PERFORMANCE

厳しきサーキットも、走り慣れた道も、
思いのままに。

過酷さを極めるニュルブルクリンクのノルドシュライフェ(北コース)をはじめ、周辺の一般道も走り込み、幾度となく試行錯誤を重ね、目指したこと。それは、“コンビニからニュルブルクリンクまで、この一台で”を叶える走り。スーパーチャージャーを搭載し圧倒的なパワーを誇るVitz GRMNが、驚くほどに洗練された操舵性や乗り心地を両立しているのは、開発時に掲げたその想いに由来する。開発陣の飽くなき探求と、計算し尽くされた装備やチューニングの数々。そのすべてが、Vitz GRMN の走りに息づいている。

ENGINE

スーパーチャージャー付1.8Lエンジン

1.8L 直列4気筒エンジン(2ZR-FE)にスーパーチャージャーを搭載することで、圧倒的なパワーを発揮。低回転からドライバーの意思に即座に反応し、レスポンスに優れたピックアップを堪能できる、GRMNの心臓部にふさわしきパワーユニットを実現しました。

最高出力:156kW(212PS)/6,800r.p.m.
最大トルク:250N・m(25.5kgf・m)/4,800r.p.m.

BRAKE

対向4ポットキャリパーの採用&VSCの専用チューニング

フロントに対向4ポットキャリパー、スリット入りの大径ディスクを採用。ディスク厚をアップしブレーキ振動に対しても余裕を持たせるなど、サーキット走行にも対応する性能を確保しています。また、リヤにも大径ディスクを採用し、リニアなブレーキフィーリングを実現。さらに、滑りやすい路面でのスポーツ走行を妨げないVSCの専用チューニングを実施し、雪路やダートにおける走行性能も高めました。

TIRE

BBS製17インチ鍛造アルミホイール

スポーツ走行から日常シーンまでカバーするオールラウンドな性能のタイヤに加え、専用のマットグレー塗装を施した超軽量の鍛造アルミホイール(BBS製)を採用しています。

SUSPENSION

専用チューニングサスペンション

SACHS Performanceアブソーバーを採用。路面変化に応答よくストロークする一方で、大入力をしっかり受け止める、スポーツと快適性を両立したチューニングを実現しています。

BODY

高剛性ボディ

もとより高い剛性を実現している欧州Yaris用3ドアボディをベースに、アンダーフロア前後へのブレース追加により高次元のボディ剛性を実現。フロントサスペンションタワーバーも追加し、高度な操縦安定性を実現しています。
■写真はアンダーパネルを外した状態。説明のために一部着色しています。

OTHERS

電動パワーステアリングの専用チューニング&トルセン®LSD

操舵時の手応えを重視した電動パワーステアリングの専用チューニングとともに、バイアス比を高めたトルセン®LSDを採用。アクセルワークでコーナーを駆け抜けることができる、FFとは思えない走りを実現しています。
■トルセン®LSDの“トルセン®”は、(株)JTEKTの登録商標です。

  • ■装備によってはGRシリーズと共通のものがあります。詳しくは主要装備一覧表をご覧ください。