2019年プレスリリース

SUPER GT 2019年 第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE
岡山の開幕戦は悪天候のため短縮終了
LEXUS LC500は国本/坪井組19号車が最上位6位
GT300クラスでは新田/阪口組96号車が開幕戦勝利

2019.04.14(日)- 21:15配信

岡山国際サーキットで行われた2019年SUPER GT開幕戦は、強い雨のために大荒れの展開となり、赤旗で途中終了。予選で苦しみ下位グリッドスタートとなったLEXUS LC500勢は追い上げのチャンスがないまま、国本雄資/坪井翔組 WedsSport ADVAN LC500 19号車が最上位の6位でレースを終えました。GT300クラスでは、2番手スタートの新田 守男/阪口 晴南組 K-tunes RC F GT3 96号車が僅かなチャンスを活かして首位を奪い、開幕戦勝利を飾りました。

 SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月13日(土)、14日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催されました。
 日本で最高の人気を誇るモータースポーツ、SUPER GTの2019年シーズンが恒例の岡山で幕を開けました。今季のSUPER GTには、昨年に引き続きLEXUS GAZOO Racingから6台のLEXUS LC500がGT500クラスに参戦。来季より同クラスには新型トヨタ スープラでの参戦となることが発表されており、LC500でのラストシーズンとなる今季、タイトルを奪還しての有終の美を目指します。
 今季のLEXUSチーム参戦布陣の変更点は、WAKO'S 4CR LC500 6号車に山下健太が移籍し、大嶋和也とのコンビに。山下が抜けたWedsSport ADVAN LC500 19号車は、昨年の第2戦富士で代理ドライバーとしての初参戦ながら2位表彰台という活躍を見せた坪井翔がGT500クラスレギュラーにステップアップ。また、DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車には、GT300クラスで通算7勝を挙げている中山雄一がこちらもステップアップ。ヘイキ・コバライネンとのコンビで初のGT500クラスを戦います。
 GT300クラスでは、プリウスがPHVベースとなり、エンジンや搭載形式など大きく変更した新型車として2台エントリー。LEXUS RC F GT3も昨年同様3台が出場します。

LEXUS勢最上位の6位でフィニッシュした国本 雄資/坪井 翔組 WedsSport ADVAN LC500 19号車
LEXUS勢最上位の6位でフィニッシュした国本 雄資/坪井 翔組 WedsSport ADVAN LC500 19号車

予選

 13日(土)は朝方こそ寒かったものの午前中は好天に恵まれたこともあり、気温、路面温度とも上昇。SUPER GTの予選開始前には空に雲がかかり、やや路面温度は下がったものの、気温16度、路面温度25度と春らしい気候の下で、今シーズンの激戦を占う、最初の予選セッションが開始されました。
 GT500クラスのQ1(10分間)は午後3時18分より開始されましたが、LEXUS LC500勢はタイムが伸びず苦戦。ホームコースとして岡山を得意とするKeePer TOM'S LC500 37号車の平川亮が、自らが持っていたコースレコードを更新するタイムをマークするも、ライバルは更にタイムを縮め、LEXUS LC500勢は37号車のみがぎりぎり8番手でQ2進出を果たしました。
 平川同様に従来のコースレコードを更新した山下の6号車は8番手から0.086秒差、坪井の19号車は0.101秒差と僅かに及ばず9,10番手でQ1敗退。ZENT CERUMO LC500 38号車が12番手、au TOM'S LC500 36号車は14番手、39号車が15番手で決勝レースは後方からの追い上げを目指すこととなりました。
 GT300クラスは、1周の短い岡山で多くの台数が出走するため、2グループに分けて予選を実施。Aグループでは2台のプリウス、そしてLEXUS RC F GT3の2台も出走しました。LEXUS RC F GT3でのSUPER GT2年目となる19歳宮田莉朋の駆るSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が好タイムをマークし3番手でQ2進出決定。Q1敗退となったarto RC F GT3 35号車は21番手、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 30号車が25番手、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 31号車は27番手の決勝グリッドが決定しました。
 Bグループでは脱落ラインの8番手争いが僅か0.037秒内に3台という厳しい戦いとなる中、K-tunes RC F GT3 96号車を駆るベテラン新田守男が8番手でQ2進出を決めました。
 Q2では、今季より96号車でSUPER GTにデビューする19歳の阪口晴南が好走を見せ、コースレコードを更新するタイムで最前列2番手グリッドを確保。60号車は12番手から決勝に臨むこととなりました。

決勝

 14日(日)は午前中に降りだした雨でコースはウェットコンディションに。午後2時半、気温12度、路面温度14度という肌寒さを感じる中、予定されていた県警によるパレードラン及びフォーメーションラップは行われずに、セーフティカー先導でレース周回が開始されました。
 セーフティカーランは3周で終了し、4周目より本格戦開始。しかし、強さを増す雨の中で、すぐにGT300クラス車両が接触によりクラッシュ。再びのセーフティカー導入から10周目に2度目の再スタートが切られましたが、13周目にS字コーナーで多重クラッシュが発生。赤旗中断となりました。
 約45分間の中断を経て、セーフティカー先導走行の後に20周目からレースが再開されましたが、首位争いの車両が接触しグラベルにストップするなど大荒れの展開に。その後もセーフティカー走行を続けてレース再開のタイミングを伺いましたが、雨脚は弱まらず、午後4時半に2度目の赤旗中断。レースはそのまま終了となりました。
 レースは2度目の赤旗が出された31周目の前の周の順位が最終結果となり、選手権ポイントはフルレースの半分が与えられることとなりました。
 予選で下位に沈み、決勝での追い上げを狙っていたLEXUS勢でしたが、ほとんどがセーフティカー走行で視界も悪いこの状況ではポジションアップは叶わず、悪コンディションの中、坪井が粘り強く走り続けた19号車が最上位の6位フィニッシュ。38号車が8位、36号車が9位となりました。
 GT300クラスでは、最前列2番手からスタートした96号車が短い走行時間ながら激しい首位争いを展開。2度目の再スタート後、12周目に首位を奪取。そのままの順位でチェッカーとなり、今季初勝利を飾りました。また、12番手からスタートを切った60号車も7位でポイント獲得を果たしました。

  • 2番手スタートから逆転勝利を飾った新田 守男/阪口 晴南組 K-tunes RC F GT3 96号車
    2番手スタートから逆転勝利を飾った新田 守男/阪口 晴南組 K-tunes RC F GT3 96号車
  • 今季初勝利を挙げた新田守男と阪口晴南
    今季初勝利を挙げた新田守男と阪口晴南

リザルト

GT500

順位No.車名ドライバー名周回所要時間/差グリッド
18ARTA NSX-GT野尻 智紀/伊沢 拓也301:53'35.5055
223MOTUL AUTECH GT-R松田 次生/ロニー・クインタレッリ301.2271
312カルソニック IMPUL GT-R佐々木 大樹/ジェームス・ロシター302.7812
43CRAFTSPORTS MOTUL GT-R平手 晃平/フレデリック・マコヴィッキィ304.2108
524リアライズコーポレーション ADVAN GT-R高星 明誠/ヤン・マーデンボロー305.7736
619WedsSport ADVAN LC500国本 雄資/坪井 翔308.60310
716MOTUL MUGEN NSX-GT武藤 英紀/中嶋 大祐3011.09911
838ZENT CERUMO LC500立川 祐路/石浦 宏明3011.50012
936au TOM'S LC500中嶋 一貴/関口 雄飛3012.20714
1064Modulo Epson NSX-GTナレイン・カーティケヤン/牧野 任祐3013.61413
1139DENSO KOBELCO SARD LC500ヘイキ・コバライネン/中山 雄一3014.90415
1237KeePer TOM'S LC500平川 亮/ニック・キャシディ3016.6207
136WAKO'S 4CR LC500大嶋 和也/山下 健太3017.6359

GT300

順位No.車名ドライバー名周回所要時間/差グリッド
196K-tunes RC F GT3新田 守男/阪口 晴南301:54'00.3372
255ARTA NSX GT3高木 真一/福住 仁嶺302.0921
352埼玉トヨペットGB マークX MC脇阪 薫一/吉田 広樹303.8853
461SUBARU BRZ R&D SPORT井口 卓人/山内 英輝306.6869
556リアライズ 日産自動車大学校 GT-R平峰 一貴/サッシャ・フェネストラズ3010.0958
665LEON PYRAMID AMG黒澤 治樹/蒲生 尚弥3012.8004
760SYNTIUM LMcorsa RC F GT3吉本 大樹/宮田 莉朋3014.43212
84グッドスマイル 初音ミク AMG谷口 信輝/片岡 龍也3016.4977
934Modulo KENWOOD NSX GT3道上 龍/大津 弘樹3018.70613
1088マネパ ランボルギーニ GT3小暮 卓史/元嶋 佑弥3020.17114
1231TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT嵯峨 宏紀/中山 友貴3024.47327
1835arto RC F GT3ナタポン・ホートンカム/ショーン・ウォーキンショー3034.74021
30TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT永井 宏明/織戸 学1119 Laps25

ドライバーズポイント(GT500)

順位No.ドライバー名ポイント
18野尻 智紀/伊沢 拓也10
223松田 次生/ロニー・クインタレッリ8.5
312佐々木 大樹/ジェームス・ロシター5.5
619国本 雄資/坪井 翔2.5
838立川 祐路/石浦 宏明1.5
936中嶋 一貴/関口 雄飛1

チームポイント(GT500)

順位No.チーム名ポイント
18ARTA13
223NISMO10.5
312TEAM IMPUL8.5
619LEXUS TEAM WedsSport BANDOH5.5
838LEXUS TEAM ZENT CERUMO4.5
936LEXUS TEAM au TOM'S4
1139LEXUS TEAM SARD3
1237LEXUS TEAM KeePer TOM'S3
136LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S3