2009 第12戦 ベルギーGP
クルマの総合力とドライバーの腕が試される一戦
第12戦ベルギーGPの舞台となるスパ・フランコルシャンは、アルデンヌ地方の大自然に囲まれた雄大なコースで、全長は全F1サーキット中最長の7.004キロに及ぶ。数多くの名勝負の舞台となったこのコースにつきものなのが、気まぐれな天候だ。昨年もレース終盤の雨が大混乱を引き起こし、劇的な幕切れをもたらした。名物コーナーのオールージュの後の直線と、それに続くレ・コンブというコーナーでのブレーキングが一つの勝負どころ。去年は最終コーナーもドラマの舞台となった。エンジン開発が凍結されている現在は、以前にも増してクルマの全体的なパフォーマンスとドライバーのスキルがここで試されることとなる。
スパ・フランコルシャン・サーキット
周回距離 | : 7.004 km |
レース距離 | : 308.052km |
周回数 | : 44周 |
Spa Grand Pirx S.A. Route du Circuit 38, 4970 SPA, Belgium 電話 : (+32) 87224466 Fax : (+32) 87224466 URL : www.spagrandprix.com |
年 月 日 | 現地時間 ( 日本時間 [+7H] ) | |
2009年8月28日(金) | 10:00 - 11:30 ( 17:00 - 18:30 ) | フリー走行 1フリー走行 1 |
14:00 - 15:30 ( 21:00 - 22:30 ) | フリー走行 2フリー走行 2 | |
2009年8月29日(土) | 11:00 - 12:00 ( 18:00 - 19:00 ) | フリー走行 3フリー走行 3 |
14:00 ( 21:00 ) | 予選予選 | |
2009年8月30日(日) | 14:00 ( 21:00 ) | レースレース |
昨年のレース
2008年9月7日、第13戦ベルギーGP決勝が行われた。予選11番手のヤルノは素晴らしいスタートを決めて、一気に6位に浮上。しかしその直後に後ろから追突され、クルマの一部が破損。ギアボックスにも問題が生じ、速さを発揮できないまま16位でレースを終えた。13番手スタートのティモは、粘り強い走りで少しずつ順位を上げていき、最後の雨の際にスタンダード・ウェットにタイヤを交換。これが路面に上手く適合して8位フィニッシュを果たしたものの、ペナルティのためレース後に25秒加算され、9位となった。
順位 | ドライバー | チーム |
1 | F・マッサ | スクーデリア・フェラーリ・マールボロ |
2 | N・ハイドフェルド | BMWザウバーF1チーム |
3 | L・ハミルトン | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス |
9 | T・グロック | パナソニック・トヨタ・レーシング |
16 | J・トゥルーリ | パナソニック・トヨタ・レーシング |
最速ラップ : K・ライコネン ( 1:47.930 )
順位 | ドライバー | チーム |
1 | L・ハミルトン | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス |
2 | F・マッサ | スクーデリア・フェラーリ・マールボロ |
3 | H・コバライネン | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス |
11 | J・トゥルーリ | パナソニック・トヨタ・レーシング |
13 | T・グロック | パナソニック・トヨタ・レーシング |