ファン参加のレーシングコースイベント「サーキットサファリ」が行われました。
SUPER GTファンにはもうお馴染みのこのイベントは、レーシングカーが走るコースにファンを乗せた観光バスを走らせるというもので、まるで猛獣放し飼いの中をクルマで走る"サファリ"スタイルの動物園のようだと名付けられました。

TGRFではこのサファリバスのガイドとして、脇阪寿一監督や伊藤大輔選手、近藤真彦監督など非常に豪華な面々が同乗し、富士スピードウェイのコースや傍らを走り抜けるSUPER GTカーやSUPER FORMULAについて解説していました。きっとこれからのレース観戦がより興味深くなったことでしょう。

日本の2つの最高峰レース、SUPER GTとSUPER FORMULA。この2つのカテゴリーが一緒に走るのは、TGRFの「SUPER GT vs SUPER FORMULA スペシャルバトル」だけと人気のイベントです。

今年も好バトルが期待されましたが、あいにくの雨。スタートの前からかなり雨が強くなり、コースは非常に難しい状況となり、セーフティカー先導のスタートとなりました。
スタート後、1周目の1コーナー出口でSUPER FORMULAの1台がスピン。レースペースの走行では大きくクルマの姿勢を乱すことが多く見受けられたため、残念ながら安全面から途中で中止となりました。
それでもメインストレートでは高い水しぶきを上げた走る姿や、コーナーでドリフト状態になっても巧みに立て直すテクニックなど、走るドライバーのレベルの高さが短時間ながら見られるまたとない機会になりました。

3日前は雪にも見舞われた富士スピードウェイ。「ひょっとしたら...」と心配された方もいたかもしれません。しかし、豊田章男社長が言われたとおり"クルマ大好きの心"が天に通じて、雨模様ではありましたが無事開催できました。

ご来場の皆さんが少しでも雨に濡れないようにと、最終イベントのグリッドウォークはピットウォークに変更されて行われました。その分、少しドライバーや監督、クルマとちょっと近くにいられたかもしれません。
最後までドライバーにサインをもっらたり、一緒に写真を撮ったりと、ファンの皆さんは惜しみならも最後まで楽しんでいたようです。

これからもTOYOTA GAZOO Racingは、"もっといいくるまづくり"を合い言葉に、レーシングドライバーやチーム、そしてファンの皆さんと一緒にモータースポーツに取り組んでいきたいと思います。

この雨模様にもかかわらず、今日TGRF 2016に来場頂いたお客様は、なんと4万人を記録しました。本当にありがとうございました。
また来年もお会いしましょう!!