WRC Rd.2 スウェーデン | 2018年 | レポート | WRC - FIA 世界ラリー選手権

2月の北欧スウェーデンで開催される、
シーズン唯一のフルスノーイベント

厳寒期の北欧、スウェーデンが舞台となるラリー・スウェーデンは、WRC唯一のフルスノーラリーである。開幕戦ラリー・モンテカルロも雪道でSSが行なわれるが、コース全域が雪に覆われているのはラリー・スウェーデンのみ。ラリーカーはトレッド面に特殊な金属製スタッド（鋲）が埋め込まれた「スタッドタイヤ」を装着して雪道を走行する。ラリーの中心となるサービスパークは、スウェーデン中南部のトルシュビーに置かれ、SSの一部は隣国ノルウェーで行なわれる。SSは全体的にとても高速で、息を呑むようなビッグジャンプもラリー・スウェーデンの魅力である。トヨタは18年ぶりのWRC復帰となった2017年、参戦2戦目のこのラリーで、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組が総合優勝を果たした。

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ハイスピードなコースでは空力性能が重要となる

ラリー・スウェーデンは滑りやすいスノーロードを舞台とするラリーだが、特殊なスタッドタイヤが圧雪路や凍結路にしっかりと食い込むため、路面のグリップ力は想像以上に高い。そして、緩やかな高速コーナーが続くSSが多いこともあり、SSの平均速度はWRCの中でも3本の指に入るほど高い。ハイスピードラリーにおいてはクルマの空力性能が非常に重要であり、十分なダウンフォースが得られれば安定して速いスピードを保つことができる。空力性能を徹底的に追求したヤリスWRCにとっては、同じ北欧のラリー・フィンランドと並び相性の良いラリーである。

大会基本情報

開催国：: スウェーデン
日程：: 2月15日（木）～18日（日）
サービスパーク：: トルシュビー
路面：: スノー
SS：: 19 （SSトータル距離：314.25ｋｍ）
総走行距離：: 1400.79km

開催国情報

首都：: ストックホルム
時差：: －8時間
人口：: 約1000万人（2017年1月、スウェーデン統計庁）
言語：: スウェーデン語
2月平均気温：: 約-4.0℃/最高気温約0.1℃

※2018年1月25日時点の情報です。　最新情報は wrc.com をご覧ください。

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アイテナリー

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現地時間日本時間距離ロケーション

Shakedown　2/15 シェイクダウン
6.86 Skalla
現地時間日本時間距離ロケーション

DAY1　2/15 SS1 20:08 2/16
4:08 1.90 Super Special Stage Karlstad 1

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY2　2/16	SS2	7:55	2/16 15:55	21.26	Hof-Finnskog 1
	SS3	9:07	2/16 17:07	24.88	Svullrya 1
	SS4	9:54	2/16 17:54	19.13	Röjden 1
	SS5	13:41	2/16 21:41	21.26	Hof-Finnskog 2
	SS6	15:03	2/16 23:03	24.88	Svullrya 2
	SS7	15:50	2/16 23:50	19.13	Röjden 2
	SS8	16:56	2/17 0:56	9.56	Torsby 1

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY3　2/17	SS9	7:54	2/17 15:54	19.88	Torntorp 1
	SS10	9:12	2/17 17:12	23.40	Hagfors 1
	SS11	10:08	2/17 18:08	14.21	Vargåsen 1
	SS12	12:44	2/17 20:44	19.88	Torntorp 2
	SS13	14:12	2/17 22:12	23.40	Hagfors 2
	SS14	15:08	2/17 23:08	14.21	Vargåsen 2
	SS15	17:45	2/18 1:45	1.90	Super Special Stage Karlstad 2
	SS16	19:26	2/18 3:26	3.43	Torsby Sprint

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY4　2/18	SS17	7:50	2/18 15:50	21.19	Likenäs 1
	SS18	9:51	2/18 17:51	21.19	Likenäs 2
	SS19	12:18	2/18 20:18	9.56	Torsby 2 (Power Stage)