TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL - 2016.11.27 FUJI SPEEDWAY
TGRF2016 イベントレポート 11.26 sat

イベントレポート

様々なレーシングカー/競技仕様の乗用車が集合

photo

ヤリスWRCのテストカーが展示されているTOYOTA GAZOO Racing EXHIBITIONでは、それ以外にも激戦のWECを戦ってきたトヨタTS050 HYBRIDやSUPER FORMULAなどのレーシングカーから、全日本ラリーで活躍したVitz GRMN Turboなど様々な競技車が勢ぞろいしています。また競技車両のみに留まることなくiQや86、MARK XなどのGRMN仕様も数多く展示されていました。

photo
photo

次々に運び込まれたラリーカーのレジェンドたち

photo

トヨタが初めてラリー競技に参戦したのは今から60年近くも前の昭和32年(1957年)のこと。
オーストラリア大陸で開かれた豪州一周モービルガス・ラリーに初代クラウンで挑んだことが、そもそもの原点だった。その初代クラウンから、1980年代にアフリカのサファリ・ラリーなどで活躍したグループBのセリカ・ツインカム・ターボやグループAのセリカGT-Four、さらにはWRカーへと昇華したカローラWRC、そして2017年からWRCに復帰すべく現在、精力的にテストが続けられているヤリスWRCのテストカーなど、トヨタの歴代ラリーカーが、今回のTGRFで勢ぞろいしました。

photo

展示場所は11番〜16番ピットを使用したRally EXHIBITIONのコーナーと、Aパドック内に大型テントで特設したTOYOTA GAZOO Racing EXHIBITIONのエリア。土曜日のお昼前から1台また1台と、伝説のラリーカーがトランスポーターで運び込まれていました。

photo
photo
photo

路面コンディションも万全!

木曜日に降った雪の影響が心配だという来場予定の方も多かったかと思いますが、「ワクワクPOTENZAドライブ&ランフラットタイヤ同乗体験」が行われるショートサーキットではこの日、別のイベントが滞りなく行われていました。路面コンディションの方は万全のようです。

photo
photo

雪の演出

photo

来季よりTOYOTA GAZOO RacingがWRCに参戦ということで、今年新たなコンテンツとして「Rally EXPERIENCE」が登場。

駐車場P20のSS1、イベント広場のSS2、ドリフトコースのSS3と、特設された三つのスペシャルステージでVitz、86他ラリーカーがパフォーマンスランを披露します。最高のパフォーマンスをファンの皆さんにお見せするために、実際のラリー選手権と同様"レッキ"と呼ばれるコース下見を兼ねたリハーサルが入念に行われました。

photo

コース周りが雪に囲まれたドリフトコースでは、スノー路面のスウェーデン・ラリーを彷彿させる風景に。雪の影響でスタッフが大変な思いをした一方で、視覚的にはなかなか良い演出となりました。ここだけは明日の本番、雪が残っていてほしいような......。

photo
photo

サーキット各所で、Rally EXPERIENCEの準備が万端に

TOYOTA GAZOO RACING FESTIVAL 2016の本番を翌日に控えた11月26日。富士スピードウェイの各所ではスタッフが一生懸命、本番に向けての準備に余念がありませんでした。

photo

来シーズン、トヨタが久々にカムバックを果たすことになり、随分注目度が高まっているWRCですが、今回のTGRFでは新たなコンテンツが用意されています。それは富士スピードウェイをラリーフィールドに見立てて、何箇所かでスペシャルステージ(SS)を行うRally EXPERIENCE。コースパッケージとしては、アドバン・コーナーのアウト側、20番駐車場にSS1、スタンド裏のイベント会場にSS2、そしてドリフトコースにSS3、と3つのスペシャルステージを設定。スタート&ゴールはAパドックのRally EXPERIENCE特設会場となります。

この日は、各SSでレッキ(事前試走)を実施。Rally EXPERIENCE特設会場でもセレモニアル・スタートのリハーサルも行われるなど、翌日の本番に向け準備は万端です。山岳ロードなどを舞台に戦われることも多く、普段はなかなか見ることのできないラリー競技だけに、今回のTGRFでは目玉のコンテンツとなること請け合いです。

photo