スーパーフォーミュラ 2019年 新型車両 ダラーラSF19
「クイック&ライト」を継続し、
2016 FIAの安全基準に対応
空力の見直しにより、
ドライバー同士のバトルが白熱する
スーパーフォーミュラに来年から導入される2019年新型車両SF19。
SF19は現行車両であるSF14を設計、製作したダラーラ社製で、SF14のコンセプトである「クイック&ライト」を継続。
「他車との接近時のコントロール性」を空力の見直しによって改善し、さらにオーバーテイクがしやすくなっているのが特徴です。
富士スピードウェイでは7月31日(火)、8月1日(水)の2日間に渡り第2回 開発テストが行われ、TOYOTA GAZOO RacingからはP.MU/CERUMO・INGINGの石浦宏明と国本雄資が参加しステアリングを握りました。
開発テストでは大きなトラブルもなく周回を重ね、データ収集を中心に行われました。 また、ドライバーの頭部を保護する「HALO(ヘイロー)」の視認テストも実施され、各ポストのフラッグやスターティンググリッドでのシグナルの視認確認などが行われました。
スペック
エンジン
排気量
2,000cc
気筒数
直列4気筒ターボエンジン
出力
405Kw(550PS)以上
その他
燃料リストリクター、OTS搭載
シャシー
全長
5,233mm
ホイールベース
3,115mm
全幅
1,900mm
全高
960mm
車体重量
660㎏以上
ギアボックス
リカルド製6速パドルシフトシステム
ブレーキ
ブレンボ製キャリパー・カーボンディスク
ステアリング
KYB製電動パワーステアリングシステム
前サスペンション
プッシュロッド、トーションバースプリング
後サスペンション
プッシュロッド
安全基準
2016 FIA F1 セイフティレギュレーションに準拠
タイヤ
ヨコハマ
F/R:270/620R13 / 360/620R13
「SF19」発表会
第2回「SF19」開発テスト フォトギャラリー
写真提供;JRP