F4西日本第4戦鈴鹿 ウェットレースで坪井が2位表彰台獲得
- コース:鈴鹿サーキット 東コース(2.243km)
- 第4戦予選:8月17日(日)曇:ドライ
- 第4戦決勝:8月17日(日)曇:ウェット
8月17日(日)、F4(フォーミュラ4)西日本シリーズの第4戦が三重県の鈴鹿サーキット東コースで開催され、トヨタが支援するNo.92坪井 翔が2位表彰台を獲得した。
F4自体は8月に東日本シリーズの第5戦が筑波サーキットで行われているが、FCクラスは参戦しなかったため、FCクラスとしては前大会(第3戦)鈴鹿から一月半ぶりのレースとなった。今大会もNo.91長渕 蓮は欠場。トヨタ支援ドライバーは3名、FCクラスは計7名で争われることとなった。
前大会も鈴鹿サーキットでの開催だが、今大会はコースの前半部分のみを利用する「東コース」でのレース。トヨタの支援ドライバーにとっては初の東コースの走行となった。
15日(金)、16日(土)に特別スポーツ走行をこなし、17日(日)の午前9時40分から予選が行われた。雨の予報もあったが、雨が落ちてくることはなく、ドライコンディションで各車アタック。序盤からトップタイムが書き換えられていったが、5周目にNo.92坪井がマークしたタイムを上回ることはなく、No.92坪井がF4で2度目となるポールポジションを獲得した。
クラスの上位6台がコンマ2秒位内に入るという僅差の予選で、No.90根本 悠生はクラス3番手。No.93小河 諒はクラス7番手となった。
予選はドライコンディションであったが、決勝レース開始の1時間ほど前から雨が降り始め、F4決勝のコースイン時には完全なウェットコンディション。しかし、スタート時には雨は止み、午後1時50分に23周のレースがスタート。
ポールポジションのNo.92坪井はスタートで出遅れ、前につける他クラスの車両に進路をふさがれたこともあり、2位に後退。追い上げを開始したが、他クラス車両をかわすのに周回を要し、ライバルとの差は広がることに。
終盤、路面が乾いていく中で、首位を行くライバルを追うNo.92坪井は、3秒以上あった差を、最後には1秒以内まで詰めたが、逆転には至らず、惜しくも2位でチェッカー。初優勝はならなかった。
予選でクラス3番手につけたNo.90根本は、決勝前に車両トラブルに見舞われピットスタート。完全には修復しきれなかった車両で健闘を見せ、最後尾スタートからクラス5位まで順位を上げてフィニッシュ。No.93小河は序盤のバトルの中で接触を喫し、フロントウィングを破損。6位でレースを終えた。
次戦は9月20日(土)、21日(日)の両日、富士スピードウェイで西日本シリーズ第5戦、東日本シリーズ第6戦として開催される。
リザルト
西日本シリーズ第4戦 FCクラス 結果表 | |||||||
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順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回 | タイム | ベストタイム | |
1 | 62 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR | 23 | 22'03.209 | 56.302 | |
2 | 92 | 坪井 翔 | 美人&LTV フィールド FTRS | 23 | 22'04.194 | 56.084 | |
3 | 60 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR | 23 | 22'24.493 | 57.12 | |
4 | 63 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラR | 23 | 22'27.959 | 56.972 | |
5 | 90 | 根本 悠生 | WILL-DO ZTE スピリット | 23 | 22'29.163 | 56.939 | |
6 | 93 | 小河 諒 | TEAM TOM'S | 23 | 22'30.463 | 57.087 | |
7 | 61 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR | 23 | 22'31.650 | 57.244 | |