WRC 第5戦 ラリー・アルゼンティーナ デイ3
ミークが総合3位に、ラトバラが総合6位にポジションアップ
首位を争っていたタナックはトラブルで総合9位に後退
2019.4.28(日)- 10:10配信
4月27日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技3日目デイ3がアルゼンチンのビージャ・カルロス・パスを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車)が総合3位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合6位に、それぞれ順位を上げました。なお、総合2位につけ首位争いをしていたオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)は、トラブルによるデイリタイアで総合9位に順位を下げました。

- 5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
ラリー・アルゼンティーナのデイ3は、ビージャ・カルロス・パスの西北に広がるプニラ渓谷で、3本のステージを午前と午後で各2回走行。その間にダートサーキットでスーパーSSを1本走行する、7ステージ計146.52kmで競われました。デイ2で総合3位につけたタナックは、午前中の最初のステージで総合2位にポジションアップ。その後、連続で2本のベストタイムを刻み首位との差を6.4秒に縮めました。タナックの連続ベストタイムにより、ヤリスWRCは2017年のWRCデビュー以来、通算200回目となるベストタイムを記録。現行規定のWRカーの中で、最初に200回という記録に到達したクルマになりました。
首位に大きく迫ったタナックですが、午後のステージの2本目であるSS14をスタートする時点で、バッテリーの電圧が低下。その状態でステージをスタートしましたが、途中で電圧を失いストップ。デイリタイアとなりました。チームはサービスパークで問題箇所を修理し、ラリー2規定に基づき明日の最終日に再出走する予定です。
総合4位でデイ3をスタートしたミークは、午前中のループステージの最後でトラブルに遭遇しましたが、それでも総合3位にポジションアップ。2位と17.5秒差、4位と2.8秒差で明日の最終日を迎えます。また、デイ2終了時点で総合8位だったラトバラは、昨年リタイアにより走行できなかったステージで健闘。SS14ではセカンドベストタイムを記録し、総合5位と16.3秒差の総合6 位でデイ3を締めくくりました。
8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
クリス・ミーク
10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
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