チーム&ドライバー

WRC 2018年 チーム&ドライバー
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ヤリ-マティ・ラトバラ - ヤリスWRC 7号車:ドライバー
- 生年月日:
- 1985年4月3日
- 国籍:
- フィンランド
フィンランド人ラリードライバー。WRCデビューは2002年のグレートブリテン。2008年にフォードワークス入りし、同年のスウェーデンでWRC初優勝を挙げた。この時の年齢は22歳313日で、WRC最年少優勝記録を更新した。2013年からフォルクスワーゲンに移籍したが、2016年限りでフォルクスワーゲンがWRCを撤退したためTOYOTA GAZOO Racing WRTに移籍。2017年の開幕戦モンテカルロでヤリスWRCをデビュー戦2位に導き、第2戦スウェーデンではヤリスWRCに初優勝をもたらした。2018年は開幕戦モンテカルロと第8戦フィンランドで総合3位、ラリー・トルコで総合2位。WRC通算17勝。
主な実績
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ミーカ・アンティラ - ヤリスWRC 7号車:コ・ドライバー
- 生年月日:
- 1972年9月10日
- 国籍:
- フィンランド
フィンランド人コ・ドライバー。ラトバラとコンビを組んでいる。WRC初参戦は1999年で、2003年までミッコ・ヒルボネンのコ・ドライバーを務めていた。2004年にヒルボネンがスバルに移籍した際ヒルボネンとのコンビを解消。後にラトバラとペアを組みWRCのキャリアを積んできた。2008年フォードのワークスチームに入り、2013~2016年のフォルクスワーゲンのワークスチーム在籍を経て、2017年TOYOTA GAZOO Racing WRTに加入。第2戦スウェーデンではラトバラと共にヤリスWRCの初優勝に貢献した。また、同年のフィンランドでは、WRC参戦189回目を迎え単独最多出場記録を達成。2018年のサルディニア(イタリア)では200回目の出場を果たし、現在も最多出場記録を更新し続けている。
主な実績
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オット・タナック - ヤリスWRC 8号車:ドライバー
- 生年月日:
- 1987年10月15日
- 国籍:
- エストニア
エストニア人ラリードライバー。元WRCドライバーのマルコ・マルティンの支援を受け、2008年から2年連続でエストニア・ラリー選手権を制覇。2009年のポルトガルでWRCにデビューした。2010年はPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)シリーズ4位、2011年はSWRC(S2000世界ラリー選手権)シリーズ2位と実績を残し、2011年の最終戦グレートブリテンでWRカー初出場。翌2012年はMスポーツ・フォードからWRCにフル参戦し、イタリアでは総合3位に入った。その後もMスポーツのドライバーとして活動を続け、2017年のイタリアでWRC初優勝。3戦後のドイツでも優勝を飾った。2018年はTOYOTA GAZOO Racing WRTに移籍し、初戦のモンテカルロで総合2位に。第5戦アルゼンチンで移籍後初の優勝を果たし、第8戦フィンランドと第9戦ドイツ、さらに第10戦トルコでも勝つなど好調を維持している。
主な実績
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マルティン・ヤルヴェオヤ - ヤリスWRC 8号車:コ・ドライバー
- 生年月日:
- 1987年8月18日
- 国籍:
- エストニア
エストニア人コ・ドライバー。タナックとコンビを組んでいる。2003年にコ・ドライバーとして初めてラリーに出場し、エストニア国内のイベントを中心に経験を積み重ねた。そして2010年のヨルダン・ラリーに、同郷のカール・クルーダと共に出場しWRCデビュー。2014年のWRC2では2勝を挙げシリーズ5位となった。タナックとは2016年からコンビを組み、2017年のイタリアでWRC初優勝。2018年からTOYOTA GAZOO Racing WRTの一員となり、タナックと共に勝ち星を増やし続けている。ヤルヴェオヤはコ・ドライバーとして活動しながら過去柔道にも出場。73kgの選手として2008年に国際大会で、2010年にエストニア国内大会で優勝を飾るなど、トップレベルの柔道選手として活躍した。
主な実績
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エサペッカ・ラッピ - ヤリスWRC 9号車:ドライバー
- 生年月日:
- 1991年1月17日
- 国籍:
- フィンランド
フィンランド人ラリードライバー。レースから転向して2011年のフィンランドでWRCデビュー。2012年にはフィンランドラリー選手権で7戦7勝。シュコダと契約を結び、2013年にはAPRC(アジアパシフィックラリー選手権)に参戦してランキング2位。2014年にはERC(欧州ラリー選手権)のチャンピオンとなる。またWRC2にも参戦し、2015年はランキング3位、2016年にはチャンピオンを獲得した。2017年はTOYOTA GAZOO Racing WRTの一員として、第6戦ポルトガルでヤリスWRCを駆りWRカーデビュー。その3戦後の母国戦フィンランドで早くもWRC初優勝を果たした。2018年も引き続きヤリスWRCで参戦し、第7戦イタリア(サルディニア)と第9戦ドイツでは総合3位に入った。
主な実績
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ヤンネ・フェルム - ヤリスWRC 9号車:コ・ドライバー
- 生年月日:
- 1980年8月29日
- 国籍:
- フィンランド
フィンランド人コ・ドライバー。エサペッカ・ラッピとコンビを組んでいる。ラッピと同様WRCフィンランドへのスポット参戦からキャリアをスタートした。2012年にフィンランドラリー選手権で全勝したことで、シュコダ・モータースポーツと契約を結び、ERC(欧州ラリー選手権)に参戦。さらに2013年にはAPRC(アジアパシフィックラリー選手権)、WRC2に参戦し、2016年にはWRC2のタイトルを獲得した。2017年はエサペッカ・ラッピとともにTOYOTA GAZOO Racing WRTに加入。3台目のヤリスWRCが完成したポルトガルから参戦を開始し、第9戦フィンランドではラッピと共にWRC初総合優勝を飾った。2018年は第7戦イタリア(サルディニア)と、第9戦ドイツで総合3位に入った。
主な実績
チーム
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- チーム総代表 豊田 章男
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- チーム代表 トミ・マキネン
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- スポーティングディレクター カイ・リンドストローム
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- テクニカルディレクター トム・ファウラー
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