イベントレポート
ドリフトパフォーマンスのリハーサルも順調
コースの周りにはまだ雪が残っているもののコース上路面は午後にはすっかりドライへと回復し、ドリフトパフォーマンスのリハーサルも順調に進行しました。
本番当日はあいにく雨が降る可能性があるようですが、悪コンディションのときでこそドリフトドライバーの腕の見せどころ。同乗体験にしても、ドライの時とは一味違ったスリルが味わえ、むしろ貴重な体験となるのでは。
朝一番のコンテンツに向けて
すっかり日も傾いたころ、レーシングコースの走行を終えたドライバーたちがイベントステージに大集合しました。
TGRFオープニングセレモニーよりも先に行われる、「TOYOTA GAZOO Racing 脇阪塾 レーシングドライバーとクルマで遊ぼう」のリハーサルです。総勢32名のドライバーが5チームに分かれてイベント広場のコンテンツを体験するこのコーナー。
一行は説明を受けながらステージからキッズエリア、そこからレーシングシミュレーター、カートエリアへと、スタッフの先導で進んでいくのですが、シミュレーターから離れないドライバーが2名...。
ステアリングを握ったら最後、納得いく走りができるまで降りてこなかった、ニック・キャシディ選手とヘイキ・コバライネン選手なのでした。
暗くなってから設営、リハーサルがスタート
ジムカーナコースではこの日、日中別のイベントが行われていたことから「ワクドキ ドライビング! タイムアタック」の設営、リハーサルは夕方暗くなってからスタート。
気温もかなり低くなり、スタッフの皆さんはテントのストーブで暖をとりながらの作業となりました。なお、このイベントは昨年新たに国内に導入された「オートテスト」の模擬体験イベントで、車庫入れを含む1周のコースをタイムアタックで競うというもの。
安全のための運転技術向上に寄与するという意味も含まれており、気軽に参加できることで今後競技としても広まっていく予感がします。
イベント広場の設営は進む
お昼過ぎから、イベント広場の設営も本格的にスタート。
雪はすっかり溶けて、日差しの当たる場所は暑いぐらいになりました。
ステージではMCと音響スタッフとで入念なリハーサル。その横では、子どもたちに人気のふあふあも準備完了です。
各タイヤメーカーのブースもずらり。ブリヂストンブースの前には、DENSO KOBELCO SC430が待機しています。
「TGRFならではの空気感を大切に!」総合プロデューサーの脇阪寿一さんが檄
翌日の本番に向け、大方の準備も終えた土曜日の午後6時半。
富士スピードウェイのピットビル2階にあるクリスタルルームではTGRF 2016に関わる全スタッフが集まっての全体ミーティング、通称"決起集会"が行われました。
今年からSUPER GTで6号車、LEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sの監督に就任し、今回のTGRF 2016でもイベント総合プロデューサーを務めることになった脇阪寿一さんが挨拶に立ち「TGRFならではの空気感を大切に。明日はお客さんにTOYOTA GAZOO Racingって何なのかを少しでも理解してもらい、皆さんにTOYOTA GAZOO Racingの伝道師になってもらう。そんな想いで1日頑張ってください」とげきを飛ばしていました。
最後はスタッフ全員で「We can do it!」の雄叫びを上げ、明日の本番に向けモチベーションを高めることになりました。