2016年プレスリリース

1995年より開催されているFTRSは、世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍出来るレーシングドライバーの発掘・育成と、正しいドライビング教育による国内モータースポーツの底辺拡大を目的としている。

日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳が校長を務め、初代TDPドライバー片岡龍也を中心に、今季も国内および海外トップカテゴリーで活躍するトヨタ系現役ドライバーが講師として直接指導にあたる。

  今季は内容の見直しも図り、2泊3日の合宿形式と言う形は変わらないものの、3日間の中でより多くの時間をドライブ出来るようになっている。基礎から徐々にステップアップし、最終日には模擬レースを行う予定としている。
　車両は、フォーミュラチャレンジ･ジャパン（FCJ）で使用されていた本格的なフォーミュラカーで行われる。
　これまでの開催において延べ600名以上がこのスクールを受講しており、その中でFIA世界耐久選手権をはじめF1世界選手権など国内外のトップカテゴリーに多くのドライバーを輩出している。

　また昨年からスタートしたFIA-F4選手権シリーズでは、同スクールを受講しトヨタ育成ドライバーとして参戦した坪井翔が初代シリーズチャンピオンに輝き、全日本F3選手権へのステップアップを果たした。今季もトヨタ支援ドライバーとして2名がFIA-F4選手権への参戦を行う。引き続き、今季のスクールにおいて優秀と認められたドライバーに対しても、翌年以降のレース参戦サポートを行う。