2025 Rd.13 RALLY JAPAN

WRC 2025年 第13戦 ラリージャパン

    WRC 2025年 第13戦 ラリージャパン 大会情報

    愛知、岐阜開催4年目のラリージャパンは
    2本の新ステージが加わるなど大きく進化

    日本では過去2004年から2010年にかけて、北海道の帯広および札幌を中心に、グラベル(未舗装路)ラリーとしてWRCが6回開催された。それから12年の歳月を経てWRC日本ラウンド「ラリージャパン」が2022年に復活。舞台を本州に移し、愛知県と岐阜県を舞台にターマック(舗装路)ラリーとして再出発した。ラリーの中心となるサービスパークは2025年大会も愛知県豊田市の豊田スタジアムに置かれ、ステージは愛知県の豊田市、岡崎市、新城市、設楽町、岐阜県の恵那市、中津川市に設定される。その大部分が険しい山岳地帯の峠道であり、全体的に道幅が狭く、非常にツイスティなコーナーが続くため精度の高いドライビングが求められる。一方で中高速の緩やかなコーナーが連続するセクションもあり、ドライバーはリズム変化に上手く対応しなくてはならない。2025年のステージは前年大会と多くが重なっているが、進行方向が逆になったり、豊田市に新しいステージが2本設けられるなど、変更点も少なくない。

    山岳ステージは全体的にツイスティで道幅が狭く、ミスが許されない

    11月の山岳地帯は特に早朝気温がかなり低くなり、路面温度も日陰の区間はなかなか上がらない。そのためスタート前にしっかりとタイヤを暖めておく必要があり、スタート直後もタイヤの温度がきちんと上がるまでは、グリップに気をつけて走らなければならない。ステージの路面は全体的にフラットで舗装のコンディションは悪くないが、秋季ということで路面に落ち葉や枯れ枝が散乱しているセクションもあり、そのような場所では著しくタイヤのグリップが低下する。特に、2023年大会のように雨が降るとさらに滑りやすくなるため注意が必要だ。また、山岳ステージは道幅が狭い上に排水用の側溝があるセクションも多く、コーナリングラインが乱れてタイヤが側溝に落ちるとパンクを喫する可能性が高く、場合によってはサスペンションが破損して走行不能となることもある。そのため、ドライバーには正確なドライビングが求められる。愛知県出身の勝田貴元は2022年のラリージャパンでトヨタ勢最上位となる総合3位に入り、地元でポディウムフィニッシュを果たした。また、2023年大会ではエルフィン・エバンスが優勝、セバスチャン・オジエが総合2位、カッレ・ロバンペラが総合3位とTGR-WRTが表彰台を独占。2024年大会もエバンスとオジエが1-2フィニッシュを飾った結果、TGR-WRTはホームイベントで4年連続となるマニュファクチャラーズタイトルを決定した。

    大会基本情報

    開催国:
    日本
    日程:
    11月6日(木) ~ 9日(日)
    サービスパーク:
    豊田
    路面:
    ターマック
    SS:
    20 (SSトータル距離:305.34 km)
    総走行距離:
    923.01 km

    開催国情報

    首都:
    東京japan
    人口:
    1億2321万人(2025年10月概算値)
    言語:
    日本語

    ※最新情報は wrc.com をご覧ください。

    アイテナリー

    ※最新情報は wrc.com をご覧ください。

    • 現地時間 日本時間 距離 ロケーション
      Shakedown
      11/6
      シェイクダウン09:0111/6
      09:01
      2.75Shakedown (Kuragaike Park)
    • 現地時間 日本時間 距離 ロケーション
      DAY1 11/6SS116:0511/6
      16:05
      2.75Kuragaike Park SSS
    • 現地時間 日本時間 距離 ロケーション
      DAY2 11/7SS207:1111/7
      07:11
      17.08Inabu/Shitara 1
      SS308:2411/7
      08:24
      17.41Shinshiro 1
      SS409:5711/7
      09:57
      19.66Isegami's Tunnel 1
      SS513:4011/7
      13:40
      19.66Isegami's Tunnel 2
      SS615:0311/7
      15:03
      17.08Inabu/Shitara 2
      SS716:1611/7
      16:16
      17.41Shinshiro 2
    • 現地時間 日本時間 距離 ロケーション
      DAY3 11/8SS807:2311/8
      07:23
      16.44Obara 1
      SS908:3411/8
      08:34
      21.25Ena 1
      SS1010:0511/8
      10:05
      21.74Mt. Kasagi 1
      SS1112:3511/8
      12:35
      21.74Mt. Kasagi 2
      SS1214:0811/8
      14:08
      21.25Ena 2
      SS1315:2111/8
      15:21
      16.44Obara 2
      SS1417:3511/8
      17:35
      3.05Toyota City SSS
    • 現地時間 日本時間 距離 ロケーション
      DAY4 11/9SS1508:3911/9
      08:39
      20.23Nukata 1
      SS1609:3511/9
      09:35
      13.98Lake Mikawako 1
      SS1710:5311/9
      10:53
      1.98Okazaki SSS 1
      SS1811:0411/9
      11:04
      1.98Okazaki SSS 2
      SS1912:3311/9
      12:33
      20.23Nukata 2
      SS2014:1511/9
      14:15
      13.98Lake Mikawako 2 Wolf Power Stage

    過去の戦績

    2024
    1. 1位
      エルフィン・エバンス/スコット・マーティン
    2. 2位
      セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ
    3. 3位
      アドリアン・フォルモー/アレクサンドレ・コリア
    4. 4位
      勝田 貴元/アーロン・ジョンストン
    ハイライトムービー
    2023
    1. 1位
      エルフィン・エバンス/スコット・マーティン
    2. 2位
      セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ
    3. 3位
      カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン
    ハイライトムービー
    2022
    1. 1位
      ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ
    2. 2位
      オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ
    3. 3位
      勝田 貴元/アーロン・ジョンストン
    4. 4位
      セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ
    5. 5位
      エルフィン・エバンス/スコット・マーティン
    6. 11位
      カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン
    ハイライトムービー

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