TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL - 2019.12.15 at FUJI SPEEDWAY

イベントレポート

世界的に関心の高まったe-Motorsports。今季好成績を残した3人が富士スピードウェイのポディウムに登壇

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メインスタンド前のホームストレートではグリッドプレゼンテーションが、そしてピットロードではピットウォークが行われていたタイミングで、ピットビル2階のポディウムを使って、e-MotorsportsのワンメイクレースGR Supra GT CUPの表彰式が行われました。近年、世界的に関心が高まっているe-Motorsportsですが、TOYOTA GAZOO Racingではモータースポーツ活動の一つの柱として取り組んでいます。

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そして今シーズンからプレイステーション4用のグランツーリスモSPORT(GTS)を使用したグローバルワンメイクレースのGR Supra GT CUPを開催。全13戦によって熱戦が繰り広げられ、先日、東京モーターショーの会場において決勝大会が開催され、世界最速のGR Supra GT Cupドライバーが誕生しました。
今回はその上位3名を招いての表彰式となりました。残念ながら、ドイツから参戦し見事チャンピオンに輝いたミカエル・ヒザル選手は都合により欠席となりましたが、2位の川上奏選手と、3位の宮園拓真選手にトロフィーが贈呈されました。また11月23日にモナコで開催されたFIAグランツーリスモチャンピオンシップ ワールドファイナル マニュファクチャラーシリーズにおいて、見事2019年シリーズのチャンピオンを獲得したチーム・トヨタの山中智瑛選手も壇上で紹介されていました。GR Supra GT CUPでシリーズ2位になった川上選手は、「2位に終わったのは悔しいのですが、(2位になって)嬉しかった部分もあります。来年こそは1位になりたいです」とコメント。ワールドチャンピオンに輝いた山中選手は「1度(チャンピオンを)獲ると、2度、3度獲りたくなります」と連覇への意気込みを語っていました。

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コ・ドライバーとしての同乗は臨場感抜群!

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ラリーでクルマに乗るのはドライバーだけではなく、助手席に同乗するコ・ドライバーとのコンビネーションが速さにおける重要な要素となります。そのコ・ドライバーの役割を実体験できる魅力的なコンテンツがこの日は4回、抽選に当たった152人の来場者を対象に行われました。

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プロのコ・ドライバーから講習を受けた後、参加者はそれぞれ勝田貴元選手をはじめとするトップラリードライバーたちの隣に乗車しパドックを出発。P16に設けられたグラベルエリアで、ドライバーと一体になって本番さながらのラリーを体験していただきました。

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レーシングカーのドアってそんなに重くない!

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TGRFにはキッズ向けの体験プログラムが満載です。キッズ見学ツアーはコントロールタワーからピットビル2階のポディウム、メディアセンター、そしてビル1階に下りてチームのピット見学まで内容充実なツアーとなっています。午前10時からと11時から、そして午後2時からと3回行われ、計120名が体験しました。

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午後2時から行われた3回目のツアーでは、LM corsaの協力でピットを訪問。吉本大樹選手と宮田莉朋選手、2人のドライバーが車両解説を買って出てくれました。チームのメカニックさんも協力して運転席側のドアを外すと、吉本選手が参加したキッズに「重くないよ」と重さを確認するよう促します。恐々とドアを持ちあげたキッズは、少し拍子抜けしたように「ホントだ、そんなに重くない」と驚いた様子でした。
さらにじゃんけん大会で吉本選手に勝ったキッズには、コックピット搭乗体験のサプライズも。最後に全員で記念写真に収まり、楽しかった見学ツアーは終了となりました。

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くま吉じゃんけん大会

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トヨタくま吉、レクサスくま吉、TGRラリーくま吉が勢ぞろいしたじゃんけん大会は、大人も子供も大盛り上がりでした。くま吉が結構じゃんけんに強く、一気に挑戦者が減ってしまった1戦も。
オリジナルキャップやトートバッグなど、たくさんのプレゼントを用意し、参加者に楽しんでいただきました。

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86/BRZレースにロードスターを加えて盛大に開催!

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今年はTGRF ワンメイク エキシビションレースと銘打って86/BRZレースが行われました。これは86/BRZレースのクラブマンシリーズ・エキスパートクラス11台とオープンクラス7台、さらにはプロフェッショナシリーズ9台の混走、だけではなくマツダ・ロードスターのワンメイクレースであるロードスター・パーティレースの各国内シリーズと交流戦の上位10台も参加して、計37台によるエキシビションレースが賑やかに行われました。

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レースはSUPER GTなどでもお馴染みのドライバー達が上位を争いました。このトップ争いをはじめ、コースの各所でテール・トゥ・ノーズやサイド・バイ・サイドの熱戦が展開され、最後の最後まで、とても熱いレースとなりました。

そして優勝は、86/BRZレースのクラブマンシリーズ・オープンクラスはNo.759 湯川祐太朗選手、エキスパートクラスはNo.130 松井宏太選手、プロフェッショナシリーズはNo.7 堤 優威選手、ロードスター・パーティレースはNo.28 冨林勇佑選手となりました。

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