- Round4
- Netz Cup Vitz Race 2016 関東シリーズ
第4戦 富士スピードウェイ レポート
#108 峯選手、シリーズ最終戦を制し、関東・関西の両シリーズチャンピオンに輝く!!!
2016年11月5日(土)・6日(日)「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2016」関東シリーズ第4戦が、52台のエントリーを集め、静岡県・富士スピードウェイにて開催された。関東シリーズもついに最終戦、この週末、シリーズチャンピオンが決定する。
ドライコンディションで迎えた土曜日、晴天のなか、関東シリーズ今年最後の公式予選がはじまった。20分間・52台によるタイムアタックだ。アタック開始早々、ポイントリーダー#13蓬田選手がトップタイムをマーク。直後には、ポイントランキング2位の#1北田選手がトップタイムを更新してくる。すると蓬田選手が負けじと更にトップを取り戻す。公式予選開始早々から、トップが入れ替わる目の離せない展開となる。予選後半になると、先週3年連続の関西シリーズチャンピオンを決めた#108峯選手がトップに立ち、好調さをアピール。残り5分になると、徐々にポジションを上げてきた#25水谷選手が、ついに3番手までポジションアップしてきた。そして20分間の公式予選が終了した。
結果、好調の峯選手がポールポジションを獲得した!2位に蓬田選手、3位に水谷選手の公式予選結果となった。
午後には、約4時間のインターバルで、周回数4のコンソレーションレースが行われた。ポールポジションスタートの#190飯田選手、きっちりとホールショットを決め、レースを引っ張る。一方、5番手スタートの#355杉山選手は、オープニングラップが終わるまでに3台をパスし、2位までポジションを上げてくる。そして、短いコンソレーションレースはあっという間にファイナルラップへ。スタートから後続をきっちり抑えた飯田選手が、ポールトゥフィニッシュでコンソレーションレースを制した。
翌日曜日、暖かな晴天のもと、今シーズンのシリーズ最終となる決勝レースが行われた。周回数8、45台フルグリッドでのスタートだ。絶好のスタートをきったのは、3番グリッドスタートの水谷選手。1コーナーで2番手までポジションアップを果たす。しかしホールショットを決めたのは、ポールポジションスタートの峯選手、レースを引っ張る。このままオープニングラップも制し、シリーズチャンピオン獲得へ向け、絶好のスタートだ。続く周回でポジションを上げたのは、#34渡辺選手。トヨペット100Rコーナーで蓬田選手をパスし、表彰台圏内3位までポジションアップを果たす。2番手水谷選手は、トップ峯選手への猛プッシュが続く。その後方では渡辺選手・蓬田選手の3番手争いが激しく展開される。
レース後半に入ると、トップ集団は峯選手・水谷選手・渡辺選手・蓬田選手の4台に絞られ、徐々に差が詰まってくる。水谷選手の激しいプッシュはその後も続き、コース前半のセクションでは何度となく、トップに詰め寄るが、勢いのある峯選手をなかなかパスできない。ファイナルラップまで猛追を続けた水谷選手であったが、峯選手をパスすることはついにできなかった。
トップ峯選手はきっちり後続をおさえきり、ポールトゥフィニッシュ!関東シリーズ最終戦を制した。2位には最後まで猛プッシュを続けた水谷選手、3位には激しい3番手争いを制した渡辺選手が入り表彰台を獲得。
今大会で関東シリーズの全4戦が終了。峯選手が後半戦2連勝で関東シリーズチャンピオンを決めた。先週の関西シリーズチャンピオン獲得に続いての快挙。シリーズ開幕以来、激戦の両シリーズを同時に制した初のドライバーとなった!!
次戦はグランドファイナル。11月27日(日)に富士スピードウェイにおいて、「TOYOTA GAZOO Racing Festival」内にて開催される。この勢いで峯選手がグランドファイナルを制するのか?今年のVitz Race No.1ドライバーが決定する。関東シリーズのトップドライバー達の活躍とともに期待が高まる。
Race DataNetz Cup Vitz Race 関東シリーズ 第4戦 富士スピードウェイ
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開催日
2016年11月5日(土)・6日(日)
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サーキット
富士スピードウェイ(静岡県)
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天候
晴れ
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参加台数
52台
特別賞関東シリーズ第4戦特別賞
特別賞 | No. | Driver |
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ルーキー賞 | 946 | 橋詰 鴻太 |
グッドイヤー賞 | 3 | 竹川 翔太 |
786 | 矢笠 伸一 | |
ベストパフォーマンス賞 | 12 | 常盤 剛史 |
ウェルカム賞 | 61 | 志賀 隆浩 |
428 | 中村 勝俊 | |
ネッツ・アナザー・ストーリー賞 | 150 | 赤堀 康裕 |
"Vitz RS Racing"との、Vitz Race 以外の素敵な付き合い方を語ってくれた選手に授与
ネッツ・アナザー・ストーリー賞 #150 赤堀康裕選手
私は、以前地元の小学校の卒業記念会に呼んで頂いて、Vitz Raceに家族のサポートを受けながら参戦している話をした事があります。その後に、話を聞いてくれた先生やその子供、父兄等と会う機会があった時、「Vitzに買い換えましたよ」とわざわざ言ってくれたりすることがあり、ちょっと嬉しい感じがしました。また、他の小学校の父兄から、「ウチの小学校では話してくれないのですか?」と言われた時は、ちょっと困ったりしました。
でも、こんな出来事があったりすると、『Vitz RS Racing』ってなんか凄いクルマだなと思えてしまいます。