F4西日本第6戦鈴鹿 最終戦で坪井がポール・トゥ・ウィンの今季初勝利
- コース:鈴鹿サーキット(5.807km)
- 西日本シリーズ第6戦予選:11月22日(土)晴れ:ドライ
- 西日本シリーズ第6戦決勝:11月23日(日)晴れ:ドライ
11月22日(土)と23日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットでF4(フォーミュラ4)西日本シリーズのシーズン最終戦となる第6戦が行われ、トヨタが支援するNo.92坪井 翔がポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を飾った。
前戦より約2ヶ月余のインターバルを経て、西日本シリーズの今季最終戦が開催された。トヨタ支援ドライバーはFCクラスにNo.92坪井とNo.90根本 悠生、No.93小河 諒の3名が出場。今大会もNo.91長渕 蓮は欠場となり、FCクラスは全7名で争われた。
20日(木)より練習走行をこなし、22日(土)の午後3時5分より、暖かな気候の下で予選開始。アタックを開始して3周でベストタイムをマークしたNo.92坪井に対し、ライバル勢はこのタイムに迫ることが出来ず、クラス2番手に約0.5秒もの差をつけてNo.92坪井が今季4度目となるポールポジションを獲得した。
No.93小河がクラス6番手、No.90根本はクラス最下位となる7番手。タイムが伸びなかったNo.90根本はセッション後、足回りにトラブルが発見され、これを修復して決勝レースでの追い上げを図ることとなった。
23日(日)も暖かな日差しの下で、午後2時5分に10周で行われる決勝レースがスタート。クラストップ、総合でも2列目4番手グリッドのNo.92坪井は、スタートで他クラス車両に阻まれる形となり、1コーナーでは一つ順位を落とすこととなったが、続くコーナーで巻き返し、ダンロップコーナーで逆転。首位に復帰した。
その後は、他クラス車両との併走ということもあり、大きく後続を引き離すまでには至らなかったNo.92坪井だが、最後は2位に1秒ほどの差をつけ、トップでチェッカー。今季初優勝を飾った。この結果、No.92坪井は今季のシリーズランキングで、FCクラス2位となった。
No.90根本はクラス最後尾から4周目にはクラス5位、7周目にはクラス4位と順位を上げていったが、3位争いのバトルの中で、7周目の最終コーナーで接触。タイヤを破損しリタイアとなった。
No.93小河はNo.90根本にかわされクラス7位に後退した後、No.90根本らの脱落もあり、クラス5位でフィニッシュした。
これでトヨタ支援ドライバーが参戦する今季のF4シリーズは全日程を終了した。
リザルト
第6戦 FCクラス | |||||||
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順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回 | タイム | ベストタイム | |
1 | 92 | 坪井 翔 | 美人<V フィールド FTRS | 10 | 21'01.571 | 2'05.133 | |
2 | 62 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR | 10 | 21'02.641 | 2'05.227 | |
3 | 60 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR | 10 | 21'02.861 | 2'05.308 | |
4 | 63 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング | 10 | 21'12.106 | 2'05.509 | |
5 | 93 | 小河 諒 | TEAM TOM'S | 10 | 21'12.803 | 2'05.855 | |
6 | 61 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR | 10 | 21'17.221 | 2'05.610 | |
90 | 根本 悠生 | WILL-DO ZTE スピリット | 7 | 14'50.113 | 2'05.494 | ||