86/BRZ Race 第4戦富士 決勝A
織戸学選手が優勝

小雨が降ったり止んだりの微妙なコンディションの中、GAZOO Racing 86/BRZ Race 第4戦富士スピードウェイ決勝Aレースが6月8日(日)開催された。

84台のエントリーの中から、1組2組に分かれて行われた前日予選の結果により、1組より上位23名、2組より上位22名の計45名で争われた決勝Aレースは、3番グリッドスタートのNo.962 織戸学選手が巧みなスタートを決め、1コーナーでトップに躍り出ると、2位を寄せず独走。背後を脅かされることなくトップでフィニッシュ。昨年の最終戦以来の優勝を獲得した。

2位には第2戦、第3戦を連続で制したNo.82 谷口信輝選手がスタートから順位を2つアップしてフィニッシュし、シリーズポイント1位をキープ。

一方で、3位は劇的なフィニッシュを迎えることになる。
7番グリッドスタートのNo.87 久保凜太郎選手が、ファイナルラップでポールポジションスタートから3位を走行していたNo.906 阪口良平選手の背後に迫ると、最終コーナーで2台が並び、サイドバイサイドでフィニッシュラインへと向かう展開に。
両車1歩も譲らず飛び込んだゴールは、僅差でNo.87 久保選手が3位チェッカーを受けた。