WRC 第13戦 ラリー・オーストラリア デイ2
ドライバーズタイトルを狙うタナックが首位に立つ
ラトバラは総合2位、ラッピは総合5位にポジションアップ
2018.11.17(土)- 18:55配信
11月17日(土)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・オーストラリアの競技2日目デイ2が東海岸のコフスハーバーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が首位に浮上しました。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)は総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合5位にポジションを上げ、ヤリスWRCは全車がトップ5に入りました。
- 8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
ラリー・オーストラリアのデイ2は、コフスハーバーのサービスパークを中心に、5本のステージを各2回走行。SS12/16「ラレー」と、SS17/18「デスティネーション・ニューサウスウェールズ」以外は、すべてコフスハーバー南側のグラベル(未舗装路)ステージが舞台となりました。森林地帯と農場地帯に広がるグラベルステージは、全体的に滑りやすいルーズグラベルに覆われました。加えてドライコンディションとなった事で、後方からの出走となるデイ1上位の選手達にとっては、かなり有利な路面コンディションとなりました。
デイ1総合3位のラトバラ、総合5位のタナックは、午前中の3本のステージが終わった時点でそれぞれ総合1位、総合2位にポジションをアップ。午後のSS14ではドライバーズタイトル獲得のチャンスがあるタナックが首位に立ち、ラトバラが総合2位となりました。首位でデイ2を終えたタナックは、全10ステージのうち6ステージでベストタイムを記録するなど1日を通してスピードがあり、優勝に大きく近づきました。一方、タナックと僅差の首位争いを続けたラトバラは、総合2位でデイ2をフィニッシュ。最後のスーパーSSでは突然の強い降雨により大幅にタイムを失いましたが、それでも依然総合3位の選手に対し4.4秒差をつけています。また、デイ1総合6位のラッピは、SS15でベストタイムを記録するなど好調を維持し、前日よりもひとつポジションを上げました。総合4位の選手との差は3.8秒と小さいため、明日のデイ3ではさらなるポジションアップを目指します。
7号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
オット・タナック
9号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)
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