RALLY TURKEY
WRC 2019年 第11戦 ラリー・トルコ
地中海に面するリゾート、マルマリスを中心とする、非常に荒れたグラベル路面のサバイバルラリー。
2018年、ラリー・トルコは8年ぶりにWRCのカレンダーに復帰した。初めてトルコで国際格式のラリーが開催されたのは1972年で、イスタンブールを基点に競技が行われた。それから長年の時を経て、2003年にWRC初開催を実現。地中海に面したアンタルヤ県の周辺で、2008年までに5回WRCが開催された。イスタンブールに中心を移した2010年大会を最後にWRCのシリーズから外れていたが、2018年久々に復帰を果たした。新生ラリー・トルコは、ムーラ県のシーサイドリゾート「マルマリス」のサービスパークを中心に開催。最寄りの空港はダラマン国際空港となり、国内外から大勢の観光客が1年を通して訪れる。マルマリスの北側から西側にかけて展開するSSは、風光明媚ながら非常に荒れたグラベルステージが続く。
9月のマルマリスは観光のベストシーズンとされ、降水確率は比較的低い。また、平均最高気温は30度、平均最低気温は20度と、リゾートを楽しむのには適した気候といえる。しかしラリーカーと選手にとってはかなり厳しい環境である。日中は気温の上昇によりエンジンやブレーキの冷却性能が試され、選手は高温となる車内で集中力を保ち続ける必要がある。また、グラベル路面は非常に荒れており、2018年大会は多くの選手がクルマにダメージを負って戦列を離れるなど、過酷なサバイバルラリーとなった。そのような状況でオィット・タナックはクレバーな走りを続け優勝。ヤリ-マティ・ラトバラも2位に入り、ヤリスWRCは1-2フィニッシュを飾った。
大会基本情報
- 開催国:
- トルコ
- 日程:
- 9月12日(木)~15日(日)
- サービスパーク:
- マルマリス
- 路面:
- グラベル
- SS:
- 17(SSトータル距離:318.77km)
- 総走行距離:
- 985.83km
開催国情報
- 首都:
- アンカラ
- 時差:
- -6時間
- 人口:
- 約8,200万人(2018年,トルコ国家統計庁)
- 言語:
- トルコ語(公用語)
- 9月平均気温:
- 約20℃/最高気温約26℃
※2019年5月1日時点の情報です。 最新情報は wrc.com をご覧ください。
Marmaris TODAY
- mm
- °C
- °C
アイテナリー
※2019年5月1日時点の情報です。最新情報は wrc.com をご覧ください。
-
現地時間 日本時間 距離 ロケーション Shakedown 9/12 シェイクダウン 10:00 9/12
16:004.70 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY1 9/12 SS1 20:08 9/13
02:082.00 Super Special Stage -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY2 9/13 SS2 08:08 9/13
14:0824.75 İçmeler 1 SS3 09:31 9/13
15:3138.10 Çetibeli 1 SS4 10:54 9/13
16:5417.57 Ula 1 SS5 14:17 9/13
20:1724.75 İçmeler 2 SS6 15:40 9/13
21:4038.10 Çetibeli 2 SS7 17:03 9/13
23:0317.57 Ula 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY3 9/14 SS8 08:35 9/14
14:3532.83 Yeşilbelde 1 SS9 10:08 9/14
16:088.75 Datça 1 SS10 11:04 9/14
17:0417.00 Kızlan 1 SS11 13:52 9/14
19:5232.83 Yeşilbelde 2 SS12 15:08 9/14
21:088.75 Datça 2 SS13 16:04 9/14
22:0417.00 Kızlan 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY4 9/15 SS14 09:38 9/15
15:387.14 Marmaris -1 SS15 10:32 9/15
16:3211.32 Gökçe SS16 11:20 9/15
17:2013.17 Çiçekli SS17 13:18 9/15
19:187.14 Marmaris - 2 (Power Stage)
MOVIE
過去の戦績
- 1位
- オィット・タナック / マルティン・ヤルヴェオヤ
- 2位
- ヤリ-マティ・ラトバラ / ミーカ・アンティラ
- 3位
- ヘイデン・パッドン / セバスチャン・マーシャル
- R
- エサペッカ・ラッピ / ヤンネ・フェルム