ARCTIC RALLY FINLAND
WRC 2021年 第2戦 アークティック・ラリー・フィンランド
WRC初開催のスノーイベントは
「真冬の」ラリー・フィンランド
WRC唯一のフルスノーイベントであるラリー・スウェーデンが新型コロナウイルスの影響で中止になり、2021年はその代替として「アークティック・ラリー・フィンランド」がシリーズ第2戦として開催されることになった。フィンランドでは毎年夏季にユバスキュラを中心にグラベル(未舗装路)のラリー・フィンランドが開催されているが、2月開催の今大会は完全なスノーイベント。アークティックとは北極を意味し、ラリーのホームタウンとなるフィンランド北部のロヴァニエミは、北極圏のすぐ近くに位置する。ロヴァニエミでは毎年フィンランド国内選手権として「アークティック・ラップランド・ラリー」が行われているが、今大会はそのステージを逆走するなど同じエリアでの開催となる。2020年にカッレ・ロバンペラはアークティック・ラップランド・ラリーにヤリスWRCで出場し総合優勝。今年は同大会にTGR WRTのテストドライバーであるユホ・ハンニネンがやはりヤリスWRCで出場し、総合優勝を飾った。
北極圏に隣接するエリアでの開催となるためステージは完全に雪に覆われている。ラリーカーはトレッド部分に金属製のスタッドが踏め込まれた、雪道専用の「スタッドタイヤ」を装着してこのラリーに臨む。中止となってしまったラリー・スウェーデンもフルスノーイベントだが、アークティック・ラリー・フィンランドはより積雪量が多く、ステージの両サイドには高い雪壁ができる。その分だけコース幅は狭くなり、ツイスティなコーナーも多い。その一方でラリー・スウェーデン以上に高速なステージも多く、その両方に対応できるセッティングがラリーカーには求められる。
大会基本情報
- 開催国:
- フィンランド
- 日程:
- 2月26日(金)~28日(日)
- サービスパーク:
- ロヴァニエミ
- 路面:
- スノー
- SS:
- 10 (SSトータル距離:251.08 km)
- 総走行距離:
- 856,05 km
開催国情報
- 首都:
- ヘルシンキ
- 時差:
- -7時間
- 人口:
- 約551万人(2018年12月末時点)
- 言語:
- フィンランド語、スウェーデン語(全人口の約5.4%)
- 2月気温:
- 最高気温約-3.2℃ / 最低気温約-13.2℃
※2021年2月11日時点の情報です。 最新情報は wrc.com をご覧ください。
Rovaniemi TODAY
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アイテナリー
※2021年2月11日時点の情報です。最新情報は wrc.com をご覧ください。
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現地時間 日本時間 距離 ロケーション Shakedown
2/26シェイクダウン 08:31 2/26
15:315.69 Vennivaara -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY1 2/26 SS1 15:08 2/26
22:0831.05 Sarriojärvi 1 SS2 18:38 2/27
01:3831.05 Sarriojärvi 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY2 2/27 SS3 09:08 2/27
16:0824.43 Mustalampi 1 SS4 10:38 2/27
17:3819.91 Kaihuavaara 1 SS5 12:08 2/27
19:0827.68 Siikakämä 1 SS6 15:38 2/27
22:3824.43 Mustalampi 2 SS7 17:08 2/28
00:0819.91 Kaihuavaara 2 SS8 18:38 2/28
01:3827.68 Siikakämä 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY3 2/28 SS9 10:08 2/28
17:0822.47 Aittajärvi 1 SS10 13:18 2/28
20:1822.47 Aittajärvi 2 (Wolf Power Stage)