-29
入場料:志納
TEL:0766-23-9156
URL:https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/archives/876
国宝 高岡山瑞龍寺(こうこうざんずいりゅうじ)~富山が誇る、富山県初の国宝~
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トイレの神様も祀られている!?
能越自動車道 高岡インターを降りて車で約10分のところにある瑞龍寺は、加賀藩二代目藩主である前田利長公を弔うため、三代目藩主の前田利常によって建立された、曹洞宗の仏教寺院です。この「瑞龍寺」という名称は、利長公の法名「瑞龍院」に由来します。
この壮大な寺院の建立には、約20年の歳月を要したとされています。この寺院の建屋のうち、山門・仏殿・法堂の3棟が、近世禅宗様建築の代表作として、国宝に指定されています。
1997年(平成9年)に富山県として初めて指定された国宝として、今もなお、美しく佇んでいます。またこの瑞龍寺には、東司(とうす)の守護神(トイレの神様)として、烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)が祀られています。瑞龍寺では、このトイレの神様のお札や御朱印を受けることが出来るそうです。お札を目線よりも高い位置に貼り、トイレをきれいにしておくと、病気平癒・安産成就・子孫繁栄等のご利益がもたらされるとされています。(トイレの神様という歌もありましたが、トイレを常にきれいにしておくと、良いことがあるのは本当のようですね)
この荘厳で美しい「国宝 瑞龍寺」、ぜひ参拝いただき、加賀百万石の歴史を感じてみてください。
国宝 高岡山瑞龍寺
住所:富山県高岡市関本町35
拝観時間
通常:9:00~16:30閉門
冬季(12/10~1/31):9:00~16:00閉門
※閉門30分前までに入場要
拝観料
大人:500円
中高生:200円
小学生:100円
TEL:0766-22-0179
URL:https://www.zuiryuji.jp/
国定公園 雨晴海岸~立山連峰を望む万葉ゆかりの景勝地~
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高岡市の北部、富山湾沿いに位置する雨晴海岸。
奈良時代の歌人、大伴家持はこの雨晴海岸の風景をこよなく愛し、歌も多く詠みました。万葉集では、「渋谿(しぶたに)」と読まれています。
また江戸時代の名俳人、松尾芭蕉もこの雨晴の景色を『おくのほそ道』で詠んでいます。雨晴海岸は、錚々たる歌人・俳人に愛されただけでなく、「日本の渚百選」や「日本の海水浴場88選」にも選ばれ、天候に恵まれれば3,000m級の立山連峰の山々を望むことが出来る、いわゆる“映えスポット”になっています。ドライブで車窓からの風景を楽しみつつ、「道の駅 雨晴」に立ち寄り、コーヒー片手に素晴らしい景色を眺めて一服するのも良いですね。
国定公園 雨晴海岸
住所:富山県高岡市太田雨晴
TEL:0766-20-1547(高岡市観光協会)
URL:https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/archives/524道の駅 雨晴
住所:富山県高岡市太田24番地74
TEL:0766-53-5661
URL:https://michinoeki-amaharashi.jp/
開催地周辺のグルメとおみやげ
by TOYOTA GAZOO Racing
ラリーチャレンジを満喫した後は、開催地のおみやげをゲット!
自分用だけではなく、贈り物にもぴったりな品を集めました。
- TGRチーム イチ押し!
カレーうどん
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大会オーガナイザーや高岡市出身のTGRメンバーもイチオシの激ウマグルメ!
カレーうどんの老舗名店、高岡市民病院のすぐ脇にある「吉宗」。ここのカレーうどんが絶品なんです!地元の方曰く、「カレーうどん以外を頼んでいる人を見たことが無い」というくらいの人気ぶり。
お蕎麦屋さんによくありがちなダシの効いたカレーではなく、ご飯に合うような濃厚なカレーがコシのある麺によく絡み、中にはホロホロに煮込まれたかしわ(鶏肉)がゴロゴロ。非常に食べ応えがあります。常連の方はネギや生卵をトッピングしたり、一通りうどんを楽しんだ後、仕上げにご飯を追加してカレーライスでシメたりするようです。
せっかく高岡来たがなら、「吉宗のカレーうどん」食べてかれ!
吉宗
住所:富山県高岡市宝町7-4
営業時間:
(平日)11:00~15:00 / 17:00~20:00
(土日祝)11:00~20:00
定休日:月曜日・火曜日
TEL:0766-24-1767
URL:https://www.curry-udon-yoshimune-takaoka.com/
お刺身・お寿司
~天然のいけすから水揚げされた“きときと”な魚介たち~
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淡いピンク色に輝く「富山湾の宝石」
高岡市を訪れた際の外せないグルメは、やはり何といっても「お寿司」でしょう。「天然のいけす」と呼ばれる富山湾で水揚げされた魚介類は、まさに新鮮そのもの!表題の“きときと”という言葉は、「新鮮な」という意味を表す富山弁です。
高岡市北部に面している富山湾といえば、ホタルイカや寒ブリが有名ですが、10月のラリチャレ開催時期はどちらも旬ではないようです・・・。ただ、がっかりすることなかれ。「富山湾の宝石」と称される白エビは、4月~11月という限られた時期にしか漁が出来ず、なおかつ漁ができるほど獲れるのは世界でも富山湾のみという非常に希少価値の高いものです。また白エビは非常に鮮度が落ちやすいため、一般の市場に出回っているものは、基本的に一度冷凍されたものばかり。“生”の白エビを味わえるのは、産地に来てこそ。ねっとりとした甘みのある白エビをぜひご堪能下さい。
その他にも、アオリイカや紅ズワイガニがこの時期に旬を迎えており、まさに食べごろ。ぜひ、天然のいけすから水揚げされた“きときと”な魚介に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
以下、オススメの店舗情報です。
高岡コロッケ
~高岡が誇るB級グルメ~
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日本でも有数のコロッケタウン
日本でも指折りのコロッケ消費量を誇る街、高岡市。このことから、町おこしの一環として始まったのがこの「高岡コロッケ」です。コロッケの中身はお店によって異なるようですが、今回は地元イチオシ、昭和42年創業の老舗精肉店「丸長精肉店」のコロッケをご紹介します。
昭和風情溢れる懐かしい佇まいの丸長精肉店。ここのコロッケはジャガイモがメインのコロッケで、素材の旨味を生かすため味付けは砂糖と塩のみ、かつ添加物不使用。豪快に一口かぶりつけば、外はサクサク、中はホクホク、ジャガイモの風味が口いっぱいに広がります。注文してから揚げて頂けるので、いつ訪れてもアツアツサクサクのコロッケが味わえます。
コロッケ以外にも、串揚げやハムカツ等が超リーズナブルな価格で楽しめます。「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市美術館内)」のすぐ近くのこのお店。その前後で立ち寄って食べ歩きなんていいですね。ただし、食べ歩きにはもってこいのお手軽グルメではありますが、あまりのウマさと安さにつき、食べ過ぎにはご注意を!
※日曜定休のため、ラリチャレ当日は営業しておりませんので、ご注意下さい。
丸長精肉店
住所:富山県高岡市あわら町13-31
営業時間:8:30~19:00
定休日:日曜日
TEL:0766-23-1070
URL:https://www.takaoka.or.jp/food/detail_2004.html
ラリーチャレンジ
オリジナルマップ
ラリーチャレンジ高岡万葉のオリジナルマップ
観戦場所やリエゾン応援区間、イベント広場、来場者駐車場といった大会・イベントの情報だけでなく、会場周辺のおすすめスポットをマップ上で確認できます。ラリーチャレンジ来場前後に美味しいグルメやお土産、綺麗な景色を探してドライブなど、ラリーチャレンジの楽しさを一つプラスできちゃう、そんなマップです。
※オリジナルマップの使い方はこちら
おすすめモデルコース
by TOYOTA GAZOO Racing
日曜日(大会当日)
日帰り観戦コース

土曜日(大会前日)
大会前日の土曜日にたっぷり観光
お泊り観戦コース

