2009 第16戦 ブラジルGP
今年も劇的な展開の再現なるか?
昨年まで最終戦だったブラジルGPは、タイトル争い決定戦となることが多かった。特に昨年は最終ラップの最終コーナーでのティモの順位がタイトル争いを大きく左右するなど、稀に見る劇的な展開となった。今シーズン第16戦の舞台となるアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェは、アップダウンが大きい左回りのコース。F1サーキットは元々右回りのコースが多いが、シーズン終盤は逆に左回りのコースが多くなる。最終コーナー手前から1コーナーまで上り坂のカーブと長い直線が続くため、エンジンには大きな負荷がかかる。1コーナーは追い越しポイントの一つだが、下り坂でかつタイトなS字カーブが続くため、毎年ここで接触事故が頻発する。ヤルノは2年連続で入賞するなど、比較的このサーキットと相性が良い。今年もトヨタの2人にぜひ期待したい。
アウトドローモ・カルロス・パーチェ
周回距離 | : 4.309 km |
レース距離 | : 305.909 km |
周回数 | : 71周 |
Av. Teotonio Vilela, 267 Interlagos, Sao Paulo, Brasil 電話 : (+5511) 3329 4686 Fax : (+5511) 3812 4079 URL : www.gpbrasil.com.br |
年 月 日 | 現地時間 ( 日本時間 [+12H/+11H*] ) | |
2009年10月16日(金) | 10:00 - 11:30 ( 22:00 - 23:30 ) | フリー走行 1フリー走行 1 |
14:00 - 15:30 ( (土)2:00 - 3:30 ) | フリー走行 2フリー走行 2 | |
2009年10月17日(土) | 11:00 - 12:00 ( 23:00 - 24:00 ) | フリー走行 3フリー走行 3 |
14:00 ( (日)2:00 ) | 予選予選 | |
2009年10月18日(日) | 14:00 ( (月)1:00* ) | レースレース |
* 現地サンパウロは10月18日(日)よりサマータイムになりますので、決勝当日の日本時間は現地時間+11Hになります。
昨年のレース
2008年11月2日、シーズンを締めくくる第18戦ブラジルGP決勝が行われた。予選ではティモが10番手、そしてヤルノは2番手となりこのシーズン初のフロントローを獲得。レースはスタート直前に激しい雨が降るなど、波乱の幕開けとなる。レース序盤、ヤルノとティモは順調に周回を重ねたが、1回目のピットストップ後、ヤルノは遅いクルマに引っかかってしまい、順位を落とす。迎えたレースの最終盤、それまでなんとか止んでいた雨が突如降り出し、各車が一斉にタイヤ交換のためピットイン。しかしトヨタの2台はドライ用タイヤのまま走行を続けて一気に順位を上げ、最後はティモが6位、ヤルノが8位となりダブル入賞を手にした。
順位 | ドライバー | チーム |
1 | F・マッサ | スクーデリア・フェラーリ・マールボロ |
2 | F・アロンソ | INGルノーF1チーム |
3 | K・ライコネン | スクーデリア・フェラーリ・マールボロ |
6 | T・グロック | パナソニック・トヨタ・レーシング |
8 | J・トゥルーリ | パナソニック・トヨタ・レーシング |
最速ラップ : F・マッサ ( 1:13.736 )
順位 | ドライバー | チーム |
1 | F・マッサ | スクーデリア・フェラーリ・マールボロ |
2 | J・トゥルーリ | パナソニック・トヨタ・レーシング |
3 | K・ライコネン | スクーデリア・フェラーリ・マールボロ |
10 | T・グロック | パナソニック・トヨタ・レーシング |