ACROPOLIS RALLY GREECE
WRC 2021年 第9戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ
久々にWRCのシリーズに復帰した、
長い歴史と伝統を誇るラフグラベルラリー
アクロポリス・ラリー・ギリシアは、1951年に初めて開催され、WRC創設初年度の1973年からシリーズに組み込まれてきた、長い歴史と伝統を誇るクラシック・イベントである。非常に人気が高いラリーで、ほぼ毎年のようにWRCとして開催されてきたが、2013年大会を最後にWRCのカレンダーから外れ、以降2018年までERC(ヨーロッパ・ラリー・選手権)の1戦として行なわれていた。その後しばらく開催されなかったが、新型コロナウイルスの影響により中止となった、ラリー・チリの代替イベントとして久々にWRCに復帰。2021年大会は、首都アテネのアクロポリスをスタートし、中央ギリシアの都市ラミアに置かれるサービスパークを中心とする、ラフグラベル(荒れた未舗装路)のラリーとして開催される。路面は全体的に石や岩が多く、タイヤやサスペンションにダメージを与えないような、クリーンな走りが求められる。
アクロポリスはかつて「カーブレイカー・ラリー」と呼ばれるなど、クルマにとって非常に過酷なラリーとして知られていた。未舗装路は非常に荒れており、気温もかなり上昇するため、スピードもさることながら、クルマを壊すことなく走り続ける技術も求められた。2021年の大会に関しては主催者の努力によって道が整備され、路面のコンディションは比較的良好とされるが、それでも依然過酷なラリーであることに変わりはない。セバスチャン・オジエ(当時シトロエン)は2011年大会で優勝しており、チーム代表のヤリ-マティ・ラトバラ(当時フォルクスワーゲン)はWRCとして開催された最後の年の2013年大会を制しているため、彼らのこのラリーでの経験はチームにとって貴重な財産である。
大会基本情報
- 開催国:
- ギリシャ
- 日程:
- 9月9日(木)~9月12日(日)
- サービスパーク:
- ラミア
- 路面:
- グラベル
- SS:
- 15 (SSトータル距離:292.19 km)
- 総走行距離:
- 1285.85 km
開催国情報
- 首都:
- アテネ
- 時差:
- -6時間
- 人口:
- 1,071万人(2020年IMF)
- 言語:
- 現代ギリシャ語
- 9月気温:
- 平均気温30.4℃ / 最高気温約22.2℃
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
Lamia TODAY
- mm
- ℃
- ℃
アイテナリー
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
-
現地時間 日本時間 距離 ロケーション Shakedown
9/9シェイクダウン 08:01 9/9
14:014.25 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY1 9/9 SS1 18:05 9/10
00:050.98 Cosmote 5G Athens Stage -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY2 9/10 SS2 10:18 9/10
16:1817.54 Aghii Theodori 1 SS3 11:11 9/10
17:1119.4 Loutraki SS4 13:24 9/10
19:2417.54 Aghii Theodori 2 SS5 15:47 9/10
21:4723.27 Thiva SS6 17:40 9/10
23:4011.65 Elatia -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY3 9/11 SS7 08:32 9/11
14:3224.25 Pavliani 1 SS8 09:57 9/11
15:5724.81 Gravia SS9 11:52 9/11
17:5222.97 Bauxites SS10 13:08 9/11
19:0818.14 Eleftherohori 1 SS11 16:26 9/11
22:2624.25 Pavliani 2 SS12 18:08 9/12
00:0818.14 Eleftherohori 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY4 9/12 SS13 08:08 9/12
14:0823.37 Τarzan 1 SS14 09:51 9/12
15:5133.2 Pyrgos SS15 13:18 9/12
19:1812.68 Τarzan 2 - WOLF Power Stage