2014年のニュルブルクリンク24時間耐久レースで総合13位(クラス1位)とクラス優勝を飾ったNo.48 LEXUS LFA。SP8クラスにエントリーし、木下隆之/石浦弘明/大嶋和也選手に加え、モリゾウ選手もドライバーとして参加した。
市販前の開発テストでエントリーした2008年から数えると7年目となるLFAでのニュル挑戦。一番の特徴はレース専用マシンではなく、あくまでも量産モデルをベースに開発されたマシンであると言うこと。とは言うものの、毎年の進化・熟成により、そのパフォーマンスはすでにGT3マシンに近いレベルに到達している。
2013年のモデルは、速さはあったものの乗りやすさという点では課題が残っていたため、2014年モデルでは、メカニズムに大きな変更はないが、“速さ”と“乗りやすさ”のバランス適正化を目標に開発。
木下隆之選手は「これまでのLFAの中で最も乗りやすい上に速い」と太鼓判を押す。また、1年ぶりにニュルブルクリンクを走行したモリゾウ選手も「いつもより冷静にドライビングできたのは、いいクルマに仕上がっている証拠だと思います」とコメントした。
ニュルブルクリンク24h 2014 GAZOO Racing LFAシェイクダウン