WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ2
2台のヤリスWRCがSS2番手タイムを記録
ラトバラは総合4位にポジションを上げる
2017.04.09(日)- 03:50配信
4月8日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技2日目となるデイ2がコルシカ島の北部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が、総合4位に順位を上げた。また、前日のリタイア後クルマを修復し、ラリー2規定に基づいて再出走を果たしたユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)は、総合34位につけている。
- #10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
前日のデイ1でクルマのセッティングとドライビングのアジャストに苦労したラトバラは、デイ2を走行するにあたりセッティングを少し変えてコースに向かった。設定された4本のSSのうち、最初のSS5こそ8番手タイムに留まったが、SS6では6番手タイムをマーク。午前中の2本のSSを走り終えバスティアのサービスパークへと戻ったラトバラは、エンジニアと相談のうえ、さらなるセッティング変更を施したところヤリスWRCのハンドリングは好転。ラトバラはSS5の再走ステージとなるSS7で2番手タイムを記録し、SS6の再走ステージとなるSS8を3番手タイムで走行するなど、午後の再走ステージではペースを大幅に上げることに成功した。その結果ラトバラは、上位を走行していた選手の脱落もあり、デイ1よりもふたつ順位を上げ、総合4位でデイ2を走りきった。また、ラリー2規定で再出走を果たしたハンニネンも午前中のSS5で2番手タイムを、SS6で3番手タイムを記録。ヤリスWRCは、デイ1よりも狭くツイスティなデイ2のSSで、上位を競えるスピードを示した。
#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
#11号車(ユホ・ハンニネン、カイ・リンドストローム)
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