イベントレポート
今年も大人気、異次元ドリフト体感!
1日で5回実施されたドリフトエクスペリエンスでのドリフト同乗体験は、1回あたり30人の枠に希望者がなんと400〜500人も殺到するという、今年も大人気コンテンツとなりました。
国内を代表するトップドリフターたちの夢の競演を見て楽しんだ後は、そのドリフト車に抽選で当たったファンが同乗。絶叫マシンをも上回る異次元体験に、走行後の第一声は皆「凄かった......」。その中でも、去年見ていて楽しそうだから今年はぜひ同乗したい、と初挑戦で幸運のクジを引き当てた女性は「脚はガクガク、心臓はバクバク」と、予想をはるかに上回った模様。なかなかできない体験だけに「もう一度」というリピーターもかなり多かったようでした。
日本メーカーのレーシングカーが勢揃い
2019年のTGRFで初お目見えのジャパン モータースポーツ パレードは、世界の道を舞台に戦う日本メーカーの活躍を紹介するプログラムです。
FIA世界ラリー選手権(WRC)からTOYOTA GAZOO RacingのYARIS WRC(オィット・タナック選手・マルティン・ヤルヴェオヤ選手)、1991年のル・マン24時間で日本車初優勝を飾ったマツダ787B(寺田陽次郎さん)の世界戦の挑戦者が、そしてアメリカのNASCARのGR Supra(脇阪寿一監督)、ニュルブルクリンク24時間からはSUBARU WRX STI NBRチャレンジ(山内英輝選手)とNISSAN GT-R NISMO GT3(松田次生選手)、ダカールラリーの日野レンジャー(菅原照仁選手)とトヨタオートボディのランドクルーザー(三浦昴選手)・そして日本のSUPER GT GT300クラスからはSUBARU BRZ GT300(井口卓人選手)、スーパー耐久からマツダ・デミオ(吉田綜一郎選手)とマツダ・ロードスター(村上博幸選手)の10台が勢揃いで富士スピードウェイをパレードしました。
様々な年代の様々な車種による絶景!
"I Love Cars!"が、最も感じられるエリアといえるかもしれません。朝一番にレーシングコースでパレードランを行った約50のオーナーズクラブの約300台のクルマはその後、第1コーナー駐車場とジムカーナコースに終日展示されていました。
トヨタ2000GT、トヨタスポーツ800、レクサスLFA等の新旧スポーツカー以外にも、ナナマルカローラから最新ハイブリッドカーまで幅広い車種が見られるだけでなく、同じ車種でもひとつひとつよく観察するとそれぞれの"愛"がかたちとなって個性が発揮されています。
グリッドプレゼンテーションではWRC王者とYARIS WRCがファンに囲まれ大人気!
ジャパン モータースポーツ パレードで走行した今季のYARIS WRCやマツダ787Bなど10台のレーシングカー&ラリーカーがパレードを行った後は、そのままメインスタンド前に整列。そしてメインストレートが開放されてグリッドプレゼンテーションが行われました。
ピットロードもファンに開放され、待望のピットウォークがスタート。YARIS WRCを間近に見たり、WRCドライバーチャンピオンに輝いたオィット・タナック選手とマルティン・ヤルヴェオヤ選手にサインや写真をお願いしたり、懐かしのル・マン24時間レース総合優勝のマツダ787Bの前では"ミスター・ル・マン"の寺田陽次郎さんやパレードではNASCARをドライブした脇阪寿一監督も大人気でした。
ピット前にはSUPER GT GT500クラスでタイトルを獲得したWAKO’S 4CR LC500やKeePer TOM’S LC500、SUPER FORMULAでタイトルを獲得したVANTELIN KOWA TOM’S SF19をはじめ、TOYOTA GAZOO Racingの各車両が並べられ、その勇姿を大勢の方が写真に収めていました。
WRC王者のオィット・タナック選手、マルティン・ヤルヴェオヤ選手をはじめ、寺田陽次郎さん、松田次生選手、山内英輝選手、井口卓人選手らパレードに参加したドライバーたちとGAZOO Racing Company 友山茂樹プレジデントを中心に、背後にはファンの皆さんも参加しての記念写真も撮影しました。
カートにバイク、実際に乗ってモータースポーツを楽しもう!
毎年、ヤマハのご協力により行われるプログラムが、小学生を対象にしたバイク教室です。体の比較的小さい小学校の低学年と、体の大きな高学年で扱うバイクは少し違いますが、インストラクターのアドバイスのもと、バイクのまたがり方からアクセルの開け方、ブレーキのかけ方など、基本的な動作を体験してもらいます。
自分で乗り物を操る楽しさを感じられたら、モータースポーツをもっともっと楽しめます。今年のTGRFでは、ジュニア向けのカート体験会も行われました。