レースでは2台のドライバー達が全力でクルマを走らせてくれました。
終始、ファンの心を熱くするような走りだっただけに、
今回の裁定でその結果を失うことになってしまったこと、本当に残念に思います。
"全力で走らせ、結果を得られるクルマ"をつくることができていなかったことを
6人のドライバー達に、先ずは謝りたいと思います。申し訳ありません。
一方で、今回、ドライバー達が極限までクルマを追い込んでくれたことで、
我々のクルマづくりはまだまだ至っていないということに気づくことができました。
そこまでの走りをしてくれたことにも感謝しています。
ドライバーのみんな、ありがとう。
我々は、クルマをもっと強くして、次のレースに向かってまいります。
そして、ドライバー達には次の富士戦で、
もう一度、思いきり走ってもらい、チャンピオンシップ獲得に向け、ワンツーフィニッシュを果たして欲しいと思います。
ファンの皆様には、その2台の姿をご期待いただき、引き続き、応援をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
トヨタ自動車株式会社
代表取締役社長 豊田章男