2014年4月28日(月)配信

F4東日本第2戦、FCクラスで根本が初優勝

 4月27日(日)にF4(フォーミュラ4)東日本シリーズの第2戦が宮城県のスポーツランドSUGOで開催。トヨタが支援するNo.90根本 悠生がFCクラスのポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾った。

 前戦から1ヶ月半ほどを経ての今大会、SUGOは好天に恵まれ、春らしく暖かい中でのレースとなった。
 トヨタの支援ドライバーは前戦と同じく、No.90根本 悠生、No.91長渕 蓮、No.92坪井 翔、No.93小河 諒の4名がFCクラスに出場した。

 24日(木)、25日(金)、26日(土)にスポーツ走行枠での練習走行が実施され、27日(日)午前8時45分より予選開始。No.92坪井がまずFCクラスのトップタイムをマークすると、No.90根本、No.62福住 仁嶺(ホンダ支援)がタイムを更新し、この3名による争いに。
 セッション中盤にクラッシュ車両により赤旗が出され、残り2分でのセッション再開となったが、僅か1周の計測ではタイムアップは果たせず、No.90根本がFCクラスのポールポジションを獲得。No.92坪井はクラス3番手、No.93小河がクラス4番手。No.91長渕はクラス8番手からのスタートとなった。

 予選から4時間ほどのインターバルの後、若干雲が出てきて風も強まったものの、暖かい中で午後1時に15周で競われる決勝レースがスタート。
 ポールポジションのNo.90根本はスタートで出遅れ、2位へと後退したが、首位に立ったNo.62福住はレインボーコーナー出口でコースアウト。失速したバックストレートでNo.90根本がこれをかわし、首位を奪い返した。
 4周目には3番手スタートのNo.92坪井もNo.62福住をパス。勢いに乗るNo.92坪井は首位のNo.90根本を上回るペースで追い上げたが届かず、逆にNo.62福住からの追い上げを受けることに。逃げたNo.92坪井だったが9周目に単独スピンを喫し、クラス最下位へと後退してしまった。
 首位のNo.90根本は終盤No.62福住の追い上げを受けたが逃げ切り、FCJからの通算2年目にしてポール・トゥ・ウィンでのクラス初優勝を飾ることとなった。
 No.92坪井の後退により、4番手スタートから一つポジションを上げたNo.93小河がクラス3位に入った。

 次戦は5月10日(土)、11(日)の2日間にわたってツインリンクもてぎ(栃木県)で東日本シリーズの第3,4戦として行われる。

リザルト

東日本シリーズ第2戦 FCクラス 結果表
順位No.ドライバーチーム周回タイムベストタイム
1 90 根本 悠生 WiLLDO ZTEスピリット 15 20'50.110 1'22.162
2 62 福住 仁嶺 HFDP SRSF コチラR 15 20'50.321 1'21.780
3 93 小河 諒 TEAM TOM'S 15 20'55.918 1'22.166
4 60 石川 京侍 HFDP SRSF コチラR 15 20'56.618 1'22.322
5 61 坂口 夏月 HFDP SRSF コチラR 15 20'57.594 1'22.534
6 63 大津 弘樹 SRSF コチラレーシング 15 21'00.114 1'22.577
7 91 長渕 蓮 FTRS スピリット F4 15 21'04.433 1'22.555
8 92 坪井 翔 美人 15 21'21.123 1'22.048