<ネッツトヨタ東名古屋キリンダム豊田丸山店>に見積もりをお願いしていたヴィッツRS。
彼女たちはヴィッツRSを運転したことがありません。
まずは試乗させていただき、クルマの状態と本当に自分達にあったクルマなのかをチェック。
「オートマだから、運転が楽チン」
「このサイズなら、車庫入れとかでもぶつけないよ。きっと」
「ナビとETCが付いているから、どこにでも行けちゃうね~」
「中古車なのに、すごくキレイ!」
2人で相談した結果、このヴィッツRS購入を決定!!
これからこのヴィッツRSをラリーカーに架装して、ラリーに参戦するのですが、実は彼女たち、本物のラリーカーを間近で見たことがありません。
どんなパーツが装着がされているのか、ラリーカーがどのようなクルマなのかすら知らない彼女たち。
自分たちのクルマができたことがうれしくて、これからのことを考える余地はありません・・・・・。
そんな彼女たちを心配してくださったスタッフが、ラリーカーを展示しているお店を紹介してくださいました。
「TRDラリーチャレンジ参戦をサポートしているお店があるんですよ。実際に参戦しているラリーカーが置いてあるので一度見てみたらいかがですか?」
紹介していただいたお店は、<ネッツトヨタ東名古屋豊田錦町店>
AREA86でもあるこのお店は、カスタマイズやチューニングも得意なお店です。
ありました!ヴィッツRSラリーカーと、86ラリーカー。ハデハデカラーリングが目を引きます。
「わぁ、かっこいいね~」
彼女たちの対応をしてくださったスタッフの加藤さんがラリーカーを見せてくださいました。
「ステアリングに印がいっぱい付いているけど、なぜ?」
「後部座席が無くなっているよ!!」
「この網は何に使うのかしら????」
「ハンモックみたいなものも付いているけど・・・・・?」
つぎつぎに出てくる疑問質問。彼女たち、本当に大丈夫なのでしょうか・・・・・。
彼女たちの疑問質問に答えてくださる加藤さん。
お店の中も案内していただいたそのとき・・・・・
“TRDラリーチャレンジ参戦パネル”と“優勝盾”が展示してありました!
これから彼女たちが参戦しようとしている、TRDラリーチャレンジ。
彼女たちの応援する、モリゾウ選手と同じ86で参戦して優勝!ここでもラリーの先輩方を発見しました!
「案外ラリーって身近なモータースポーツなのかもしれないね」
先輩方にお会いできるのがいつになるのか楽しみになってきました。
さて、本物のラリーカーを見せていただき、今度は彼女たちのヴィッツRSをどんなラリーカーに作り上げるのかが問題です。<ラック>の勝田さんにヴィッツRSを見ていただきます。
「勝田さん、ヴィッツRSが納車されました~♪」
「よかったですね!早速、TRDラリーチャレンジに参戦できるようにラリーカーを作りましょう!!」
<TRDラリーチャレンジ2013競技・車両規則書>をじっくり読んで・・・・・・・・うう~ん難しい!!
まずは、指定部品と認定部品の違いを教えていただきます。
◆指定部品:TRDラリーチャレンジに参戦する車両に必ず装着しなくてはいけないパーツ
◆認定部品:TRDラリーチャレンジに参戦する車両に装着が認められているパーツ
ラックのピットにお邪魔させていただき、実際にクルマを見ながらパーツの確認をさせていただきます。
ロールケージ、ラリータイヤ、ホイール、救急箱まで!!
ラリー参戦に必要なパーツや装備品はまだまだたくさんあります。
勝田さんと一緒に、ひとつひとつ確認しながら、装着するパーツを決めていきます。
どのパーツを変更しているのか、何のためにこのパーツを変更するのか、勉強しなくてはいけないことは山積みです。
ラリー参戦時には車検もあり、自分たちのクルマに何が装着されているのか理解していなければいけません。
ラリーの規則はもちろん、クルマのパーツすらよくわからない彼女たちがまず注目したのは、「安全」。
<トヨタ交通安全センターモビリタ>での練習でアドバイスをいただいたとおり、
安全にモータースポーツを楽しむことを最優先にします。
いよいよラリーカーが完成!GAZOO Racingのテーマカラーをベースに、GAZOO Ladyのイラストがサイドに入ったカワイイ外観に仕上がりました。
【ラリーカーの製作費用】
車両(中古車)約138万円、パーツ約180万円、工賃約40万円
合計約360万円
※今回の車両と装備品は、ラリー参戦の目的に合わせて彼女たちが選んだものです。
仕様書はコチラ
★価格表記のないものは、市販品でおおよその価格を算出しています。
また、店舗により部品、工賃などの価格が異なります。
価格はラックで作業した場合のものです。