WRC 第5戦 ラリー・アルゼンティーナ デイ2
荒れたコンディションのステージで首位争いを展開した
タナックが総合3位、ミークが総合4位につける
2019.4.27(土)- 11:35配信
4月26日(金)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技2日目デイ2がアルゼンチンのビージャ・カルロス・パスを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合3位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合4位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合8位につけました。

- 8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
ラリー・アルゼンティーナのデイ2は、サービスパークが置かれるビージャ・カルロス・パスの南側に広がるカラムチタ渓谷で、3本のステージを午前と午後で各2回走り、その間にダートサーキットでスーパーSSを1本走行するというスケジュールでした。しかし、前日までの大雨の影響でSS3前後のリエゾン(移動区間)の路面が悪化。安全面に関する問題の発生を懸念した主催者はSS3をキャンセルし、その結果6本計116.07kmのSSが行われました。ステージの上空には朝から灰色の雲が広がり、数日間降り続いた強い雨によって、ステージは全体的にウェットコンディションとなりました。
前日のスーパーSSで首位に立ったタナックは、デイ2オープニングステージのSS2でもその座を堅持。その後、SS4でミークに首位の座を明け渡しましたが、午後のSS6とSS7で連続ベストタイムを記録し総合1位に返り咲きました。しかし、最終のSS8でドライブシャフトに問題が起こりスピン。20秒以上のタイムロスを喫しましたが、それでも首位と13.4秒差の総合3位につけています。
ミークはSS2でベストタイムを、SS4でセカンドベストタイムを記録。首位に浮上しSS6までラリーをリードしました。しかし、その後順位を下げ、総合3位タナックと14.7秒差の総合4位でデイ2を終えました。前日総合7位のラトバラは、SS4で総合3位にポジションアップしました。しかし、SS6でタイヤの空気が抜け、最終のSS8ではスピン。その結果、総合8位で1日を終えました。
オィット・タナック
10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
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第5戦 ラリー・アルゼンティーナ
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