イベントレポート
午前5時30分に東・西ゲートがOPEN!
ゲート前は前日から熱心なファンの皆さんたちの長いクルマの列で埋め尽くされることになりました。もちろん、ゲート前の車列前方は前日からの宿泊組。そんなファンの皆さんの熱意に応え、今年も本来の6時開門予定から30分早い、5時30分のゲートオープンとなりました。
パドックでは、ファンの皆様により良いものを見せられるように、と車両の最後の調整中です。
人気コンテンツの受付に朝早くから行列が。抽選当たるといいですね!
ゲートがオープンし、皆さんが真っ先に向かうのが体験コンテンツの受付テント。まだ暗いうちから、テントにはたくさんの方が集まっていました。
サーキットサファリは、10台のバスを用意。バスガイドも毎年豪華なので、毎年チケットはすぐに完売してしまう、人気コンテンツです。一方のサーキットタクシーは5車種あり、好きなクルマを選んでエントリー。
皆さん、それぞれのチケットボックスに、祈りながら抽選用紙を入れています。お目当ての1台に乗れるといいですね。
ゲートオープンと同時に、お目当てのポイントに直行!
午前7時、Aパドックの入場ゲートが開くと同時に、開門を待っていたお客さんの列が一斉に動き始めました。
ゲートを通ってパドックに入って来たファンの皆さんは、先着順のコンテンツやグッズを手に入れるために、インフォメーション横にあるサーキットお仕事体験の受付や抽選券配布所、ラリー コ・ドライバー体験の受付などに直行です。
そして参加整理券や抽選券を手に入れると、次なるお目当てのコンテンツに向かって行きました。
懐かしのトヨタ車、そして自慢の愛車で走るオーナーズクラブパレードラン
レーシングコースのオープニングとなるのは「オーナーズクラブ パレードラン」です。オーナー自らがステアリングを握る300台近い愛車が、朝8時から1時間に渡って富士スピードウェイをパレードしました。
大事に乗られているのが一目で分かるほどに磨き上げられた自慢の愛車たちは、折からの好天の朝日にピカピカに輝いていました。
パレードの最初に登場したのは、タクシー車両として大活躍した懐かしの名車、クラウン・コンフォートです。そしてGRMNやG'sのコンプリート車、さらにはTGRFでお馴染み、でも世界の名車・稀少車であるトヨタ2000GTやトヨタスポーツ800、懐かしのスポーツカーのスープラ、MR2、セリカ、元祖"ハチロク"のAR86、そしてレクサスLFA、86、プリウス、Vitz、パッソ、さらにはトヨタ/レクサス車以外にもいすゞ・117クーペやスバルBRZ、スズキ・スイフト、マツダ・デミオなども参加していました。
パレード走行前は、待機エリアでオーナーたちが互いの愛車を自慢し合い、クルマ談義に花を咲かせていました。
TS050 HYBRIDとYARIS WRC、豪華ドライバー陣によるウェルカムセレモニー
多くの観客で賑わうメインスタンドを前に、今シーズン活躍したレーシングカーとドライバーたちが勢揃いして、今季の応援に感謝するウェルカムセレモニー。
コースインしたのは、ル・マン24時間レースで悲願の優勝を果たしたTS050 HYBRIDの8号車(中嶋一貴選手)、国内のファンを大いに沸かせたSUPER FORMULAの3号車SF14(ニック・キャシディ選手)とSUPER GTの1号車(平川亮選手)、そしてWRCでマニュファクチャラーズタイトルを獲得したYARIS WRC(オット・タナック選手/マルティン・ヤルヴェオヤ選手)、ニュルブルクリンク24時間レースの86号車(影山正彦選手)、さらには世界中で話題になっている新型スープラ(脇阪寿一TGRアンバサダー&友山茂樹GAZOO Racingカンパニープレジデント)の6台。ホームストレートでは新型スープラを先頭にフォーメーションを組んでの走行も見せてくれました。
走行後は、メインスタンド前に整列。スープラに乗った脇阪TGRアンバサダーと友山プレジデントが、その加速感や、スープラ談義に花を咲かしている最中、サプライズで真っ白なセンチュリーGRMNが登場! 乗っていたのは豊田章男社長、なんと運転手は小林可夢偉選手でした。
そして、TGRF参加のドライバー&ゲストがエスコートキッズと共にコースに入ってくると、豊田社長と友山プレジデント、脇阪TGRアンバサダーが出迎えました。コース上にはスペシャルゲストである中嶋悟さん、片山右京さんも加わって全出演者が勢揃いです。
そして、豊田社長が来場のファンにご挨拶。「昨日から、今朝早くからこんなに多くの皆様に集まっていただき、本当にありがとうございます! 今日1日、ここにいるドライバー、スタッフ一同みんな心ひとつにして、皆さんが笑顔になってくれるように、さらに"クルマ好き"になってくれるよう、精一杯おもてなしさせていただきます!」と開会宣言されました。