WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ2
首位につけていたタナックが総合6位に後退
ラトバラとミークは前日よりもポジションを上げる
2019.3.31(日)- 7:35配信

3月30日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技2日目デイ2が、コルシカ島東北部バスティアのサービスパークを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が一時首位に立ちながらも、総合6位に順位を下げました。なお、デイ1で大きく遅れをとったクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合9位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車) は総合10位に、それぞれ順位を上げました。
- 8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
競技2日目のデイ2は、島の北部に展開する3本のステージを、午前と午後で各2回走行。6本のステージの合計距離は174.50kmでした。前日に続き天気は良く、路面は全体的にドライ。日中、気温は摂氏20度前後まで上がりました。デイ1でライバルと激しい首位争いを展開したタナックは、4.5秒差の総合2位でデイ2をスタート。オープニングのSS7、続くSS8と2ステージ連続でベストタイムを記録し、差を0.2秒に縮めました。そしてSS9ではついに首位に立ち、SS10でもその座を堅守しました。しかし、午後2本目のSS11でタナックはクルマを止めてタイヤ交換を行なうことになり、2分程度タイムをロス。首位の座を失い総合6位でデイ2を終えました。ただし、総合5位の選手との差は22.4秒とそれほど大きくないため、ポジションアップを実現すべくデイ3に臨みます。
ミークとラトバラは、金曜日デイ1のミスによってトップ10圏外に沈みましたが、デイ2ではいずれもトップ10内に入りました。ミークはドライビングを心から楽しみ、午後は好タイムを記録。SS10ではベストタイムを、SS11では僅か0.1秒差のセカンドベストタイムを刻みました。その結果、ミークはデイ1の総合16位から、9位へとポジションアップ。ラトバラも総合13位から、10位に順位を上げました。

オィット・タナック

10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
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