// 2023 season

2023 Rd.13 RALLY JAPAN

WRC 2023年 第13戦 ラリー・ジャパン

WRC 2023年 第13戦 ラリー・ジャパン 大会情報

2022年に復活したWRC日本ラウンドは
愛知県と岐阜県を舞台とするターマックラリー

日本では過去2004年から2010年にかけて、北海道の帯広および札幌を中心に、グラベル(未舗装路)ラリーとしてWRCが6回開催された。それから12年の歳月を経てWRC日本ラウンド「ラリージャパン」が2022年に復活。舞台を本州に移動し、愛知県と岐阜県を舞台にターマック(舗装路)ラリーとして開催された。ラリーの中心となるサービスパークは、復活2年目の2023年大会も愛知県豊田市のトヨタスタジアムに置かれ、ステージは愛知県の豊田市、岡崎市、新城市、岐阜県の恵那市、中津川市に設定される。その大部分が山岳地帯の峠道であり、全体的に道幅が狭く、非常にツイスティなため精度の高いドライビングが求められる。一方で中高速の緩やかなコーナーが連続するセクションもあり、ドライバーたちはリズム変化に上手く対応しなくてはならない。2023年のコースはその多くが前年大会と重なっているが、新たにトヨタスタジアム内にスーパーSSの特設ステージが設けられた。

山岳ステージは全体的にツイスティで道幅が狭いためミスが許されない

11月の山岳地帯は、特に早朝気温がかなり低くなり、路面温度も日陰はなかなか上がらない。そのためスタート前にしっかりとタイヤを暖めておく必要があり、スタート直後もタイヤの温度がきちんと上がるまでは、グリップに気をつけて走らなければならない。ステージの路面は全体的にフラットで舗装のコンディションは悪くないが、秋季ということで路面に落ち葉があるセクションもあり、そのような場所では著しくタイヤのグリップが低下する。特に、2022年大会のように雨が降ると非常に滑りやすくなるため注意が必要だ。また、山岳ステージは道幅が狭い上に排水用の側溝があるセクションも多く、コーナリングラインが乱れてタイヤを側溝に落ちると、パンクをする可能性が高く、場合によってはサスペンションが破損して走行不能となってしまうかもしれない。そのため、ドライバーには正確なドライビングが求められる。愛知県出身の勝田貴元は2022年のラリージャパンでトヨタ勢最上位の総合3位に入り、地元でポディウムフィニッシュを果たした。

大会基本情報

開催国:
日本
日程:
11月16日(木)~11月19日(日)
サービスパーク:
豊田
路面:
ターマック
SS:
22 (SSトータル距離:304.66 km)
総走行距離:
969.75 km

開催国情報

首都:
東京日本
人口:
1億2434万人(2023年10月概算値)
言語:
日本語

※最新情報は wrc.com をご覧ください。

アイテナリー

※最新情報は wrc.com をご覧ください。

  • 現地時間 距離 ロケーション
    Shakedown
    11/16
    シェイクダウン09:012.75Shakedown (Kuragaike Park)
  • 現地時間 距離 ロケーション
    DAY1 11/16SS119:052.1TOYOTA STADIUM SSS 1
  • 現地時間 距離 ロケーション
    DAY2 11/17SS207:0423.6Isegami's Tunnel 1
    SS308:0419.38Inabu Dam 1
    SS409:0222.53Shitara Town 1
    SS513:3623.6Isegami's Tunnel 2
    SS614:3619.38Inabu Dam 2
    SS715:3422.53Shitara Town 2
    SS819:352.1TOYOTA STADIUM SSS 2
  • 現地時間 距離 ロケーション
    DAY3 11/18SS908:0420.32Nukata Forest 1
    SS1009:0514.78Lake Mikawako 1
    SS1111:153.18Okazaki City SSS 1
    SS1211:263.18Okazaki City SSS 2
    SS1313:0420.32Nukata Forest 2
    SS1414:0514.78Lake Mikawako 2
    SS1515:116.7Shinshiro City
    SS1619:352.1TOYOTA STADIUM SSS 3
  • 現地時間 距離 ロケーション
    DAY4 11/19SS1707:057.52Asahi Kougen
    SS1808:0322.92Ena City 1
    SS1908:5611.6Nenoue Plateau
    SS2011:0422.92Ena City 2
    SS2111:5711.6Nenoue Kougen 2
    SS2214:157.52Asahi Kougen Power Stage

過去の戦績

2022
  1. 1位
    ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ
  2. 2位
    オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ
  3. 3位
    勝田 貴元/アーロン・ジョンストン
  4. 4位
    セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ
  5. 5位
    エルフィン・エバンス/スコット・マーティン
  6. 11位
    カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン
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