2014年7月 8日(火)配信

F4西日本第3戦鈴鹿 小河がFCクラス4位に終わる

 7月5日(土)、6日(日)の両日、F4(フォーミュラ4)西日本シリーズの第3戦が三重県の鈴鹿サーキットで開催された。トヨタが支援する若手ドライバー3名がFCクラスに出場したが、No.93小河 諒がクラス4位に終わった。

 前大会岡山は1大会2レースとして実施されたが、3週間ほどのインターバルを経ての今大会は1レースのみで開催。F1も開催される世界的なコースで、若き才能が激戦を繰り広げた。
前大会欠場したNo.91長渕 蓮は怪我の回復状況が良くないため、今大会も欠場。トヨタ支援ドライバーは3名、FCクラスは計7名で争われることとなった。

 5日(土)午後3時25分より20分間で予選が行われた。東日本大会で3勝、前大会岡山でも1勝を挙げているNo.90根本 悠生がまずトップタイムをマークしたが、残り10分を切るとタイムを縮めてきたライバルが上回り、逆にタイムを伸ばせなかったNo.90根本はクラス4番手、最後に何とかタイムアップを果たしたNo.92坪井 翔が5番手、No.93小河 諒はクラス7番手から翌日の決勝に挑むこととなった。

 6日(日)は朝方降雨があり、この日最初の他カテゴリーのレースはウェットコンディションだったものの、その後雨が降ることはなく、F4のスタート時にはわずかに濡れた部分が残る程度の、ほぼドライコンディションとなった。
 予定よりも5分ほど遅れた午前11時に第3戦の決勝レース(10周)がスタート。スタートで5番手グリッドのNo.92坪井が4番手のNo.90根本をかわし、4位に浮上。その後ペース的には上回るNo.90根本がNo.92坪井を追走していたが、5周目のヘアピンコーナーで2台は接触。No.92坪井はスピンを喫し、ほぼ最後尾まで順位を落としてしまった。
 No.92坪井のスピンで4位に上がったNo.90根本であったが、7周目のデグナーコーナーでガードレールにクラッシュ。レースを終えることとなってしまった。
 上位勢の脱落により順位を上げることとなったNo.93小河がクラス5位、No.92坪井が6位でチェッカーを受けたが、レース後、4位の車両がタイム加算のペナルティを科されたため、それぞれ一つずつ順位が繰り上がり、最終的にはNo.93小河がクラス4位、No.92坪井が5位となった。
 次戦は8月17(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で西日本シリーズの第4戦が行われる。

リザルト

西日本シリーズ第3戦 FCクラス 結果表
順位No.ドライバーチーム周回タイムベストタイム
1 18 平木 湧也 SUCCEED SPORTS F108 10 20'47.693 2'04.184
2 10 加藤 智 FEEL! RK01・TODA 10 20'56.477 2'05.000
3 11 植田 正幸 Rn-sports制動屋ミストKK-ZS 10 21'10.106 2'06.166
4 62 福住 仁嶺 HFDP/SRS-F/コチラR 10 21'20.903 2'06.722
5 61 坂口 夏月 HFDP/SRS-F/コチラR 10 21'22.285 2'07.111
6 34 早坂 公希 CMS☆MC090 10 21'23.747 2'07.037
7 50 浅原 悠貴 CMインダストリー・RK01 10 21'25.110 2'05.5167
5 35 髙橋 忠克 髙宮商事ミストKK-ZS 10 21'33.976 2'07.892
5 63 大津 弘樹 SRS-F/コチラレーシング 10 21'35.091 2'08.231
5 44 塚田 光彦 東海電装WESTスプリント関口056 10 21'38.579 2'08.694
5 93 小河 諒 TEAM TOM'S 10 21'39.991 2'08.706
5 70 朝日 ターボ ヴァンガード☆S・Road☆MC090 10 21'44.681 2'06.308
5 92 坪井 翔 美人&LTV フィールド FTRS 10 21'45.567 2'08.182
5 37 長 優子 B-MAX・RK01・TODA 10 21'51.658 2'09.542
5 60 石川 京侍 HFDP/SRS-F/コチラR 10 22'12.854 2'07.129