F4東日本第2戦、FCクラスで根本が初優勝
- コース:スポーツランドSUGO(3.704256km)
- 第2戦予選:4月27日(日)晴:ドライ
- 決勝:4月27日(日)晴:ドライ
4月27日(日)にF4(フォーミュラ4)東日本シリーズの第2戦が宮城県のスポーツランドSUGOで開催。トヨタが支援するNo.90根本 悠生がFCクラスのポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾った。
前戦から1ヶ月半ほどを経ての今大会、SUGOは好天に恵まれ、春らしく暖かい中でのレースとなった。
トヨタの支援ドライバーは前戦と同じく、No.90根本 悠生、No.91長渕 蓮、No.92坪井 翔、No.93小河 諒の4名がFCクラスに出場した。
24日(木)、25日(金)、26日(土)にスポーツ走行枠での練習走行が実施され、27日(日)午前8時45分より予選開始。No.92坪井がまずFCクラスのトップタイムをマークすると、No.90根本、No.62福住 仁嶺(ホンダ支援)がタイムを更新し、この3名による争いに。
セッション中盤にクラッシュ車両により赤旗が出され、残り2分でのセッション再開となったが、僅か1周の計測ではタイムアップは果たせず、No.90根本がFCクラスのポールポジションを獲得。No.92坪井はクラス3番手、No.93小河がクラス4番手。No.91長渕はクラス8番手からのスタートとなった。
予選から4時間ほどのインターバルの後、若干雲が出てきて風も強まったものの、暖かい中で午後1時に15周で競われる決勝レースがスタート。
ポールポジションのNo.90根本はスタートで出遅れ、2位へと後退したが、首位に立ったNo.62福住はレインボーコーナー出口でコースアウト。失速したバックストレートでNo.90根本がこれをかわし、首位を奪い返した。
4周目には3番手スタートのNo.92坪井もNo.62福住をパス。勢いに乗るNo.92坪井は首位のNo.90根本を上回るペースで追い上げたが届かず、逆にNo.62福住からの追い上げを受けることに。逃げたNo.92坪井だったが9周目に単独スピンを喫し、クラス最下位へと後退してしまった。
首位のNo.90根本は終盤No.62福住の追い上げを受けたが逃げ切り、FCJからの通算2年目にしてポール・トゥ・ウィンでのクラス初優勝を飾ることとなった。
No.92坪井の後退により、4番手スタートから一つポジションを上げたNo.93小河がクラス3位に入った。
次戦は5月10日(土)、11(日)の2日間にわたってツインリンクもてぎ(栃木県)で東日本シリーズの第3,4戦として行われる。
リザルト
東日本シリーズ第2戦 FCクラス 結果表 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回 | タイム | ベストタイム | |
1 | 90 | 根本 悠生 | WiLLDO ZTEスピリット | 15 | 20'50.110 | 1'22.162 | |
2 | 62 | 福住 仁嶺 | HFDP SRSF コチラR | 15 | 20'50.321 | 1'21.780 | |
3 | 93 | 小河 諒 | TEAM TOM'S | 15 | 20'55.918 | 1'22.166 | |
4 | 60 | 石川 京侍 | HFDP SRSF コチラR | 15 | 20'56.618 | 1'22.322 | |
5 | 61 | 坂口 夏月 | HFDP SRSF コチラR | 15 | 20'57.594 | 1'22.534 | |
6 | 63 | 大津 弘樹 | SRSF コチラレーシング | 15 | 21'00.114 | 1'22.577 | |
7 | 91 | 長渕 蓮 | FTRS スピリット F4 | 15 | 21'04.433 | 1'22.555 | |
8 | 92 | 坪井 翔 | 美人 15 | 21'21.123 | 1'22.048 | | |