RALLY CHILE
WRC 2023年 第11戦 ラリー・チリ
2019年以来のWRC開催となる、南米チリを舞台とするグラベルラリー
南アメリカ大陸の西側、太平洋に面する国チリは、2019年に初めてWRCが開催され、今回が2度目のWRC開催となる。サービスパークおよび大会本部は、前回と同様チリ中南部ビオビオ州の大都市コンセプシオンに置かれる。SS(スペシャルステージ)の路面はグラベルで、コンセプシオンの南側から東側にかけてのエリアが戦いの舞台に。森林地帯の道や、太平洋の絶景を見渡す開けた道など、ラリーカーはチリの素晴らしい大自然の中を走行する。ラリー・チリのステージは全体的に中速で路面は比較的平坦だが、バンク角がついたコーナーも多い。前回は5月の開催だったが、今年は開催時期が9月に移り季節が異なるため、路面のコンディションは前回と異なる可能性もある。
ラリー・チリのグラベルステージは全体的に路面がスムーズで、前回大会ではラリー・フィンランドなど北欧の高速グラベルラリーに近いステージも多くあった。4年ぶりのWRC開催となる今回は、前回と同じ、もしくは同じエリアで行われるステージが少なくないが、新たに設定されたステージも多くあり、ペースノートの大幅修正や新規作成が必要となる。また、WRCの規則により欧州圏外での事前テストが禁じられているため、ワークスチームは事前に現地でテストを行なうことができず、木曜日に予定されているシェイクダウンで迅速かつ正確にクルマのセッティングを合わせ込まなければならない。なお、2019年の大会ではヤリスWRCが総合優勝し、サポート選手権のWRC 2では勝田貴元が優勝している。
大会基本情報
- 開催国:
- チリ
- 日程:
- 9月28日(木)~10月1日(日)
- サービスパーク:
- コンセプシオン
- 路面:
- グラベル
- SS:
- 16 (SSトータル距離:320.98 km)
- 総走行距離:
- 1,239.43 km
開催国情報
- 首都:
- サンティアゴ
- 時差:
- -12時間
- 人口:
- 1,949万人(2021年 世銀)
- 言語:
- スペイン語
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
アイテナリー
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
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現地時間 日本時間 距離 ロケーション Shakedown
9/28シェイクダウン 08:01 9/28
20:015.75 Shakedown Bio Bio -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY1 9/29 SS1 08:35 9/29
20:3519.77 Pulperia 1 SS2 09:33 9/29
21:3313.34 Rere 1 SS3 10:27 9/29
22:2723.32 Rio Claro 1 SS4 14:42 9/30
02:4219.77 Pulperia 2 SS5 15:40 9/30
03:4013.34 Rere 2 SS6 16:34 9/30
04:3423.32 Rio Claro 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY2 9/30 SS7 07:57 9/30
19:5727.19 Chivilingo 1 SS8 09:01 9/30
21:0121.09 Rio Lia 1 SS9 10:05 9/30
22:0528.72 Maria de las Cruces 1 SS10 14:57 10/1
02:5727.19 Chivilingo 1 SS11 16:01 10/1
04:0121.09 Rio Lia 2 SS12 17:05 10/1
05:0528.72 Maria de las Cruces 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY3 10/1 SS13 08:07 10/1
20:0713.20 Las Pataguas 1 SS14 09:05 10/1
21:0513.86 El Poñen 1 SS15 11:40 10/1
23:4013.20 Las Pataguas 2 SS16 13:15 10/2
01:1513.86 Wolf Powerstage El Poñen 2
過去の戦績
- 1位
- オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ
- 2位
- セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア
- 3位
- セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ
- 10位
- クリス・ミーク/セブ・マーシャル
- 11位
- ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ