2009 第13戦 イタリアGP
ヨーロッパラウンド最終戦の舞台は伝統のモンツァ
第13戦イタリアGPは例年通りミラノ近郊にあるモンツァ・サーキットで開催される。長いストレートをシケインとコーナーでつないだこのサーキットでは、クルマのダウンフォースをギリギリまで削って走り、メインストレートでは前車のスリップストリームを利用した追い越しが数多く見られる。一方でシケインではアクセル全開から急減速するため、安定したブレーキングも重要だ。また繊細なステアリング操作も必要になるなど、レイアウト自体は単純なように見えるが、実際はやはり難しいコースと言える。高速を保ちつつ、できるだけパフォーマンスを落とさずにシケインをクリアするのが鍵だ。母国レースとなるヤルノと、若さを武器にしたティモの走りに期待しよう。
モンツァ・サーキット
周回距離 | : 5.793 km |
レース距離 | : 306.720 km |
周回数 | : 53周 |
Park Monza, 20052, Monza, Italy 電話 : (+39) 039 24821 Fax : (+39) 039 320324 URL : www.monzanet.it |
年 月 日 | 現地時間 ( 日本時間 [+7H] ) | |
2009年9月11日(金) | 10:00 - 11:30 ( 17:00 - 18:30 ) | フリー走行 1フリー走行 1 |
14:00 - 15:30 ( 21:00 - 22:30 ) | フリー走行 2フリー走行 2 | |
2009年9月12日(土) | 11:00 - 12:00 ( 18:00 - 19:00 ) | フリー走行 3フリー走行 3 |
14:00 ( 21:00 ) | 予選予選 | |
2009年9月13日(日) | 14:00 ( 21:00 ) | レースレース |
昨年のレース
2008年9月14日、第14戦イタリアGP決勝が行われた。予選から雨模様だったこの週末は、決勝レースもやはり雨にたたられた。ヤルノは7番グリッド、ティモは9番グリッドを確保していたが、レースはセーフティーカー先導でスタート。その後、3周目から本格的なレースが始まり、ヤルノは順位をキープ。ティモはスピンを喫し、順位を落としたが、その後は順調に周回を重ねた。上位進出が見えてきたレース終盤、路面がドライに変わり始めたタイミングでトヨタの2台はピットイン。だがこの際に順位を落とし、最後はティモが11位、ヤルノが13位でレースを終えた。
順位 | ドライバー | チーム |
1 | S・ベッテル | スクーデリア・トロ・ロッソ |
2 | H・コバライネン | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス |
3 | R・クビサ | BMWザウバーF1チーム |
11 | T・グロック | パナソニック・トヨタ・レーシング |
13 | J・トゥルーリ | パナソニック・トヨタ・レーシング |
最速ラップ : K・ライコネン ( 1:28.047 )
順位 | ドライバー | チーム |
1 | S・ベッテル | スクーデリア・トロ・ロッソ |
2 | H・コバライネン | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス |
3 | M・ウェバー | レッドブル・レーシング |
7 | J・トゥルーリ | パナソニック・トヨタ・レーシング |
9 | T・グロック | パナソニック・トヨタ・レーシング |