2014年3月18日(火)配信

新生F4開幕。FCクラスで長渕がクラス3位フィニッシュ

 3月16日(日)にF4(フォーミュラ4)開幕戦となる、東日本シリーズの第1戦が栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 昨年まで入門フォーミュラとして戦われてきたフォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)が休止となり、トヨタは今季よりF4に参戦するドライバーを支援することとなった。車両は昨年までFCJで使われてきたものを、F4参戦に合わせていくつかのモディファイを加えて使用。新設されたFCクラスとして参戦する。F4は東日本、西日本で分かれて各6戦のシリーズが戦われる。

 今大会、FCクラスには8台がエントリー。そのうち4台はトヨタの支援する若手ドライバーが出場する。

 今大会は1大会1レースということもあり、予選、決勝共に16日(日)に開催。それに先立ち、14日(金)と15日(土)は練習走行も行われた。

 16日(日)午前8時15分から20分間で行われた予選では、トヨタ支援ドライバーはライバルの後塵を拝し、No.93 小河 諒がクラス4番手。これにNo.92坪井 翔、No.90根本 悠生、No.91長渕 蓮が続くこととなった。

 予選に続き午前11時55分、かなり暖かく感じられる中で12周の決勝レースがスタート。いきなり1周目のV字コーナーで複数台が絡むクラッシュが発生、これにNo.93小河とNo.90根本が巻き込まれ、1周目にしてレースを終えることとなってしまった。

 このクラッシュをかわし、クラス2位へとポジションアップを果たしたNo.92坪井は、クラス2位の座をかけてのバトルを展開。しかし、残り2周を切ったところで接触を喫し、車両前部を破損して戦線離脱を余儀なくされた。

 これでトヨタ支援ドライバーでは唯一生き残ることとなったNo.91長渕は3位へ浮上。終盤、後続からの追い上げもあったがこれを凌ぎきり、クラス3位でチェッカーを受けた。

 次戦は4月27日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で東日本シリーズの第2戦として行われる。

リザルト

東日本シリーズ第1戦 FCクラス 結果表
順位No.ドライバーチーム周回タイムベストタイム
1 62 福住 仁嶺 HFDP/SRS-F/コチラR 12 23'27.048 1'55.772
2 60 石川 京侍 HFDP/SRS-F/コチラR 12 23'34.262 1'56.191
3 91 長渕 蓮 FTRS スピリット F4 12 23'37.833 1'56.597
4 61 坂口 夏月 HFDP/SRS-F/コチラR 12 23'38.192 1'56.114
5 63 大津 弘樹 SRS-F/コチラレーシング 12 23'50.814 1'56.154
6 92 坪井 翔 美人&LTVフィールドFTRS 10 19'39.574 1'56.336
93 小河 諒 TEAM TOM'S 0    
90 根本 悠生 WILLDO ZTEスピリット 0