WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ3
ヤリスWRCのタナックが総合2位でフィニッシュ
ラッピは6位に順位を落とすもパワーステージを制す
2018.4.9(月)- 1:30配信
4月8日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の最終日デイ3がコルシカ島のアジャクシオ近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合2位で、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合6位でフィニッシュしました。
- 表彰式
ラリー最終日のデイ3は、サービスパークが置かれるバスティアから南西に約130km離れた、東海岸のアジャクシオ近郊で2本のSSが行なわれました。1本目のSS 11は今大会最長となる全長55.17kmの超長距離SSで、1986年大会以来のロングステージでした。デイ2で総合3位の選手と0.1秒差の2位に浮上したタナックは、そのSS11で2番手タイムの選手に対し12.6秒差をつけるベストタイムをマーク。そして、最終のSS12を5番手タイムで走り、今シーズン2回目の総合2位でフィニッシュしました。
総合4位につけていたラッピは表彰台を目指しSS11を果敢に攻めましたが、パンクを喫しタイヤ交換を行なったことで大きく遅れ、総合7位にポジションを下げました。しかし、トップ5タイムを記録した選手にボーナス選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」のSS12でベストタイムをマーク。総合順位を6位まで挽回すると共に、最大となる5ポイントを獲得しました。今回のツール・ド・コルスでは全部で12本のSSが行なわれましたが、ヤリスWRCはそのうち半分の6本でベストタイムを刻み、ターマックラリーでの性能向上を証明しました。チームはマニュファクチャラーズ選手権3位に浮上し、タナックもドライバーズ選手権3位にポジションを上げました。
なお、デイ2でクラッシュしたヤリ-マティ・ラトバラは、ロールケージにダメージが見つかったためラリー期間中にクルマを修復することができず、デイ3に駒を進めることができませんでした。
8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
9号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)
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