TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL - 2016.11.27 FUJI SPEEDWAY
TGRF2016 イベントレポート 11.27 sun

イベントレポート

AKB48 Team 8カートグランプリ開催!決勝進出を決めたのは...

来年の開催が決定した「TOYOTA presents AKB48 Team 8 カートグランプリ〜初代最速女王は誰だ?!〜」。

その最終予選がTGRFで行われました。エントリーしたのは静岡県代表の横道侑里さん、富山県代表の橋本陽菜さん、大阪府代表の永野芹佳さん、京都府代表の太田奈緒さん、和歌山県代表の山本瑠香さん、奈良県代表の大西桃香さん、滋賀県代表の濵咲友菜さん、鳥取県代表の中野郁海さん、島根県代表の阿部芽唯さん、岡山県代表の人見古都音さん、そして佐賀県代表の福地礼奈さんの11人。

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皆さん、ファンの方に向かってにこやかに笑顔を向けていましたが、タイムアタックになったとたんにキリッと真剣なまなざしに変わりました。ステージとは違う彼女たちの姿にドキッとした人もいるのでは?
最速タイムを記録した橋本陽菜さんが優勝しました。

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難しい路面コンディションとなったGAZOO Racing 86/BRZ Race

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今年のGAZOO Racing 86/BRZ Raceはプロフェッショナルクラスとクラブマンクラスと選手のレベルによって分けられていますが、このTGRFラウンドは特別戦として両クラスの混走で行われました。

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雨が降ったり止んだりしたため、濡れた路面と乾いた路面が混在する非常に難しい路面コンディションだけに、コースアウトする車両もあるハードなレースになりました。その中、プロフェッショナルクラスは近藤翼選手が逃げ切って優勝。その2秒弱後方では激しいマッチレースとなり、大ベテランの"ターザン山田"こと山田英二選手が、昨年のTGRFラウンドの勝者である青木孝行選手を抑えて2位となりました。

クラブマンでは小野田貴俊選手が後続を引き離して、最後レースで嬉しい今季初優勝。2、3位はこちらも接戦となり、手塚佑選手、平沼貴之選手という表彰台となりました。

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同乗走行よりもいっそう過激になったラリードライバーのデモラン

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12時40分からRally EXPERIENCEの走行エリアではラリードライバーによるデモンストレーションランが行われました。走行エリアにパイロンを置くコース設定は同乗体験プログラムと同様でしたが、お客さんを助手席に乗せていない分、制約が解かれたのか(?)ラリードライバーの走りはいっそう過激になっていきました。

前輪を支点にクルマを回し続ける"ドーナツターン"の回数も多くなり、さらにガードレールへも超接近。場内実況を担当する水谷成克ラリーアナウンサーも「(ガードレールまで)30cm以下だった!」「今度は20cmもなかったぞ!」とボルテージが上がりっ放しでした。

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ナビゲーターとして活躍し、今年はTOYOTA GAZOO RacingのWRCチームでスポーティングマネージャーを務める足立さやかさんも、最初は水谷さんの隣で各ドライバーの走りを解説していましたが、名コンビで何度も優勝を飾って来た勝田範彦選手が走る際には、勝田選手のナビゲーター席にハコ乗りで会場をスラローム。観客からの喝采を浴びていました。

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TOYOTA GAZOO Racing 脇阪塾 座談会 Part 4 (WEC)

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パドックステージを使ってのTOYOTA GAZOO Racing脇阪塾 座談会は、午後の第2部も3パート制で行われました。

まず午後1時25分に始まったパート4は、中嶋一貴・小林可夢偉両選手とトヨタの村田久武モータースポーツユニット開発部部長を招いてWECをテーマにトーク開始。2015年のル・マンで敗れた悔しさを糧に今年のル・マン24時間制覇に向けてTS050 HYBRIDを開発。そのル・マンではトップを快走しながらあと僅かのところで勝利が手からすり抜けてしまったことや、ル・マンに特化して開発していただけに、富士では苦戦が予想されたが、激しい争いの末に勝って自信を深めたことなど、WECの流れを追いながら詳しく話が進められました。
そして村田部長からは、来年は、もっと速いクルマを開発して絶対にル・マンで勝ちます!と必勝宣言が飛び出していました。

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TOYOTA GAZOO Racing 脇阪塾 座談会 Part 5 (SUPER FORMULA)

続いてのパート5はSUPER FORMULAがテーマ。チームウェアに着替えた中嶋一貴・小林可夢偉両選手とトヨタの村田久武モータースポーツユニット開発部部長に加えて、ジェームス・ロシター選手と関口雄飛選手が加わり、午前中に行われたSUPER GTと同様、チャンピオンを獲得した国本雄資選手はシーズンを戦った愛車で登場、詰めかけたファンからは大きな声援が送られていました。

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今シーズンのSFを振り返りながらも、SFのバトルがどんどん激しく、またどんどんシビアになっていくことへと話は進んで行きました。そして、SFを戦うことで大きな目標であるWEC参戦へと繋がっていく、と話が集約。メインMCの脇阪寿一さんは、若い国本選手や関口選手に、「頑張ってWECまで行きや!」とエールを送っていました。

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