2022 Rd.2 RALLY SWEDEN

WRC 2022年第2戦ラリー・スウェーデン

2月の北欧スウェーデンで開催される、
シーズン唯一のフルスノーラリー

厳寒期の北欧、スウェーデンを舞台に行われるラリー・スウェーデンは、2022年シーズン唯一のフルスノーラリーである。開幕戦ラリー・モンテカルロも一部のSSでは雪道を走行したが、コース全域が雪に覆われているのはラリー・スウェーデンのみ。2021年大会は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となる。ただし、ラリーの中心となるサービスパークは以前のトルシュビーから、首都ストックホルムの北約600kmに位置するウーメオーに移動。そのためコースは一新された。ステージは全体的にとても高速で、息を呑むようなビッグジャンプもラリー・スウェーデンの魅力である。トヨタは2017年に現チーム代表のヤリ-マティ・ラトバラが、2019年にオィット・タナックが、2020年にエルフィン・エバンスが、ヤリスWRCで総合優勝している。

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ハイスピードなコースでは空力性能が重要となる

ラリー・スウェーデンは滑りやすいスノーロードを舞台とするラリーだが、特殊な金属製のスタッド（＝スパイク）が埋め込まれた「スタッドタイヤ」が、圧雪路や凍結路にしっかりと食い込むため、路面のグリップ力は想像以上に高い。そして、緩やかな高速コーナーが続くステージが多いこともあり、平均速度はWRCの中で3本の指に入るほど高い。ハイスピードラリーにおいてはクルマの空力性能が非常に重要であり、十分なダウンフォースが得られれば高速コーナーでも安定して速いスピードを保つことができる。今年デビューしたGR YARIS Rally1にとっては初めて挑むフルスノーラリーであり、その空力性能を証明する場となる。

大会基本情報

開催国：: スウェーデン
日程：: 2月24日（木）～27日（日）
サービスパーク：: ウーメオー
路面：: スノー
SS：: 17 （SSトータル距離：264.81km）
総走行距離：: 1,223.22km

開催国情報

首都：: ストックホルム
時差：: －8時間
人口：: 約1,022万人（2018年11月，スウェーデン統計庁）
言語：: スウェーデン語
2月気温：: 最高気温約-4℃/最低気温約-12℃

※最新情報は wrc.com をご覧ください。

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アイテナリー

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		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
Shakedown 2/24	シェイクダウン	09:01	2/24 17:01	7.59	Shakedown Klabböle

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY1 2/25	SS1	08:42	2/25 16:42	14.98	Kroksjö 1
	SS2	09:55	2/25 17:55	27.81	Kamsjön 1
	SS3	11:31	2/25 19:31	17.28	Sävar 1
	SS4	14:45	2/25 22:45	14.98	Kroksjö 2
	SS5	15:58	2/25 23:58	27.81	Kamsjön 2
	SS6	17:34	2/26 01:34	17.28	Sävar 2
	SS7	18:38	2/26 02:38	5.53	Umeå Sprint

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY2 2/26	SS8	08:57	2/26 16:57	10.49	Brattby 1
	SS10	10:54	2/26 18:54	19.49	Långed 1
	SS11	12:08	2/26 20:08	11.17	Umeå 1
	SS12	15:27	2/26 23:27	10.49	Brattby 2
	SS14	17:24	2/27 01:24	19.49	Långed 1
	SS15	18:38	2/27 02:38	11.17	Umeå 2

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY3 2/27	SS16	07:00	2/27 15:00	14.19	Vindeln 1
	SS17	08:08	2/27 16:08	14.23	Sarsjöliden 1
	SS18	09:37	2/27 17:37	14.19	Vindeln 2
	SS19	12:18	2/27 20:18	14.23	Sarsjöliden 2