- Round2
- Netz Cup Vitz Race 2016 北海道シリーズ
第2戦 十勝スピードウェイ レポート
#16 橋本選手、開幕戦から2連勝で今大会を制す!
2016年7月31日(日)十勝スピードウェイで「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2016」北海道シリーズ第2戦が行われ、開幕から2連勝で#16橋本選手が勝利した。
関東地方が梅雨明けしてはじめての週末。
梅雨の期間が無いと言われる、北海道地方ではあるが、今大会はまるで梅雨を感じさせる程の湿度を感じるコンディションの中で開催された。
今年より始まっている、土曜日の専有走行枠を使用しての、ガズーレーシングドライバーによる同乗走行レッスンには、影山正彦選手が講師として参加。エントラントに対して丁寧なアドバイスをしている風景が見られた。
明けて日曜日は、朝から雨模様のスタート。しかし天候は徐々に回復し、予選がはじまるころには、一部濡れた路面が残るもののライン上はほぼドライコンディションとなる。
09:30オンタイムスタートで参加10台のタイムアタックがはじまった。
早々にトップに立ったのは、開幕戦でポールポジションを獲得した#92小島選手、地元#135阿部選手、遠征組#18みなぴよ選手が続く。
このあと、#87加藤選手が3番手までポジションを上げてくる。
しばらく、上位陣にポジションチェンジのない時間帯が続いた。
そして、タイムアタック時間が残り5分を切った頃、開幕戦を制した#16橋本選手が、小島選手のタイムを0.002秒上回り、ついにトップへ。
このまま公式予選が終了かと思われた瞬間、阿部選手がさらにトップタイムを更新、後続に0.492秒のギャップをつくる。そして、チェッカーがだされた。
最後の最後でトップに立った阿部選手が、地元の意地をみせて見事ポールポジションを獲得した!2位には橋本選手、3位に小島選手が続く公式予選結果となった。
約3時間のインターバルがあり、この間にコースコンディションは完全に回復。オンタイム12:30には時折薄日が差し込むドライコンディションの中、決勝レースが行われた。
2番グリッドから絶好のスタートを決め、鋭い加速を見せたのは橋本選手、1コーナーイン側よりポールポジション阿部選手をおさえ、トップに躍り出る。
そして、オープニングラップが終わるころには、橋本選手・阿部選手に小島選手・みなぴよ選手を加えたトップ4の接近戦が繰り広げられていた。
このまま周回が重ねられていく中、トップ2の橋本選手・阿部選手が、徐々に後続を引離していく。
また、中盤5番手以降ではさらに熱いレースが展開、周回ごとにポジション変動に目が離せない。
この間も、2位阿部選手から橋本選手への猛プッシュが続き、何度となく並びかけるが、なかなかパスできない。
そして最終周、橋本選手は最後まで、阿部選手の猛プッシュをきっちり抑えきり、トップでチェッカーを受けた!
2位には阿部選手、3位に小島選手が入り、それぞれ表彰台を獲得した。
橋本選手は、今シーズンの北海道シリーズ2連勝、2016年シリーズチャンピオンの座を一気に引き寄せる結果となった。
残すは最終戦、ダブルヘッダー大会。獲得ポイント次第で、大きくがシリーズポイントが変動する大会だ。シリーズチャンピオンの行方はまだまだ読み切れない。
次回、北海道シリーズ最終戦は、10月2日(日)同じく十勝スピードウェイで行われ、シリーズチャンピオンが決定する。
Race DataNetz Cup Vitz Race 北海道シリーズ 第2戦 十勝スピードウェイ
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開催日
2016年7月31日(日)
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サーキット
十勝スピードウェイ(北海道)
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天候
雨・曇り
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参加台数
10台
特別賞北海道シリーズ第2戦特別賞
特別賞 | No. | Driver |
---|---|---|
ルーキー賞 | 322 | 佐々木 健人 |
グッドイヤー賞 | 86 | 桐生 清 |
ベストパフォーマンス賞 | 18 | みなぴよ |
ネッツ・アナザー・ストーリー賞 | 730 | 本間 俊介 |
"Vitz RS Racing"との、Vitz Race 以外の素敵な付き合い方を語ってくれた選手に授与
ネッツ・アナザー・ストーリー賞 #730 本間 俊介 選手
会社名義のレースカーではありますが、普段は店舗ショールームに展示をし、来店されたお客様に対してVitz Raceの紹介等をしています。
また、自動車専門学校等が、高校生向けに開催する「オープンキャンパス」等にも車両を貸出しする事によって、高校生に加え在学専門学校生に対しても、『ネッツトヨタ札幌』と同時に『Netz Cup Vitz Race』をPRしています。将来メカニックとしてネッツ札幌に入社を希望される方や、「Vitz Race」に参加したいと言ってくれる方が一人でも多くなるような、そして若い人達に少しでもクルマに興味を持って頂けるような活動を今後も続けていきます。