2019年プレスリリース

Netz Cup Vitz Race 特別戦 Grand Final 富士スピードウェイ
関西シリーズチャンピオン・峯幸弘選手がライバル勢を抑えて特別戦を制す!

2019.11.26(火) - 11:00配信

3月に鈴鹿サーキットで関西シリーズから開幕した2019年の「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race」。全国5シリーズ・7サーキットを巡って競われてきた同レースが、各シリーズのチャンピオンが決定し、いよいよ最終戦/Grand Finalを迎えることになりました。
この最終戦/Grand Finalは、「日本一のVitzドライバー決定戦」として、全国5シリーズのチャンピオンが決定した後に開催、今年の舞台は「SUPER GT×DTM特別交流戦」。
参加資格は今シーズン参戦実績のあるドライバーです。エントリー台数に制約はなく、予備予選を実施するのがこの大会の特徴。各シリーズの上位5名はT.R.A.シードドライバーとなり、予備予選が免除されます。

フルグリッド54台による決勝レーススタート
フルグリッド54台による決勝レーススタート

今回の最終戦/Grand Final富士スピードウェイ大会は「SUPER GT×DTM特別交流戦」のサポートレースとして開催、11月23日(土)に予選、24日(日)に決勝レース実施を実施しました。
23日は、前日からの雨が降り続け、完全なウェットコンディションの中、まずは予備予選が行われました。出走した61台がA/B組に分かれて、40台の予備予選通過を目指します。
A組は#887今井選手が、B組は#270水谷選手がそれぞれトップタイムをマーク、雨のコンディションでも実力を発揮します。
約3時間のインターバルで、各シリーズの上位であるシードドライバーを合わせた、決勝グリッドを決める予選が始まります。
各ドライバーが渾身のタイムアタックを続けた結果、予選トップは#108峯選手、2位は#150赤堀選手と、ともに今シーズンのシリーズチャンピオンが上位を占めることとなりました。

公式予選終了後には、ホスピタリティブースにてシリーズ表彰式を開催、ドライバー・チーム・パートナー企業等々関係者が集まり、シリーズ上位入賞者を称えるとともに、関係者が交流を深める場が設けられました。

ホスピタリティブースにて行われたシリーズ表彰式の様子

11月24日(日)の朝、前日からのウェットコンディションは変わらないまま、決勝レースがスタートを迎えます。54台のマシンがグリッドに整列、周回数10の決勝レースがスタートしました。
ポールポジションを獲得した峯選手が1コーナーをトップで通過、次第に後続を引き離しに掛かります。2番手以降では順位変動が激しく、周回を重ねるごとに実力のあるドライバーが徐々にポジションを上げてきます。
ファイナルラップを迎える頃には、峯選手は後続に約3秒差をキープしたままの完全な独走態勢。このまま後続をしっかり抑えきりポールトゥウィンでチェッカーを受けた峯選手、特別戦/Grand Finalを制しました。

最終戦/Grand Finalを制した#108峯選手

21年目のシーズンとなる「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2020」は、3月の開幕戦からのシーズンスタートを予定しています(暫定カレンダーの発表は12月中旬を予定)。
レギュレーション面での大きな変更の予定は無く、全国5シリーズを国内主要7サーキットで開催する予定となっています。