GAZOO Racingのテーマカラーをベースにしたカワイイラリーカー。
どこに停めても、どこを走ってもすごく目立っていい感じ♪
このラリーカーを見ると、
「何もわからないところからここまで来たのだから、がんばらなくっちゃ!」
とやる気が沸いてきます。
今回彼女たちが初参戦するTRDラリーチャレンジRd.2長野の開催地は菅平高原。
<TRDラリーチャレンジHP 参加申込書>からエントリーは完了済み!
参加受理書、運転免許証、Bライセンスカード、ヘルメット、スーツ、グローブ、シューズ・・・忘れ物はない?大丈夫??
出来立てホヤホヤラリーカーに乗って、菅平高原へいざ出発進行~!
時間は余裕たっぷり、急がずあせらず、安全運転でドライブです。
ラリー参戦前に事故など起こしては大変ですからね。
都内から約2時間半、“上信越自動車道横川サービスエリア”でひと休み。
横川サービスエリアは、レンガ調の明るい雰囲気の建物で、歩道が広くて安心。
駐車スペースも広くて快適です。
そして、お弁当にお菓子、焼き立てパンにソフトクリーム!!
「うう~、サービスエリアっておいしそうなモノだらけで危険・・・・・」
テラス席があるので、今日はここでお昼ご飯にしま~す。
「だるま弁当がいいかな?峠の釜飯にしようかな~?2つとも食べちゃおうかな~!」
TRDラリーチャレンジの開催は1DAY、日曜日が基本です。
土曜日の昼間から移動が出来れば、こんな風にゆっくりサービスエリアめぐりや観光も楽しめます。
また、お仕事等で忙しい方でも土曜日の夜移動して、日曜日1日でめいっぱいラリーを楽しむことが出来るんです。
開催日も事前にチェック出来るので、スケジュールの調整もしやすいですね。
今年のTRDラリーチャレンジは、長野、群馬、富山、愛知とさまざまな特色のある地域で開催されます。
決められたラリー開催地に向かって、自分達で旅をカスタマイズするのはとっても楽しいですよ!
都内からゆっくりドライブで約5時間。
長野県菅平高原、TRDラリーチャレンジ受付兼サービス会場に到着。
前日に会場を訪れる必要はないのですが、彼女たちは初心者!
準備に手間取らないために、今回は余裕をもったスケジュールを立てました。
大会準備をしているTRDラリーチャレンジスタッフに特別にお願いして、スポンサーステッカーを受け取ります。
彼女たち、クルマにステッカーを貼ったことが無いのでちょっと大変です。
他の参加車両を見に行ったり、来たり・・・・・すると近くにいた参加者の方に、
「このステッカーは後ろだよ」
「カードを使って伸ばしてあげると、空気が入らずにきれいに貼れるよ」
「もう少し上に貼らないとはみでちゃうよ」
こんな風に参加者の方が声をかけてくださったり、アットホームな雰囲気がTRDラリーチャレンジの良いところ!
ステッカーも無事に貼り終え、最後にシートの位置を合わせて準備完了!
明日に備えて、今夜は温泉につかってゆっくり休む予定です♪
朝6時。会場にはたくさんの参加車両が集合しています。
TRDラリーチャレンジは朝1回だけレッキ(コース事前走行)を行うことが出来ますから、このレッキの時にドライバーとコ・ドライバーと力をあわせてペースノート(コースの状況を記載したノート)を完成させるのです。
もちろん彼女たちはプロのラリーストが作るような完璧なペースノートを作ることが出来ないので、すべて自己流。
自分達だけのペースノートをどうにか作り、サービス会場に戻ってきました。
次は参加受付です。
この受付自体はいたって簡単。
2人揃って参加受理書と運転免許証、Bライセンスカードを持って受付します。
受付時に受け取るものは、ロードブックとゼッケン。
ロードブックにはラリーに無くてはならないコマ図(ラリー専用の地図)、アイテナリー(走行距離や時間の記載された予定表)、エントリーリストが記載されています。
彼女たち、エントリーリストに自分の名前を発見してうれしくなってしまったのでした・・・・・!
エントリーリストに感動しているのもつかの間、
ラリーカーに大事なゼッケンを貼ります。
ボンネット、左右ドアの3ヶ所に途中で落ちないように、丁寧に貼っていきます。
そして車検。
検査員が順番に回ってきてくれるのですが、目印はこのヘルメット!
クルマの上にヘルメットを乗せるのが、「車検の準備が出来ています!」の合図。
ヘルメットを2つ仲良く乗せて、ボンネットを開けて・・・・・
「さぁ、かかっていらっしゃい~!!!」
勢い良く望んだものの、検査員から注意が!!
「工具箱を固定しているネットの網目が大きいので、競技中に中身がこぼれる恐れがあり、危険です。改善してください!」
「えぇぇぇ~!どうしたらいいの!?」
あわてる2人に救世主が!!
ベテラン参加者の方のアドバイスにより、“シートをかぶせてからネットで固定!”
というワザを伝授していただきクリア!
よかった、よかった~!!
初車検で思わぬ注意も受けてしまいましたが、これも勉強!勉強!!何とか車検合格!
それにしても、彼女たちの周りに助けてくださる方がたくさんいてよかった!
TRDラリーチャレンジ参加者の方たちは、順位だけにこだわらず、ラリーという競技そのものを楽しんでいるように見うけられます。
さらに初心者に親切に接してくださるのもTRDラリーチャレンジならでは。
こういったところがラリーチャレンジは参加しやすいといわれる所以なのかもしれません。
でもやっぱりかわいいってお得なのよ・・・・きっと。
さて、車検をクリアした後は、ドライバーズミーティングに参加します。
競技に関すること、コースの状態や走行時の注意点を説明されます。
また、今回は須坂市長、モリゾウ選手、飯田選手、脇阪選手からのご挨拶があり、楽しい雰囲気のドライバーズミーティングでした!
おかげで彼女たちの緊張もちょっと和らいだようです。
ドライバーズミーティングの後、初参加者だけのミーティングが行われます。
ルールの確認、特に注意しなければいけないこと、緊急連絡先なども説明していただきます。
飯田選手、脇阪選手も初参戦(!)ですから、もちろん一緒に参加します。
質問にも気軽に答えていただける、親切丁寧なミーティングなんです。
ドライバーズミーティングの後、スタートまであとわずか。
足立選手が彼女たちを心配して最後のレクチャーをしてくださいました。
特に緊張しているのは、コ・ドライバーの“かすみん”。
初めてのことですから、緊張するのも無理はありません。
ただ!足立選手は全日本ラリーのコ・ドライバーとして活躍している方。
コマ図の読み方、アイテナリーの確認、スタート時間ギリギリまで彼女たちのケアをしてくれました。
ありがとうございます!!
さぁ、スタートまであと少し。準備に取り掛かりましょう!!