WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ2
ヤリスWRCが3ステージでベストタイムを記録
タナックは2位に、ラッピは4位にポジションアップを果たす
2018.4.8(日)- 6:45配信
4月7日(土)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)のデイ2がコルシカ島のバスティアを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合4位に順位を上げました。前日8位のヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車) は、SS8でクラッシュした際クルマがダメージを負い、リタイアすることになりました。
- 8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
デイ2は、サービスパークが置かれるバスティアの北側および西側エリアで、3本のステージを各2回走行。全6本、計136.90kmのSSが行なわれました。前日のデイ1に続き天気は良く、気温も上昇したことで路面は全般的にドライコンディションでしたが、一部には湿っているところもあり、泥や砂利が多く出ているコーナーもありました。
デイ1で3位と5.5秒差の総合4位につけたタナックは、SS7で今大会初のベストタイムを刻みペースアップに成功。SS10では2度目のベストタイムをラッピと分け合い、総合2位に浮上しました。また、ラッピも好調を維持しSS8とSS10でベストタイムを記録。6本のSSすべてでトップ3以内のタイムを刻むなど、極めて安定した速さを示しました。3位の選手との差は10.3秒、2位タナックとは10.4秒であり、十分に表彰台を狙える位置につけています。一方、クルマのセットアップ変更によりデイ1の終盤で良い流れに乗ったラトバラは、SS8でコースオフした際、クルマのリヤが木に当たり競技続行不可能になりました。チームはデイ3での再スタートを目指しクルマの修復を検討しましたが、乗員の安全を守るロールケージにまでダメージが及んでいるというFIAの判断により、残念ながらリタイアとなりました。
7号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
オット・タナック
9号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)
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