WRC 第12戦 ラリー・スペイン デイ4
タナックが総合6位、ラッピが総合7位でフィニッシュ
チームはマニュファクチャラー選手権首位の座を守る
2018.10.29(月)- 03:30配信
10月28日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインの競技最終日となるデイ4がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合6位で、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合7位でフィニッシュ。ポイントを加算し、チームはマニュファクチャラー選手権首位の座を守りました。また、首位を走行していたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は、パンクで遅れをとり総合8位でラリーを終えました。
- 8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
ラリー・スペインの最終日デイ4は、サロウの西側で4本、計61.70kmのSSが行なわれました。デイ3と同様、ステージはすべてターマック(舗装路)で早朝こそ路面は一部湿っていましたが、全体的にはドライコンディションでした。デイ3でトップに立ち、2位に4.7秒のリードを持ってデイ4をスタートしたラトバラは、最初のSS15で総合2位にダウン。続くSS16では順位を守ることができましたが、SS15の再走ステージであるSS17でクルマがガードレールに接触し、ホイールにダメージを受けた事でタイヤがパンク。50秒近いタイムロスで総合6位までポジションを落とし、最終のSS18は完走最優先の走りに徹した結果、総合8位でラリーを終えました。
デイ3で首位を走りながらもパンクで大きく遅れ、デイ4を8位でスタートしたタナックは、SS16で2番手タイムを記録するなど好調な滑り出しとなりました。そして、トップ5のタイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」のSS18では、ベストタイムで5ポイントを獲得。総合6位でフィニッシュした結果、ドライバー選手権1位の選手との差は23 ポイントに留まりました。最終戦では最大30ポイントの獲得が可能なため、タナックのタイトル争いは次戦ラリー・オーストラリアでも続きます。
ラッピは目標である完走を果たし、総合7位でフィニッシュ。タナックと共に貴重なマニュファクチャラーズポイントをチームにもたらしました。その結果、2位のチームに12ポイント差でマニュファクチャラー選手権1位のポジションを堅持。WRC復帰2年目でのタイトル獲得に向けてラリー・オーストラリアに臨みます。
7号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
9号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)
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